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帝人コードレ株式会社の「コードレ®」

帝人フロンティアのグループ会社である帝人コードレ株式会社は、人工皮革や合成皮革の開発・製造・販売を行うメーカーとして、1971年に創立しました。
今回は、帝人コードレの「コードレ®」をご紹介します。

人工皮革からフィルムまで「コードレ®」の技術開発

社名である「コードレ®」は、帝人コードレが製造する人工皮革やフィルム製品の総称としても使われています。
帝人コードレは、もともとスポーツシューズやボールなどの競技スポーツ用途に強いメーカーです。
耐久性や耐摩擦性、デザイン要求などへの対応力が必要とされる競技スポーツ用途で培った強みを、ランドセルなど生活・産業用品の様々な部材にも生かしています。

人工皮革とは

人工皮革とは、ポリエステルなどの特殊不織布の基材にポリウレタン樹脂を組み合わせたものですが、10年ほど前から、不織布を使用しないフィルムタイプも製造しています。
フィルムタイプは、軽い上に熱圧着で加工できるため、縫製や接着剤を使用することなく、成形の自由度も高くなります。さらに特殊加工で濡れても滑りにくくなっているんです。
このフィルムタイプは、サッカースパイクのアッパー素材の主流となっています。私たちの製品が使われたシューズを世界的に有名な選手が履いているのを見ると、うれしくなります。

フィルムタイプ

ヴィーガンと環境配慮を両立

人工皮革の一部は、別名「ヴィーガンレザー」とも呼ばれ、動物性由来原料を使用しないレザーです。
帝人コードレは、この動物愛護に資するヴィーガンレザーを生産できることを強みとし、さらに、人工皮革の基材を帝人フロンティアのリサイクルポリエステル「エコペット®」に置き換えるなど、環境配慮企業としても取り組んでいます。

帝人コードレ株式会社の詳細は下記Webサイトで!
https://www.teijin-cordley.co.jp/