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#18 手まり用のお座布団の作り方

#手まりを飾る #お座布団の作り方



手まりの飾り方


私は飾るより手の中で転がして
手触りや重さなどを楽しんでほしいと思います。


でも普段、置いておくにはどうすれば良いのだろう?
という事で、お座布団の上に乗せるのも良いと思います。


籠の中に布などを敷いて、その上に乗せるのも良いでしょう。
今回は、お座布団の作り方を解説します。


お座布団を作る


私の中の常識が、周囲とずれていることに気づいたのが
数年前になります。


普通、家庭ではこういう事を行ってきたよね。
と思いながら、ふと気づくと
母は行っていたが、友人、知人の家では行っていなかった。


または、こういう事はどこの家でも普通やっていたけど
母はしていなかった。
そう思っていたのに、実際は
それは、いつの常識ですか?
という事が多々あったりします。


そして気づくのが、私の中の常識とは
子供時代に見聞きした物に影響されているという事です。
つまり、私の常識は一世代ずれているようです。


私はお婆ちゃん子でした。
5歳まで私を育ててくれたのが、父方祖母でした。
その後、母が家を借りていた大家さん
ここのお婆ちゃんが私の世話をしてくれたのです。


祖母は、私が保育園に入る時
お昼寝布団を縫ってくれました。


母は私が中学生の頃、家で布団の綿入れをしていました。
今思えば、自宅で布団の綿入れをするお家は
近所ではほとんど無かったと思います。


母は、布団屋さんから綿入れの講義をして頂いたと言っていました。
母と同世代の方からも、同じことを聞いたことがあります。
母の年齢を考えると、布団屋さんが綿入れ講義をしたのが
昭和30年ごろと推測できます。


和裁の専門学校へ行った時、2年生の夏休みに
お座布団の綿入れ講義が特別講習でありました。


大きなお布団を家で綿入れするのは大変ですが
お座布団ぐらいは普通に出来ると思っていたのです。


しかし、気づけば綿入れはおろか
針仕事を家でしないのが当たり前になっていました。
時代は変わったと、しみじみ思うのは
歳をとった証拠なのでしょうか?


手まり用のお座布団の作り方


手まり用のお座布団なので、
綿の入れ方は略式になっています。
サイズが小さいですし、実用に使うほど
使い方が激しくないので、一部の工程を省いています。

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読んでいただきありがとうございます。 アトリエを無事引っ越すことが出来ましたが、什器等まだまだ必要です。 その為の諸費用にあてさせていただきます。