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3分で読める本日の注目ニュース(2024年5月25日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・ネット通販大手「アマゾン」の個人事業主の配達員として働くドライバーら16人が、あわせて1億円以上の残業代の支払いを求める訴えをアマゾンの下請け会社などに対して起こしました。

原告 アマゾンの元配達員
「“定額配らせたい放題”という感じで200個以上の荷物を日々配っている。もちろん自分たちの自由裁量なく、当然200個配るとなると12時間、13時間労働となってしまう」

きょう横浜地裁に提訴したのは、神奈川県横須賀市でアマゾンの配達を担う運送会社などから業務を委託されている配達員と元配達員の16人です。

配達員らは運ぶ荷物の量が多く、1日12時間ほど働くことが多いにもかかわらず、日当は1万8000円と決まっていて、働いた時間によって賃金は変わらないということです。

配達員らは個人事業主ですが、実際にはアマゾンのアプリで業務を管理されるなど労働基準法上の労働者にあたり、残業代が支払われるべきだと主張しています。

配達員らは法定労働時間の1日8時間を超えて働いた分の残業代、16人分、あわせておよそ1億1700万円を下請け会社などに対して支払うように求めています。

芸能ニュース

・ネットへの投稿で名誉を傷つけられたとして、「はるかぜちゃん」こと俳優の春名風花さん(23)と母親が、投稿した男性に計約3600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、横浜地裁であった。藤沢孝彦裁判長は名誉毀損(きそん)などにあたると認め、男性に計約380万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は2015年4月以降、6年以上にわたり、ツイッター(現X)やブログで、春名さんや母親に関する投稿を続けた。

 判決は、「風花を合法的に葬り去りたい」「お前みたいな奴(やつ)ほんと要らんからとっとと辞めろ辞めちまえ」など1千を超える投稿について、春名さんらを中傷し、個人攻撃するためにされたもので、不法行為にあたると認定。内容の悪質性に加え、匿名の投稿に対し、発信者を特定するのにかかった費用などを踏まえ、損害額を算出した。

スポーツニュース

・「阪神0-1巨人」(24日、甲子園球場)

 阪神は巨人・戸郷にノーヒットノーランに抑えられ、伝統の一戦で敗れた。屈辱的な敗戦に、甲子園が騒然となった。

 打線は三回まで9つのアウトの内8つがフライアウトとことごとく打球を打ち上げた。相手の2失策で出塁したものの、得点圏に走者を置く場面が訪れたのは九回。1死二塁の好機を作り、阪神ファンから大声援が送られたが、近本と中野が凡退し、聖地のボルテージは急降下した。

 三回には及川が投手前へのゴロで一塁セーフとなったが、記録は戸郷の悪送球。五回も糸原の一ゴロがわずかにイレギュラーする打球で岡本和がはじいたが、記録は失策となった。2度の「E」ランプに甲子園がどよめいた。

 阪神がノーヒットノーランを食らうのは2019年9月14日・中日戦での大野以来5年ぶりで2リーグ分立後は7度目。甲子園では1965年10月2日の広島・外木場以来59年ぶりとなった。甲子園の巨人戦に限れば、沢村栄治に喫して以来88年ぶりの屈辱となった。

 先発・及川は不完全燃焼の形で降板した。四回まで無失点も、五回に泉口に先制の左前打を浴びた。次打者の初球にボールを投じた後に、左手を気にする様子を見せて安藤投手コーチがマウンドへ。治療の後に再び投球練習を行ったものの、そのまま降板。4回2/3を4安打1失点、球数70球でマウンドを降りた。

話題のニュース

・外はカリカリ、中はしっとり、もちもちの焼き立てメロンパン。
千葉・浦安市で人気のパン屋さんの看板商品だ。

今、このパンをめぐって騒動が起きている。

23日から開催する予定だったパンの祭典「パンタスティック!!」。
その中止が初日の23日、突然、発表されたのだ。

千葉・浦安市の「LITTLE BY LITTLE」は、メロンパンを200個納品。
番組からの問い合わせで、初めて中止を知ったという。

LITTLE BY LITTLE・代表 中里昂平さん「まさか中止になってたというのは知らなかったです」

「パンタスティック!!」は、全国からパンやスイーツなどを集め、各地の商業施設などで開催されてきた。

今回は、4月の静岡から始まり、17日から広島、23日から調布、6月には福岡で開催予定だった。

LITTLE BY LITTLE・代表 中里昂平さん「(被害額は)未入金も含めて200万円ですかね」

突然の中止による被害は、パンだけでなく、人気スイーツ店、広島県で瀬戸内海を望む古民家カフェでも影響が出ている。

株式会社 結び・田中裕士代表取締役「主にバスクチーズケーキが、うちのメインの商品なんですけども、おそらく(被害額は)200万円超えてるんじゃないかなと」

主催する会社からは、弁護士を通じて破産申告手続きを開始すると連絡が入ったという。

中止となったイベント会場には、チーズケーキだけでも100個以上が残されていた。

株式会社 結び・田中裕士代表取締役「言葉にならないです。本当に妻とかスタッフも頑張って作ってくれたんですけど、どうしよう...。ちょっと言葉にはできないです。本当悔しいです」

「パンタスティック!!」には、3年ほど前から出店。
しかし、1カ月ほど前から入金がされなくなったため、電話やメールで問い合わせると、担当者からは「入金については、明快な回答ができず申し訳ございません」と回答が来たという。

この担当者を2023年、フジテレビが「パンタスティック!!」で取材しており、「お客さんとお店をつなぐイベントである」と語っていた。

株式会社ローカルズオンリー・ 村上仁取締役(2023年開催時)「このイベント自体は、7年前からお客さんとお店をつなぐイベントとして僕らも開催するので」

イベントを主催する会社は24日は誰もおらず、「パンタスティック!!」のSNSも削除された。

株式会社 結び・田中裕士代表取締役「お金じゃないなと思って。みんな気持ち込めて作ってくれてるんで、それが悔しいです。本当に」

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