てこもと読書メモ vol.7 方舟

方舟 夕木春央
進捗➡︎読了

プロローグ
本でっけ〜〜 片手で持てない まあ文庫じゃないからね
導入おもしろ!

1 方舟

7人おる
隆平➡︎彫り深 腕太
祐哉➡︎ボロ橋に一番最初に乗った人 ここに来ようと言い出した張本人
花➡︎一人称がうち
柊一➡︎視点主
祐哉のおじさんが持つ別荘に泊まっていて、「ヤバめのことに使われてた施設」に向かっている
メンバーは大学時代の知り合いと柊一のいとこ
思ったより移動に時間がかかり、この日はそこに泊まることになりそう
麻衣➡︎隆平となにか?
さやか➡︎敬語 おだんごヘア
翔太郎➡︎柊一のいとこ 5年前に叔母から相当な遺産を継いでいる
柊一は今回の集まりに揉め事の気配を感じていた


マンホールのようなところから入ることが出来、地下3階まで続いている
洞窟上の横穴で緩やかに下っている
通路の途中に鎖でぐるぐる巻きにされた岩
途中から板張りの床に変わり、鉄扉を開けた先には廊下が続いている かなり広い
発電機がある
ホテルみたいなドアがいくつかあり、107号室に発電機 機械室?
発電機自体は古そうだが燃料のボンベは新しそうだった 起動し、電気が付いた
106号室が食堂 汚い椅子や机
水道は使える
祐哉、柊一、翔太郎の3人で建物を見て回る

古い貨物船のような雰囲気 広さや構造も貨物船に近い
扉に番号が降ってあり、鉄扉を背にして右手に101,左に102…と続いていく 104はトイレ
107番の機械室を行き過ぎると廊下は左に曲がる 曲がり角に降りる階段
左に曲がると5mほどですぐ右に曲がる そこから108〜と続いていき120番まである
天然の空洞の形を整え壁を配置するなどして作られた建物
地下二階も同じ作りで201〜220番まである トイレの下が便槽になってる
地下二階の階段を降りた左側は暗くなっていた
祐哉が半年くらい前にたまたま見つけた建物らしい
50年前の過激派の建物?

208号室には廃品置き場 軍手、草刈りの鎌、スピーカー、銅管や木の端材… 麦わら帽子
209番 鎖に手枷と足枷がついた拘束具 座面がとがった椅子…といった拷問器具が
拷問器具使われだしたらエグい

3階に降りる場所は2階の橋にある
2階の鉄扉を開けた先に巻き上げ機があり、1階の大岩と繋がっている
地下3階は浸水していて入ることが出来ない
地下三階に細いダストシュートのようなものがあり一応そこからも出られる作りになっている
機械室に館内図 建物の名称が「方舟」
機械室のデスクの上にモニターが 監視カメラのモニター? 起動して入口の様子が映された

花、さやか、祐哉が一時外出
隆平と麻衣付き合ってるの?

3人が家族連れを連れて帰ってきた
50代角刈りの父 ふくよかでショートヘアの母 中学生くらいの息子
周辺全て電波が通じない
これで10人か


矢崎一家
幸太郎➡︎父 
弘子➡︎母
隼斗➡︎高一
もともと大学の登山サークルで一緒だったメンバー
付き合ってるとかじゃなく結婚まで行ってた
嫌な建物なこと説明されるのやだなー
夕食
矢崎一家が先に寝床へ 


午後8時 雰囲気が悪い
いやな死に方の話したくなさすぎる


各々解散していく
隆平と話す時の柊一が不自然に平静を装ってる
さやか-花 隆平-麻衣 祐哉 柊一-翔太郎って感じかな
柊一と翔太郎は112番を使った
トランシーバーアプリで麻衣から着信が
柊一と絲山夫妻について 1年ほど前に麻衣から柊一は相談を受けていた 2人はちゃんと付き合う前に結婚した感じらしい
最近その事が隆平にバレ、音沙汰がなくなってからのこの日らしい
気まずくて呼んだのが翔太郎
ふむ…

