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3分で読める本日の注目ニュース(2024年8月1日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、年5.50%を上限とする現在の政策金利を据え置くことを決めました。

据え置きは8会合連続ですが、会合後に発表した声明文でインフレの勢いが鈍化しているとの認識を示し、近く、利下げを始める姿勢を示唆しました。

前回までの声明文では、インフレ率について「依然として高い」としていましたが、今回は「いくぶん高い」と表現ぶりを弱めました。

また、経済の現状認識について前回までは「2%の物価上昇率目標に向けて緩やかに前進した」としていましたが、今回は「緩やかに」という文言を削りました。

こうした表現の変更はFRBが近く、利下げを始める姿勢を示唆したものとみられ、市場ではFRBが次回、9月の会合で利下げを行うという見方が高まっています。

芸能ニュース

・7月31日、Ado(21)がプロデュースする5人組アイドルグループ「ファントムシータ」がセカンドシングルを配信リリース。独特すぎるジャケット写真が波紋を広げている。

ファントムシータはオーディションで約4000人のなかから選ばれた5人組。Adoがプロデュースを手掛けており、公式サイトには《現代のアイドルを「蝶」とするのなら、ファントムシータはそんなアイドル業界にとっては異端な存在である「蛾」怖いとわかっていても手を伸ばしたくなるような、恐ろしくて、美しい。「アイドル」という言葉に相応しいアイドルになって欲しいという願いが込められている》とコンセプトが掲げられている。

そんなファントムシータが31日に配信リリースしたのが、セカンドシングル「キミと××××したいだけ」。音楽関係者は言う。

「ボカロPのきくおさんが手がけた楽曲で、一度聴いたら頭から離れないような中毒性のあるメロディです。狂気的な愛情を歌った歌詞とサビのダンスも特徴的です」

しかしこの曲のジャケット写真が話題を呼んでいて……。

「ジャケット写真に写るメンバー5人の口が、まるで縫われたかのように赤いバツ印がつけられているのです。さらに目はカラーコンタクトなのか、真っ赤でうさぎのよう。目を見開いてアピールしているメンバーもいます。黒い背景に、全員黒髪で黒を基調としたセーラー服なのが余計にホラー感を増しています」(前出・音楽関係者)

X上でも「怖すぎる」という声が続出している。

《Adoさんフォローしてるけど、ファントムシータの新曲のジャケ写が怖すぎて俺無理なんだがAdoさんフォロー外したくないしどうすればいい》
《Adoさんの新譜ジャケットかなりイヤ寄りで困る》
《Adoがプロデュースしてるアイドルのジャケ写トラウマなるレベルでこわかった》

夏らしいといえば夏らしいが、夢に出るかも……。

スポーツニュース

・■パリオリンピック™ 体操男子個人総合・決勝(日本時間1日、ベルシー・アリーナ)

体操日本の次世代エース・岡慎之助(20、徳洲会)が個人総合で金メダルの快挙。団体の金に続き五輪初出場で見事“2冠”を達成した。

東京五輪金の橋本大輝(22、セントラルスポーツ)はあん馬の落下が響いて得点が伸びず6位で、内村航平に続く連覇は叶わなかった。岡は同種目日本人6人目となる金メダルで、ロンドン・リオの内村、東京の橋本に続き日本勢が4大会連続の頂点に輝いた。

話題のニュース

・国から秘書給与をだまし取った疑いがあるとして、東京地検特捜部から詐欺容疑で関係先を家宅捜索された広瀬めぐみ参院議員(岩手選挙区)。7月30日の捜索後に自民党の離党届を提出し受理されたが、地元の支持者らへの説明はないままだ。裏金問題などで与党への批判がやまない中、地元の自民岩手県連への打撃は計り知れない。

 ◇「説明責任を果たしてほしい」

 「小沢王国」に風穴を開け、党勢を立て直そうと2022年の参院選に擁立した広瀬氏が当選して2年あまり。こうして県連に衝撃を与えることになるとは、誰が予想しただろう。

 「具体的にどう対応するか、何も決まっていない」。広瀬氏が離党届を提出した翌31日、岩手県連関係者の一人はそう繰り返した。

 県連会長の藤原崇衆院議員(岩手3区)はコメントを出し、「党を離れたとしても、議員として説明を行う必要がある」と呼びかけた。

 しかし元はと言えば、広瀬氏を国政に送り出したのは自民県連だった。岩手県は長く、小沢一郎氏(立憲民主党)が強い地盤を誇り、「小沢王国」と呼ばれるほどの強い影響力がある土地柄だ。

 自民県連は21年、盛岡市出身で、東京で弁護士として活動してきた広瀬氏に白羽の矢を立て、22年参院選への立候補を打診。県連の期待に応えて初当選し、岩手選挙区として自民に30年ぶりの議席をもたらした。

 21年の衆院選、岩手3区で藤原氏が小沢氏を小選挙区で破ったことに続き、「自民連勝」の立役者となった広瀬氏。県政界の勢力図を塗り替える象徴となるはずだった。

 ◇相次ぐ騒動、裏金問題の逆風も

 しかし23年にはパリ・エッフェル塔前での記念写真に端を発する自民党女性局のフランス研修問題が露見。広瀬氏も研修に参加し、ネット交流サービス(SNS)に投稿した写真が批判を浴びた。自民が全面支援する候補が敗れた同年の岩手県知事選に少なからず影響を与えたともささやかれる。

 さらに今年2月には、週刊誌で外国人男性との不倫疑惑が報じられた。疑惑を事実と認め「私の不徳のいたすところにより、多くの方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまった」と謝罪。県連副会長を辞任し、表立った活動も自粛してきた。

 裏金問題で与党への全国的な逆風が強まる中、県連は4~5月、県内11カ所で支援者を集めた「車座対話集会」を開催した。一連の問題に関する、事実上の「おわび行脚」。来夏に近づいた参院選や、解散がささやかれる衆議院の選挙への対応の足がかりとする狙いがあった。

 6月には党本部が主導する「政治刷新車座対話」が盛岡市で開かれた。小渕優子・選挙対策委員長が県連幹部と意見交換し、再起を図ろうとしていたばかりだった。

 「信頼回復に一つ一つ取り組んできた矢先の強制捜査。影響は大きい」。県連幹事長の臼沢勉県議は取材に対し、そう話すしかない様子だった。

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