仕事の流儀。

流儀なんて言うととても偉そうだけど、

私には、どの、何の、仕事をしようとも

大切にしている 【 決めごと 】みたいなものがある。

私は 【 次の人のこと 】を考える。

たとえば、道具ひとつをとっても

ただ【 同じ場所に戻す 】って事だって

とても大事なことだと思っている。

《あるべき場所にある》

《誰もがすぐにわかる場所にある》

これは大前提だと思っている。

時間のロスを無くし、探し回るイライラを回避できる。

次に使う人のことを思い、気持ちよく使えるように

汚したならば、きれいにする。

【 立つ鳥跡を濁さず 】だ。

私は良く、トイレットペーパーを交換するタイミングに遭遇するが、

これも大事なことで、替えのペーパーが無いならば

入った時点でわかるように ロールがありませんよ!とわかるように

フタを開けておく。

《 ある!と思っていたものが 無い!!って時の絶望感 》は

容易に想像できるからだ。

個室で途方にくれないためにも、先に対処が出来るように手助けをしておく

これは、明日の自分、明日の親友、明日の身内かもしれない。との

想像からきたものだ。

そんなこんなで、私は

《 まだ見ぬ 次の人 》を大切にしている。

いや、私が仕事をした後に、使う人、その先を想像しながら仕事をする。

誰も気づかないかもしれない 小さいことだけど、

でも、それで困る人が減るなら 大成功だ。

例えば、私は《タグ》なるものを付けるが、

その《タグ》は 出来れば きちんとそろっていた方がいい。

一目瞭然で、見やすい場所にある。

それで ミスは減る。タイムロスも減る。

ほんの小さな心がけだけど、

それをクセにしてしまえば 効率はグンとあがると思う。

間違いを減らすために、何度も確認をする《タグ》は

出来るだけ見やすく、間違わない場所にあるほうがいい。

「いちいちメンドクサイ。」

と 言われることもあるが、別に他人に強要はしない。

だだ、私は ミスを減らすためにやる。それだけの事だ。

シンプルに考えれば 【 見にくい よりも 見やすいほうがいい 】

それだけの事だ。

私も 別段 字が奇麗なわけでは無い、が、

見やすいように書くようにしている。

特に数字などは 間違いやすい文字がある。

老眼ともなると 8と6と3 なんて苦戦させられるし、

5と6も 調子が悪いと区別しにくい。

そんなことでミスをしたって誰も得はしないので

出来るだけわかりやすい数字を心がけている。

目が悪くも無い旦那は 自分のタイミングで、自分の気分で

好きなように数字を書くから いつも事務の人や私を悩ませるが、

注意をすれば「だったらお前が書けばいい!」と怒りだしてしまう。

旦那には想像力が無い。【 次の人 】なんて知らない誰かの事よりも

自分が一番大事なのだ。

この件に関しては何度かケンカをしているので、もう口出しはしない。

ただ、気づけば私が直しておけばいいだけの事だ。

ケンカは体力も、気力も奪う。 しなくて済むならしない方がいい。

ひける時は 引く。 これも私の流儀かもしれない。

何もかもを 押すよりも 大事なものだけは 押す。

その方が効果がある。

ケンカをしても ひとっつも良い事はない。

まぁ、雨降って地固まる的なこともあるんだろうけど、

その労力すらも私は惜しい。

穏便に、穏やかに、過ごしたい。

どんなに腹が立ったって、次の日の仕事を休むわけにはいかない。

それは相手も同じこと。だから 気持ちに折り合いをつける。

どんなにムカついていても「死んでほしい!」とまでは思わない。

だから とりあえず出がけにケンカはしない。

必ず「気をつけてな!」と送り出す。

もし、事故にでもあって、それが最後の会話になったりしようものなら

一生ものの後悔になるかもしれないからだ。

って、仕事の流儀が、夫婦の流儀になってしまったが、

《まだ見ぬ次の人》を思って仕事をすると

気持が丁寧になる。

そんなこんなで、連休中も頑張りました!!!

そして、今日からもさらに頑張ります!!!

自己満足の世界ですけどね(笑)

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