2 天災と殺人


地震 でかい
5分近く揺れ続け、揺れが最大になった瞬間銅鑼のような音が響き渡った
揺れがおさまる
出入口に急ぐと、メンバー7人がわらわらとあつまってきた 
103号室から矢崎一家
バリケードにする為の岩が揺れで転がってきたらしい
閉じ込められた アーン泣
こんな場所に閉じ込められたら平気で発狂できるな


岩がピッタリと鉄扉に張り付いているようである
あららら…
誰か一人を犠牲にして岩を落とさないとこの施設を出ることが出来ない状況に
六角レンチ探し

あたまを打った花以外のメンバーで探す
非常口側の入口が倒木や岩で塞がれている 地震の影響で橋まで落ちていたとしたら…

水かさが増している 水が流れ込んできている様子
このままいくとこの施設はそのうち水没する


地震ヤバすぎ内
祐哉?隼斗が発見し殺されていた
祐哉いつからいなかった?? レンチ探しのとこからいないかな?そこで殺されてるのか


祐哉が死んでいたのは120号室
うわー
犯人が冷静な状態で殺人をしたのは間違いなさそう
なんだろう、なんか余裕ある人物が居そうだよな


タイムリミットは1週間ほど
120号室にいた祐哉が背後から首を絞められた、くらいの情報しかないなぁ
アリバイのある人間は誰もいない


幸太郎に2階の配線の整理をたのむ
215室からさやかが工具箱を持ってきていた
缶詰や水 釣り用のウェーダー ダイビングで使うタンク 拷問器具などを1階に運び込む
祐哉の遺品 特に不思議なことは無い ポテチを回収


疑問
祐哉はこの120号室で何をするつもりだったのか(この部屋はレンチがありそうな感じはしない)
翔太郎全員が右利きなこといつの間に調べたんだ
犯人がなぜこんな状態の時に祐哉をわざわざ殺したのかという謎だけ残った


午後5時
食堂に花さやか柊一  117に麻衣と隆平 103に矢崎一家、翔太郎は水位を測りに移動
矢崎一家はたしかに変ではある(行動や妙な落ち着きなど)
矢崎一家はずっと103にいるが、一瞬食堂に来てたかも?
夕食を一緒に食べようとはしない 矢崎の態度は配線の整理をした時と比べよそよそしくなっている


夜十時
隆平と麻衣の様子を見に行く 揉めている様子
麻衣が出てくる
食堂で隼斗がポテチを持っていこうとしたところを隆平が怒鳴り、それについて喧嘩をしていた
そりゃ矢崎も嫌がるわけだ
隆平が一気に非難される
怖いよ〜〜
116号室に麻衣
柊一が麻衣のことしか考えられなくなってしまった…


朝8時くらいに食堂へ 花とさやかがあとから起きてくる
その日の昼に仲直りの会が開かれる
9人全員が食堂に顔を揃えた
喧嘩のきっかけがきっかけだからな〜
隆平態度悪すぎる
矢崎が一同がここへ来た理由について聞く
祐哉は半年前にこの施設を見つけている さやかは写真を受け取っていた やり取りをしていたのはさやかだけだったらしい
矢崎は口ではこの場所を知らないと言うが実際はわからない 矢崎はなぜそんなことを聞いてきたのか?
何か普通の家族ではなさそう

十一
午後3時
115号室からさやかが出てくる 花と部屋を別にする様子 108号室へ
夜の八時頃に夕食
コンロの復旧ができないか 矢崎家は7時に缶詰を取りに来てから部屋にこもっまたまんま
9時頃に112号室に戻る
108号室の前に花とさやかがいて、黒っぽいものを花に手渡していた
犯人についての手がかりはない
集団でいた方が安全なのにバラバラになるのはかなり奇妙な状況になっているという話
2件目の殺人なー 起こるよなー

3 切られた首

朝7時 誰の首が切られたんだ……
翔太郎は先に起きており、水かさを見に行っていたらしい
食堂へ あとから花がやってくる 花には気がかりがあるらしくしきりにさやかのことを気にする
さやかから花が受けとっていたのはテープ それからさやかはあちこち部屋を覗き回っていたらしい
108号室にさやかがいない さやかの荷物もなくなっている えーさやかなのか
隆平と麻衣がやってくる 矢崎家もやってくる
全員でさやかを探す
206号室にさやかの死体があり、首がなかった
死ぬ前のさやかの行動的にも、さやかが「殺された理由」はその前の行動によるものだったとしてもおかしくないなー
あとは首が持ち去られた理由と胸を刺された理由か

