最近観た映画、その1

あったかくなってきたので映画を観に出かけるのが苦じゃなくなってきました。

長いこと書いても平気だからnoteに感想を書きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『パーティーで女の子に話しかけるには』

観ている時は主人公のエンとヒロインのザンの姿を追いかけるのと

70年代のパンクムーブメントの用語に気付いたりするので精一杯だったんだけど、

後から思い出すとじんわりするシーンが多かった。

彼らを見守る(?)パンクおばちゃんのボディシーアが

ザンの顔を見て「ミルクのような肌」、

同様にエンの顔を見て「高級なブルーチーズのような肌」と

それぞれ表現するシーン(乳製品で繋がっている恋人同士だ、と思った)、

エンがザンにキスする時に「耳たぶに光が透けてる」(ちょっとうろ覚え)ってつぶやくシーン、

他愛もないっちゃないんだけど、覚えていたいなと思うセリフが多くて

最終的にめちゃくちゃ愛着がわく映画になってしまった。

あと『キャロル』での衣装仕事が神がかっていたサンディ・パウエルが

今回も神がかっていたなー!と。

未来人の衣装のチープすぎず高尚すぎず

材質もうまいこと非現実的に見せてたところにグッときたんだけど、

ザンが着てるコートはシェフィールドの古着屋で見つけたとか、

ザンがステージで着る衣装はゴミ袋で編んだとか、

パンフレット(蛍光ピンクとイエローでめちゃくちゃ可愛くて

買っちゃったよねー)に裏話がいっぱい載っててさらにグッときたわけで。

DVDは滅多に買わないんだけど、この作品は手元に持っていたいかも。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?