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2018.9.12 Forest Swords / DJ- Kicks

昨日に引き続きのんびりした休日。出かけようと思えば出かけられるけど、なんとなく敢えて出かけなかった。平日の休みだと、テレビ東京の「昼めし旅」から、シリーズ物の海外ドラマ(NCISシリーズとか)、「午後のロードショー」という流れが最高にチルいんだけど、今日は「スコーピオン」(これ、知らなかったけど結構面白くて好き)まで観てから、家から歩いて2分の空いてるガストへ行き、暗くなるまで4時間くらい音楽聴きながら読書してた。なんとなく、家だと誘惑が多くて、じっくり活字の本を読むモードに入れないので、ガッツリ読書したい時は図書館の閲覧室か、ガストへ通ってる。

今日読んだ本では、武邑光裕 / さよなら、インターネット が面白かった。1テーマで最初から最後まで走りきる系のノンフィクションだと、1冊集中して読み切れる。そんな読書のBGMとして最適だったのが、このForest SwordsのDJ-Kicksだった。


内容の解説はディスクユニオンの商品ページの解説から引用します。

様々なDJたちが自らのスタイルを反映した極上ミックスを提供する〈!K7〉の看板シリーズ、「DJ Kicks」最新作は、2010年のデビューEP「Dagger Paths」がFACT誌のアルバム・オブ・ジ・イヤーに輝いて以降、UKのエレクトロニック・ミュージック界を牽引するリヴァプールの鬼才、マシュー・バーンズことフォレスト・スウォード !
〈ニンジャ・チューン〉、〈トライアングル〉からリリースされたアルバムやインスタレーションに加え、ビョークをはじめとしたリミックス・ワークなど多彩な活動を見せるフォレスト・スウォードによる〈!K7〉 の看板シリーズ、「DJ Kicks」最新作は、新旧様々な楽曲が独自のグルーヴでまとめ上げられた実に彼らしい仕上がりに ! クレプスキュールの女神こと、アンナ・ドミノや名門〈4AD〉 を代表するバンド、デッド・カン・ダンスといった80年代のポスト・パンク勢から、オービタルといった90 年代のイギリスのエレクトロニック・ミュージック・シーンを代表するアーティスト、そしてデムダイク・ステアやローレル・ヘイローといった今注目されているアーティストのトラックに至るまで、自らの審美眼に徹底的にこだわり抜いた厳選極上17トラック収録 ! 

こういう、ダンストラックばっかりの踊らせる目的じゃない、エクスペリメンタルなミックスって、Soundcloud(最近サボってて、あまりチェックできてないけど、Spotifyにハマる前は、新しい音楽を知るのはサンクラ中心だったな)では良くあるけど、こういう販売されるパッケージソフトとしてはあまり多く無いし、その中でも好みの選曲・好みのミックスに巡り合える確率もかなり低い。なんとなく気になってチェックしたけど、このミックスは選曲も繋ぎ具合も、全体の世界観というかトーンもしっくり来る感じでとても良かった。

仕事の合間の気分転換だと、歌ものポップスやヒップホップ、最近だと古今東西のジャズ名盤のお勉強が多いけど、いざ休日となると、こういう暗い音楽ばかりに浸って、活字の本にのめりこんでるの、10代後半から変わんない感じがするな。

2017年のele-kingウェブサイトに掲載されてたForest Swordsのインタビュー記事が面白かったので、最後に貼付けておきます。


毎日聴いた音楽についての感想を1日1枚ずつ書いています。日々の瑣末な雑事についてのメモもちょっと書いてます。