二 
さやかには胸の真ん中辺りに刺し傷があった 血があまり出ていない
首に索条痕が残っているので、首を絞めたあと胸を刺し首を切って持ち去ったということになるか
血の流れたあとがそこかしこに残っていて、拭き残しや血糊を靴で踏みつけたあともあった
ゴミ箱にはエプロンやゴム手袋、長靴 血で染っている
首を持ち去らなければならなかった理由があるはずやね
右の長靴のかかとに紙製のウェスの切れ端 血を拭くのに使われたのか?


手荷物検査 そういえばさやかの荷物ごとなくなってるのか
手荷物検査では何も見つからず
108号室へ
マットレスを動かすと黒いテープの切れ端が ガラス片にテープを貼り付けたもの
昨晩、さやかはすごく困った顔で廊下を歩いていた
食堂のテーブルの下を覗いてた等目撃証言 探し物をしていたらしい 10時くらい? 花が見たのは9時半頃
さやかは自室でテープを使って床を片付けたあと、なにかの理由で捜し物を始めた この動きの中に殺された理由があったかもしれない?
元々殺す予定の人物だったのか、何かを見たりして口封じで殺されたのか
殺害現場は恐らく見つかった206周辺だろう
うーん、やっぱ動いたことがさやかが殺された理由に見えるなぁ それが1番納得感あるな現状は
荷物もそうだよねぇ 
スチール棚の1番上のかごが床に下ろされていて、ウェスのパックが4つ入ってる 1個持ち去られたっぽい
狂気の出処
207号室の工具倉庫 のこぎりがたくさん
殺害現場の近くに凶器らしいものはたくさんある
さやかは床のガラス片を片付けたあと捜し物を始めた➡︎夜十時以降になって恐らく見つかった206の近くで犯人に遭遇し首を絞めて殺された
胸に刃物を突き立てられ首を落とされているが、どちらが先だったかはわからない
首を落とすことに決めた犯人はウェスを取りに行き、のこぎりエプロンゴム手袋などを用意して作業に取り掛かる
終了後ウェスで床の血を拭き、衛生用の品ものはゴミ箱に捨てた
首とウェスト凶器を、恐らく地下三階に捨てた
さやかの荷物もなくなっている なんとなく荷物がなくなってて探してたんじゃないかなと思っているのだけど
さやかの荷物が回収されたタイミングもわからない
⤴︎︎︎以外の「謎」について
・犯人が必要としたものについて
だいたいのものは2階で調達できたのだが、ウェスだけは1階に上がらないと調達できなかった
ウェスのある周辺の部屋には人がいたので、そのリスクを背負ってまでウェスを取りに行った理由は何故だろう?
難しい話だね!!


さやかの写真を残しておく
死体を祐哉の横に並べ、その他の仕事は翔太郎に任せた
午後二時半頃、地下二階の浸水が始まる
機械室に花がいた 外の様子を眺めたかったらしい
首を落とした理由は、さやかの顔に犯人にとって不都合なものが残ったから、でいいのかなぁ
切羽詰まった状況でみんな弱ってきてしまった
矢崎が「話したいことがある」


日が暮れる頃
矢崎家はこの地下建築を目指して山奥を迷っていた
この地下建築は新興宗教が使っていた 矢崎妻の弟が妙な宗教にハマり、しばらく前に失踪した
宗教の内容は「終末思想」 弟がいなくなったのは2年前
しばらく行方が掴めなかったが、最近弟のパソコンからこの地下建築の話が出てきた それで様子を見にここに来ていた
まあ真偽については判断できないが、納得のできる話
家族で示し合わせてってのも変だし一旦本当の話として見といてよさそう
ちょっと険悪になって終わったの渋ぃ〜
これこの宗教の人がメンバーの中にいたとしたらその思想の内容的にかなり大変なことになりそうだけど



さやかの事件の謎についておさらい
・事件前、さやかが探していたものはなにか?
・さやかを殺した犯人は誰か?
・犯人がさやかを殺した理由は?
・犯人はなぜさやかの胸に刃物を突き刺したのか?
・犯人はなぜさやかの首を切断したのか?
・犯人が雑巾でなく1階にあるウェスを取りに行った理由は?
・犯人はなぜさやかの荷物を処分したのか?

