はじめに
今回は前回遊んだチャットGPTをもう少し深掘りして遊んでいきます。具体的にはITパスポート試験の問題を解かせて合格できるのか検証します。
検証内容
検証内容は以下の通りです。
✓ ChatGPTに10問の問題を解いてもらいます。
✓ 偶然の正解を避けるため、選択肢とともに選択理由もあわせて回答させます。
✓ 7割(7問)の正解で擬似的な合格とします。(設問数についてはお遊びの延長なのでご容赦ください。無駄に長くなるのを避けました。)
✓ 図や表が含まれる問題はスキップします。
✓ 問題はITパスポート試験.comのランダム出題を利用します。
実際のやりとり
【入力】が質問内容、【ChatGPT】が回答内容です。初回に回答ルールをインプットさせています。その後10問の質問を投げかけました。
さて、合格出来るのか。
正解!
選択理由は一部読み難いですが意図はわかります。
正解!
選択理由も適当です。
正解!
選択理由も詳細で用語選択は得意に見えます。
正解!
やはり用語選択は手堅いのでしょうか。
正解!!
この問題は建物や設備の維持・保全の範囲が要点ですが、解説が少し物足りない理由な気がします。
正解!!
フォーマット無視されました。。
正解!!
フォーマットは無視されてますが理由は適当です。
正解!!
用語の解説も得意そうですね。
正解!!
理由の記載は無しでした。
正解!!
理由も適当です。
検証結果
結果としては10問中10問正解でした。
前回の回答の感触からもこの結果は予想外でした。
回答理由も概ね意図が読み取れるものであり、既定の問題数を解かせても合格できる手応えがありました。
(後半はフォーマット無視されていますが。。)
おわりに
今回の遊びから得る学びとしては、ChatGPTは前提を置くことで、回答の変化があるという点だと思います。回答スタンスや欲しい回答フォーマットを指定することで、より役にたつ回答が得られます。
ググるという言葉が一般化した様に、検索の仕方と同じ程度にはAIチャットボットへの質問の仕方も一般化、フォーマット化されていくのかなと思っています。
しばらくは色々な活用方法を探りたいと思います。手軽ですし、やり取りはおもしろいので、みなさんも是非遊び半分でもさわってみてください。