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JBC出場カルテット全組褒めるノート

先日、日本国内で初めてのBarbershopジャンルのアカペラのコンテスト Japan Barbershop Convention2024が開催された。

私はVocal Tompectrumとして参加し、それはもう楽しい時間を過ごした。

仙台でたくさんカルテットを呼ぶイベントを企画していて、新しいカルテットができたりカルテットが上達することが何よりも嬉しい。

そんな自分達にとって、いろんなカルテットが成長してステージに上がる姿を延々と観られるJBCはご褒美イベントでしかなかった。このために結成されたカルテットもたくさん!アツすぎ。

感想を直接伝える機会がないカルテットが多いので、ここに全組書いておこうと思う。

#Espressivo

オレたちの兄貴分、ロッカーズのお兄さんたちだ。拍手の受け方、歩き方はトップバッターの彼らを見て「こうやればいいのか…」とこっそり心の中にメモした出場カルテットがほとんどなのではないだろうか?
ロッカーズで活躍するみなさんが元気にカルテットやってるところを見られたのが嬉しいし、もっと他の人もカルテットやって欲しい。声を知りたい(オタク)

#Unstoppable

東京、歌うまレイディースが多すぎる。
最初で掴まれてリードがうまいんだ!と思わせといて全パートうまいという罠。全ソロが豪華。全員シンガー。ボーカルスキルを駆使して安定感をもって歌うというよりは、曲全体にわたってチャレンジし続けてる感じがした。歌えば歌うほどもっとBarbershopらしいハモリが増してきそうで、ずっと続けて欲しい。
Nanaさん、サウンドの存在感がありつつ無理がなくてカッコいいベースだった。テナーもベースもできる!

#Crackerjacks

選曲が良い!メンバーに本当にマッチしていた。無理なく全編にわたっていい表現を続けたら捲られる可能性があるなと思ったのでヒヤヒヤしながら聴いてました。
2ヶ月くらい前の、やや譜面の音に左右されてた感じは完全になくなっていて、TnBrは3日前よりさらに良くなってた感じがした!特にバラード!

#UltraL

客席の後ろで聴いてると、配信の数倍いい。ホールがそのコードで揺れてる感じがあった。個人の発声の良さによるハモった感で曲を満たすだけでは納得せず、あくまでBarbershopらしい音と表現を追求する姿勢が良かったんだと思う。
背景が熱闘甲子園ないしM-1アナザーストーリー並みにいろいろあったのですごい。元メンバーの3人を含めて、全員で育て上げたハーモニーだった。
受賞は本当に泣くからやめて。おめでとう。

#OYAKI

めっちゃ良かった。
喋り声で歌えてる感じ、自然で良かった。特にBassはハーモニーを支えるところもソロの中高音も全て自分の声で歌ってる感じ。ちゃんと音より歌が優位になっているというか。曲もじわじわと前に進めてる。
リードは自分の雰囲気みたいなのがあってカルテットの雰囲気を個性的で良いものにしてる。4人全員がそれぞれのパートに向いてる感じ。好き。

#Girlfriendsβ

リードが超素敵なのは、リードご本人様の力はもちろん他三声の歌い方によるものも大きいと思った!常にリードが聴きやす〜い音量に浮き出ていて、リードを介して音楽を届けるってところだと一番すごいかも。
すーじーさんは個人的に一生目標。毎ステージ「あぁ!こうやれば良かったのか、!」と思うことがある。

#q-uin-b

カルテット名がまず素晴らしい、衣装とセットで覚えられていい!
全員のどことなくかわいい雰囲気と軽くてキラキラした声のリード、何より4声息が合っててめっちゃ良かった。今滲み出てる人間の良さみたいなのを効果的に出せる時が来たらもう無敵。
息が合ってるとスキルアップのスピードが断然速いと思うので、歌えば歌うほど加速度的に練度が上がると思う。羨ましい〜!!

#SoundSowers

歌い始めてすぐ、全員が自分の歌い方・スタイルでどこの真似でもない感じで歌えるんだな!というのが分かった。尊敬します。4月結成でもこの4人ならいいパフォーマンスできるだろうなという。羨ましいです(嫉妬)
バラード・アップチューンに両方独特の落ち着きみたいなのがある。ブラボー!