翔太郎はいくつかは解けたらしい
まず首が落とされた謎から
首に証拠が残った、は考えにくい
首を落とすことの必然性➡︎考える上で必要なのは「さやかが捜し物をしていた」事実
スマホ、なるほど 顔認証
さやかってそういえば、来た時めちゃくちゃ写真撮ってたよな スマホだけないと違和感があるから荷物ごと処理したのか? 
スマホが見つかったら顔認証を使われてしまうかもしれないので、先に首を処理した なるほど
そうなると矢崎一家はかなり白いのか?
1-3-5-7の謎はそれで解決
あれだあと、さやかって祐哉からこの建築のことが送られてきてたって言ってたよな このことは矢崎一家も聞いてるからやっぱみんな怪しいか
まずひとつ、さやかのスマホを見つけ出したい
地下三階に潜ってさやかの首を取ってくる←きつすぎる
スマホ探しへ
地下二階の水もう結構上がってきてるな
館内を見たがスマホは見つからなかった
スマホの所在もまた謎だなぁ
そもそもほんとにスマホが目的なのかって話もあるけど、それ以外なんも思いつかんしスマホで良さそうよな


起きると午前10時
食堂に行くと翔太郎がいた 入れ違いに出ていく
地下二階から物音とやり取り 矢崎家のよう
階段に向かうと麻衣がいた
めちゃくちゃ上がっている
小部屋に入らず巻き上げ機を回そうとする家族
見込みはなさそう あってもおかしいが
家族なー 
ハンドルを回しかける矢崎父 みなで制止する
岩は少しずり落ちたが、自重でそのまま落ちてくるということはなさそう
階段に戻ると隆平がいた 喧嘩開始
あらら…
犯人を見つけるしかない状況なのは間違いない
お、重たい………
柊一の両親どんな奴なんだよこれ
いい雰囲気になっちゃっている あららららら


部屋に戻る 翔太郎の姿はない
1時間くらい寝ると翔太郎がドアを開けた さやかのスマホを見つけたらしい
215番室の倉庫 工具箱を取りに来た時に忘れたらしい
工具箱とデニムのスマホカバーの色がそっくりで気が付かなかった
さやかは夕食を食べている時コップを割る➡︎絶縁テープを取りに215に来て、そこでスマホを忘れる➡︎掃除を終えたあとスマホがないことに気づく➡︎探してる間に犯人に殺される
こうなった以上は翔太郎が推理した目的で間違いないかなー 
このスマホは見つかったということに大きな意味がある これ犯人もきっと見落としてるんだよな 215に入ってないか、入った上で見落としている(工具箱を使ってない)のか
さやか殺しは2階が主戦場になっていて発見場所も向かいの216なので、犯人にもスマホを見つけられなかった理由があるはず
この工具箱は下の段にあったので、目線は低い


それから丸一日は何事も起こらなかった
タイムリミットが近づく
翔太郎はある程度目星がついてきている様子
第3の殺人

4 ナイフと爪切り

午前2時半
ウェーダーが沈んでいる
地下二階を進む 207号室(のこぎりやナイフがあった場所)の水没した棚の一番下に矢崎の死体があった
下着姿 シャツの胸あたりに刺傷
その近くに枝切り鋏が落ちており凶器に見える


父親は倉庫で犯人を捕まえようとしていた
倉庫の奥の棚の棚板の裏側に、さやかを刺したと思われるナイフを見つけたらしい
どうして犯人はナイフを捨てずに置いておいたのか?
倉庫に隠れて回収しに来る犯人を取り押さえようとした
夜7時からずっと倉庫に隠れていた
ウェーダーは置いておくことになっていて、ウェーダーも着ていなかった
ナイフが回収されたかは見ていないが、スマホは持ち去られたかもしれない


現場検証
スチール棚の上にマスク ダンボールの切れ端は矢崎がスマホを隠すためにつかったもの
ナイフの回収はしておらずその場所で見つかった
棚を動かすとスマホが見つかった 解除はできない 
脱ぎ捨てられたウェーダー これを履いて犯人は移動していたことになる
ウェーダーを拾い上げると、祐哉の爪切りとチャック付きのビニール袋が出てきた なぜ犯人は爪切りを持ち出したのか? 爪切りは何に使ったのか?


