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せいいっぱいの「あわよくば」を込めて。

20年ぶりに手紙を書いてみた。

ぺーにょ01

手紙ってすごくめんどくさい。

紙とペンがいるし、便箋にいいようにおさまらないかもしれない。
2枚目の途中で書くことなくなったらどうしよう。

だから、僕はまずはPCで文章を書き直しながら決めて、
その文章を便箋におさまるか鉛筆で下書きをして、
ペンで清書した。この文字でも全力で清書した。

ここまでのめんどくささを乗り越えられたのは
あわよくば、と思っていたからだ。
これをきっかけに、あわよくば、初恋の人に会えないだろうか。
そんなよこしまな思いで乗り切った。


と、悪ぶって書いてみたけど、
実際は結構楽しかった。書いていくうちに
気持ちも整理され、変化していくのが実感できた。

年賀状も少なくなってきている今、
ちゃんと手紙を書いているのは、
花嫁くらいかもしれない。

聖徳太子が隋に送ったころから
手紙は重要な連絡手段だし、
光源氏も思いを紙にしたためて
女性に送ってた。

昔からめんどくささの裏側には、
その人への想いが込められてるんだなと思った。

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このnoteは、「素敵と言わずに素敵を伝える手紙」というテーマで、"私の大好きな素敵さん"について書かれたものです。
我々「手紙の企画」は現在、みなさんの思い浮かべる「素敵さん」へのお手紙を募集しております。

忙しなく過ぎていく日々の中で、つい置き忘れがちになってしまう自分や相手への気持ちを、ペンと便箋と共に、一度一歩深く考えてみませんか?
こちらのnoteを招待状として、みなさんにお届けします。



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