#AfterTimes

SBFに出てくれた時から、一番我々が学ぶべきカルテットだ!と思っていて、でもあの溢れ出る良さの正体が分からず、今回のジャッジでその正体がどうやらMusicカテゴリの中にあるらしいぞというのが分かった。ずっとハッピーな流れが繋がってるんですよね。
本当に大好きなカルテット。今の変な点数の付き方のAfterTimesがあまりに好きになってしまったけれど、全方向に力をつけたAfterTimesも聴きたくてたまらない。

#MerryWidow

クラシックよりもポップよりもジャズが得意な感じで、日本で暮らしててどうやったらそんな仕上がりになるんだと言いたくなる4人組。アップチューンの高難度アレンジ部分の歌いこなしはダントツだった。習いたい。
Pity Partyをファイナルに残していて流石だった。今大会で一番かっこいいベースソロはMerry Widowだったと思う。「曲間に歓声上げていいのかしら?」な雰囲気がある第一回大会じゃなければもっと盛り上がってたんだろうなと思うと、悔しい〜〜!
私はSmile Medleyが好きです(ファン)

#fourJoy

パフォーマンスの雰囲気がとにかくハッピーで良かった。大一番であることを感じさせないというか!Bassが明瞭でパワフルだけど明るくて、理想だった。リードも立つしテナーバリトンは荷重がLdBsにあるしまさにバーバーショップで、すごいカッコよかった。

曲間じゃなくて冒頭でいきなりしっかり喋るの面白かったです🗣️

#Quatro Voci

なんかかっこいいんですけど!羨ましいんですけど!と思わせる佇まい。
衣装も雰囲気に合っていて、ステージの強度がある感じで超ステキ!選曲もよかった。
バラードですごいringしてる瞬間もあったし、これから日本をリードするカルテットになりそう。歌い続けてほしい。

#CCCats

ありえないくらいのスピードで強くなってるカルテット。息もあってるし入退場もかっこいい。めろこさんがLeadを担当するチームは多くない。
バリトンテナーがさらにハーモニーに自然にコミットするようになって今回凄かった。
これが二日目に残らないんだから日本のレベルもヤバい!

#NorthTimes

始まった瞬間「うわ!ハーモニーが分かってるカルテットだ!」と思ういい音!バリトンの表情と音が完璧。
Sound Sowersさんといい、Reedさんには優秀なプレイヤーが多いなぁと改めて実感。
11位→マイクテスターでの演奏にはドラマを感じた。Come What MayもGreat Dayも涙出そうでした。

#MixedNuts

え!?一曲目むっちゃ良くないか??最初のring見事です!声がシンクロ・ドライブする瞬間の推進力がすごい!Leadの声がSpaceがあってハモリやすい声なのが大きいかも。
2月前くらいに聞いた時とは全然違う。
いい指導をうけて猛練習したんだろうなぁ・・・

#Vagabonds

JBCのVagabondsは、凄かったけどいつもどおりだったと思う。
もちろん練習の成果はあって前聞いた時よりもレベルアップしてるんだけど、いつも通りな感じがある。それがすごい。
俺たちが何年も前から大好きで聴いてるあの音は、あのパフォーマンスは、やっぱり世界レベルだったんだ!という高揚感。
スコアみると全曲ギリギリ勝ててないのが、なんか嬉しい。やっぱ凄いんだよな。Vagabondsは。優勝おめでとうございます。

#fourtune

あんまり演奏を聴いたことはないのだけど、明らかに凄いと知ってる4人組。
うぇる君はリードの人だなぁと思う。声がいいのは勿論ずっと前にいても違和感がなくてステージが持つ。ベースは明るい表情で食らい付いてる感じに個人的にシンパシーを感じる。好き。余力ある感じで完璧な仕事をする2人はテナー・バリトンすぎる。カッコよくて頼もしい。ファイナルも予選もドラマを感じました。

おわり。
自分達がどう取り組んだかはまた書くかもしれません。