スマホの解除が出来ないか試す
制止するも、弘子は矢崎を連れて3人で部屋に戻ってしまった
手荷物検査をした日の夜から前日、缶詰を取りに食堂へ行った午後8時までの間
一連の事件について気になること
・爪切りとビニール袋が現場に捨てられた理由は?←それだけ焦っていたのでは
・わざわざ祐哉の爪切りを持ち出した理由は?←機械室のデスクにも爪切りはあったが、全員が把握していた訳では無い
・この事件は今までと同一犯なのか?←そりゃそうとなった
祐哉の事件は何で起きたのか全く見当がつかない


証拠品を1箇所にまとめておくことに
その後食堂へ 食堂には矢崎家以外の3人がいた
膠着状態になっちゃった
隆平が柊一に敵意丸出し


残り丸1日がタイムリミット
弘子の決意は固まっている様子 隼斗〜


指紋認証が上手く使えないらしい
しばらく進捗はなく 残り14時間余りとなった


隆平がヒステリックに
矢崎家の部屋へ全員で突撃する
隆平のこういうとこ凄いけど見習いたくなさすぎる
隼斗が隆平と柊一に襲いかかる!!!!
精神ぶっ壊れて当然の環境だからなー
麻衣からの提案 スマホのロックって指紋じゃないこともあるんじゃないか?
提案された方法を試すとロックは開いた
動画の内容
息を潜める矢崎
やがて画面の右上が白く光る 犯人が蛍光灯のスイッチを入れた ウェーダーの二本足が歩く 奥の棚に向けて
犯人は立ち止まり状態をひねってこちらを向いた 矢崎に気づいた瞬間 左奥に進みこちらを向き直すとカメラに向かって突進してきた
映像は激しく揺れる 矢崎が殺され、映像は終わる
午後10時48分が殺された時間 死体発見の四時間くらい前
ここから解決編か

矢崎父が帰ってくるのを待っていたアリバイがある矢崎家のふたりはないかな?
さやか殺しについて
・殺した後に胸を刺した理由
・雑巾でなく1階のウェスを取りに行った理由
矢崎殺しについて
・さやか殺しに使ったナイフを捨てずに残した理由
・爪切りの用途は?
・犯行時刻は上の通り、この時間移動できたのは?
まじでわからん! 爪切りの疑問のシーン、これは関係ないぞって教えてくれてるシーンにも見えるんだよな
祐哉はなんで殺されたんだろうなー。さやかも殺されたので、この施設自体に理由があるんだと思うんだけど
さやかが殺されたタイミング的に、あの食堂での一件がさやか殺しに結びついてそうなんだよな 花はさやかが写真を撮ってたことを元々知ってたからちょっと薄い気がする
意外なのは麻衣で、もっと意外なのは探偵役か視点主くらいの話しかもう思いつかないかも
隆平だとしたら人となりそのまんますぎて逆に意外かもしれない
雑巾じゃ出来なくて紙製のウェスなら出来たことなー
結末読みます

5 選別

うーむ


祐哉が殺されたのって閉じ込められたことも関係してたのかなぁ
証拠はおそらくあった その可能性に気づいた時には既に遅かった スマホ?か?


