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30代、未婚シングルが勝ち組という見方

こんにちは、
看護師でフリーランスのWakanaです。


先日、旧友と久しぶりにランチを共にする機会がありました。
昔話に花を咲かせつつ、話題は30代からの
恋愛・結婚・子育ての話に・・・


彼女は現在、32歳の独身看護師で
どうやらすでに結婚することや子供を産むことを
諦めている様子でした。



30代、婚活辛い

新しい出会いの場にもちゃんと足を運んでいるし、
女性らしい服装をする、食事する、デートに行く、「付き合う」契約を交わす

というオーソドックスなステップを
しっかり踏んでいるはずなのに、
いつも結局破局してしまい
「自分は結婚できない」というのです。


確かに、10代・20代の頃に比べて
30年も生きていれば無駄に知恵がついて
純粋に異性を好きになる感情とか
バカになれるようなホルモンが出づらくはなりました。

異性を見るときに
結婚相手や子育てのパートナーとしての視点を
外すことはできないし
何かと打算的になるお年頃。

「あんな人がいい」「こんな人がいい」
という理想よりも
「ああだったら嫌だ」「これだけは許せない」
という条件が増えてくる。笑


未婚シングル、確かに悩みはない

私は、今となっては結婚願望が全くないし
生活圏内に価値観の違う異性がいないことが快適すぎるし
恋愛に憧れる歳でもなくなりました。

もし今私が、
娘いなくて独身で、結婚相手を探している状況だったら
彼女が言う、「いい時に子供産んだよ。勝ち組だよ。」
と言う意見にも同意するかもしれません。


31歳、彼氏なし、結婚願望あり、子供欲しい、
子供を産めるリミットが気になる・・・

 

これって相手ありきの願望だから、
ゴールの見えない現状に漠然とし、
途方に暮れる気持ちもわかります。


だからと言って妥協できる案件でもない。


「結婚なんてのは若いうちにしなきゃダメなの。
物事の分別がついてきたらできないんだから。」

樹木希林さんの名言。首がもげるほど納得。


適齢期なんてもはや幻想

まあ、そうはいっても何だかんだ
35〜40代でも素敵な異性に巡り合って
「ついに結婚したんだね〜!」なんていうエピソードも
よく聞きます。

その後しっかり子育てしてたりして。


若い夫婦にはない落ち着きとか、
人間的に出来上がってるもの同士の結婚って
穏やかな空気に包まれてて、見てるこっちまで
幸せになれるオーラが漂ってる。


だからね、きっとその友人も
「自分は結婚できない」なんて決めつけてしまっているけど
そのうちヒョンっとお嫁に行ってしまうのですよ。



未婚シングルが勝ち組という見方

未婚シングルという生き方は、
結婚や離婚という遠回りをせず、
子供を持つという女性にとって最大の幸せを獲得していて、
しかも子育ての価値観の違いで揉めることもなく、
生活圏にストレス源がない状態なので

個人的にはめちゃめちゃ暮らしやすいです。


だけれども
失うものがない代わりに
得るものが少ない生き方です。


社会的にマイノリティーなことに変わりないので
誰にでもお勧めできる生き方ではないです。


あまりに合理的で、
自分にとっては快適だけれども
娘にとって最適な選択ではないわけです。


旦那が憎たらしいとか、
でもなんだかんだ言って好き、とか
家族で公園に遊びにきている姿とか。


そんな光景を見ると
人間らしくて暖かくて、愛おしいなあ、と思います。


勝ち組ってなんなんでしょうね。

シングル初期は自分が得られなかったものを見て
辛くなることもあったけれど
今は「ないものなだり」や「隣の芝生が青い」
ということは無くなりました。

唯一無二の自分の人生を
誰と比較するでもなく
慈しんであげれたら
シングルでも
既婚でも
独身でも
どれも最高に最強の生き方ですよね。


最後に、友人に言いたい。

「本当に結婚運がないのは私やで」


(笑)





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