大陸王朝の華夷秩序と柵封体制、そして倭国の自主独立を教科書は記述しない

中学歴史教科書と高校山川出版では、華夷秩序と柵封体制を教えない。自由社は、教えています。
 ワカタケル大王(おおきみ)の剣。この鉄の剣は、東大の日本史の入試問題にも出たほど有名です。しかし、学び舎や高校山川で学ぶ生徒諸君は、この問題の正解を書くことはできないかもしれません。しかし、自由社の教科書には、この答がそのまま書かれているのです。
 朝鮮半島南部に、高句麗の軍事的圧力が強くなる中、倭国の立場を強くするため、宋に倭国の軍事的支配権を認める称号を要請し、認められた。国内では小国分立の
状態から天下統一が確立し、百済から渡来した知識人、技術者を組織して倭国は、統一国家の発展を図った。そののち、宋の称号には効力がなく、倭は、外交戦略を転換し、柵封体制からはずれ、倭王武以後、使節を送らなくなった。

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