さやか殺しの謎ね
雑巾にできなくてウェスにできることが思いつかないのよ! ウェスは小さくできる これしか思いつかんかも
軽くて薄くて破れる ふむ
ひかりを漏らしたくなかった それで細かくしたウェスを詰めたと なるほど
なるほど確かに テープを使わなかった理由か
うーむうむ 見つかっていないということは、ってことね
隆平か麻衣 この二択になった
麻衣の立ち回りがめちゃくちゃ犯人っぽいな


爪切りと袋 必要だったのは「祐哉の爪切り」
スマホを袋に入れてたのか 爪切りは関係なかったんだな
麻衣のスマホの話どっかになかったっけ なかったか
防水機能の話ってそこでされてたか 古すぎて忘れてた
おおーーーーー
柊一殺人鬼とキスしてんぞ!!!!!!


麻衣の隆平への恨みやば
ナイフの意図、残しといたのはそのためかぁ
写真それだったか じゃあマジで建物なんも関係なかったな


麻衣こわ すご
1個目の犯罪を起こすまでがマジで早すぎるし冷静すぎるな
えーだって麻衣ってさ、矢崎が岩落としかけた時本気で止めてたよな
これ落とした人だけが助かる道ってあるのか? あれが良心じゃなかった場合自分が落としたかったってことになるけど


死刑の執行現場じゃん

エピローグ
うわ!!!トランシーバーアプリだ
あえ??
こいつやば!!!!!!!!!!!!!
うわーそれがあったか それは分からんかったなぁ
隆平と喧嘩して部屋別れた間にそんなん作ってたのか
やっぱその話したときなのかーーー 上で書かれてた動機に違和感はあったけど
殺人を起こして、犯人だと暴かれたかったと
生き残るための方法を一瞬で見つけ出して殺人を重ねてたのか
今説明されてる動機説得力強すぎて5章で書かれてた嘘の動機カスに見える
これ祐哉がここに来ようって言ってなければ全く起きてなかった事件なの祐哉大戦犯すぎる
柊一への感情が本物なのがまた怖い 凄みすらある
頭のキレすぎる殺人鬼と両想いになってその殺人鬼から今から死ぬことを通告されるのエグすぎる

感想

トリックについては、わかるところもあったけど光が漏れるとか、そういうのはわからなかったなぁ。というか、この作品の中で「トリック」ってほとんど出てきてないかも。紙をミチミチ詰めて光漏れるの防いでたのとダミーのナイフわざと残してたのだけ。首落とした理由は中盤ですぐ判明するし。むしろ「動機」の部分の方が全面に押し出されてるミステリって今まで読んだ中にはなかったしやっぱ珍しい気がする。
むしろこの小説の本筋って、犯人である麻衣が持っていた「生への執着」を表現するためにミステリというジャンルが使われた、くらいの印象だなぁ。それでいてしっかり犯人が特定できるようにはなっているのがやっぱ美しい。隆平がスマホ落としてたのまじで昔の話すぎて忘れてたけど。
論理まではわからなくて、かなりメタい読みで自分の犯人予想は麻衣に寄っていた(隆平だったらそれはつまらんだろと思ったから)のだけれど、それぞれの行動が自分が生き残るために起こされてたものだとおもうとかなりゾッとするな。麻衣の行動にラストシーンへの筋が通り過ぎている。
やっぱ1番読ませたいシーンってエピローグ部分ですよね…。なんか麻衣が易々と死にに行くとは思えなくて塞がれた側の人間だけが助かる道って何かあるかなって思ってたんですけど、監視カメラはマジで思いつかなかった。というか考えてすらなかった。物語で初めに書かれてる状態って前提条件なんだと思ってた。浅ぇ。浅ぇよてこもと。凄かったなぁあれは
ほかの全員を犠牲にしてでも生き残ろうとした麻衣が唯一柊一に対しては本物の感情を持っていて、本当は2人で脱出することを望んでいたっていうのがまた、この話の後味の悪さを増幅させているよなぁ。柊一にしたってその思いは同じだったわけで。とった行動が違ったというだけでこんな結末になるんだなぁ。
このメンバーでもう3つくらいマルチエンドが見たいな。①柊一が麻衣について行って2人で岩を落とすエンド ②事件が解決せず麻衣が自ら名乗り出ていたエンド ③そもそもこの事件が起きない、ミステリじゃない別のジャンルでこのキャラたちが過ごしていたら…
そんな妄想をしながら今夜は寝ます。お疲れ様でした

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?