映画日記12/10

「幸せなひとりぼっち」を観た。

この映画のリメイク版が「オットーという男」で主人公の名前が「オーヴェ」になっている以外はだいたい同じ。妻を亡くし、職も失って生きる希望をなくした男の偏屈で孤独な男が近所に越してきた女性とその家族との交流を通じて再生していくという物語。本家を観てわかったのは、リメイク版の「オットーという男」はエモ多しだったこと。エモくて全然いいんだけど、オットー版は背景とか行動にいくつか謎がある。オーヴェ版 (幸せなひとりぼっち) はそこをていねいに描いているから見やすい。名画座みたいに二本立てで観るとおもしろいかもしれない。

追記)
↓このセリフ刺さって写真撮った。

「幸せなひとりぼっち」
(監督ハンネス・ホルム  / 2015年)