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【阪神JF】好走血統該当馬のご紹介


阪神ジュベナイルフィリーズ(以下阪神JF)
過去レースの好走血統該当パターン解説と
今開催レースの好走血統該当馬のご紹介です。


好走血統記事を初めてご覧になられる方は
まずはじめにコチラをお読みください。


・過去レースの好走血統該当パターン

サンプル年数: 5年間
好走血統:A,B,C
馬場:全て良

2020 
1着 B×A
2着 非該当
3着 母A.B

2019 
1着 非該当
2着 母A
3着 母B

2018 
1着 母C
2着 A×B
3着 父B

2017 
1着 母C
2着 A×B
3着 非該当

2016
1着 父C
2着 非該当
3着 非該当
好走率
父A:0/6 母A:1/5
父B:1/7 母B:1/12
父C:1/7   母C:2/8

A×B   2/4
B×A   1/4

 

阪神JFは2歳戦なので仕方がないのですが
好走血統パターンに大きな偏りは見られません


実際、好走血統A,B,C
この時期の阪神馬場適性が非常に高く
古馬戦であればかなり優位に働く血統なのです。


こうなってしまう原因の一つとして
早熟型の好走」が挙げられます。

牝馬の勢いという表現もよくされますが
阪神JFは3,4連勝で挑む馬の好走が目立ちます。

配当面もかなり堅い決着が多いです。



・血統Bの成績が不服だったので深堀してみた


とはいえこれで終わってしまっては
血統記事として体を成さないので

適性はあるはずなのに、あまりに成績の悪い
B配合のデータを深堀りしてきました。


その結果

母父Bは全滅
好走したのは母母B、母父母B

となりました。

これを解説しようとすると
専門的かつ長くなるので割愛しますが
母父Bは割引対象として扱ってもよさそうです。



・母系サンデーもほぼ壊滅。レース条件を考えれば必然?


珍しく好走血統以外の話になりますが
なかなかのキラーデータのためお伝えします。


過去 5年 好走馬15頭中

母父ディープ 0頭
母父サンデー 1頭

※母父サンデー 唯一の好走馬は父B配合

母父サンデーは過去10年まで遡っても+1頭。
そしてやはり好走血統(父A配合)持ちでした。


そもそも、2歳牝馬に冬のタフ馬場
坂あり阪神1600mというレース条件は
かなり厳しいものです。


血統面のデータを後押しするように

過去 5年
馬体重440kg未満の馬の好走率 2/27(7.4%)

という数字も存在しており、間違いなく
母系サンデーは苦戦傾向にあると言えるでしょう。


前置きが長くなりましたが、以上を踏まえた上で

今開催阪神JF
好走血統該当馬をご紹介します。

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