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Division C Directorの振り返り: 立候補

僕がToastmastersでDivision C Directorになって9カ月。そろそろ任期の終わりが見えてきたので、これまでの経験を振り返っていこうと思う。(Toastmastersでは7月から翌年6月までが1年度。5つ程度のクラブがArea、数個のAreaがDivision、3個以上のDivisionがDistrictという組織を構成している。AreaとDivisionはDistrictの予算でスピーチコンテストやクラブ役員研修などのイベントを企画・運営している。現時点で日本中のクラブがDistrict 76に属しており、その中の関西・鳥取・福井の25クラブがDivision Cに属している)

僕がDivision Directorに立候補しようかなという想いを抱き始めたのは、2022年の後半だったと思う。その当時、自分が言い出して立ち上げたShin-Osaka Leaders Toastmasters Clubで会員が減り、毎回のミーティングで多くのメンバーが複数の役割を掛け持ちしていて自分自身も教育面の責任者であるVice President Education(教育担当副会長、VPEと略記)とTreasurer(会計担当)を兼任する状態だった。(ちなみにToastmasters clubにはPresident(会長)、VPE、Vice President Membership(会員担当副会長、VPMと略記)、Vice President Public Relations(広報担当副会長、VPPRと略記)、Secretary(書記)、Treasurer、Sergeant-at-Arms(会場係、SaAと略記)の7人の役員を置くことになっている)Shin-Osaka Leadersでの2役に加えて、Shin-Osaka Leadersを立ち上げるきっかけになったNishinomiya TGIF Toastmasters ClubでもVPMを兼任していてかなり忙しかった時期。

そんなに忙しいのになぜDivision Directorに立候補したのか?

コロナ禍の影響で多くのクラブが会員を減らす一方の現状に対して、クラブを正しく運営することを促して1つでも多くのクラブが会員数を増やして自立して活発な活動をできる状態になるサポートをしたいという想いからだ。僕自身はコロナ禍であろうがなんであろうが、すべきことを正しく行えばどんなToastmasters clubも20人以上の会員を集めて活気のあるミーティングを継続的に行えるはずだという想いがあったし、今もある。多くのクラブですべきことを正しく行えていなかったために会員が減って苦しい思いをしてミーティングを続けているクラブが多いと感じていた。これを何とかしたかった。

Let's Do It Right.

すべきことを正しく行えばどんなToastmasters clubも20人以上の会員を集めて活気のあるミーティングを継続的に行えるはず

こう思うには根拠があった。コロナ禍に突入した2019-2020年度にNishinomiya TGIFの会長として35人ほどの会員を擁して年間24回のRegular Meetingでは足りずSpecial Meetingを8回行い、年間93本のスピーチというめちゃめちゃ活気のあるクラブ運営した実績があった。2019年10月から活動を始めたShin-Osaka Leadersをコロナ禍真っただ中の2021年1月に立ち上げ、当時会員数の減少で元気がなくなっていたSenri Toastmasters Clubの活性化に貢献したという自負もあった。そのために色んな工夫をしたし、会員にも色々と働きかけてきた。すべきことを正しく行って20人以上の会員を集めて活気のあるミーティングを継続的に行った実績があった。

Nishinomiya TGIFで、Shin-Osaka Leadersで、Senriで行えたんだから、他のクラブでもできるはずでしょう? それができていないのは、それらのクラブでは「すべきこと」が何なのか認識されていないか、それをやろうとする人が足りないか、その両方かだと考えた。そしてその方法を伝え、すべきことを正しくするように促すことが必要だと考えた。

それがこの記事に貼ってある画像の選挙チラシに集約されている。

Let’s Do It Right. 正しくやろう。


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