マリオ・ソアレス氏死去＝元ポルトガル大統領

2017年1月9日 11:59

Mário Soares (1924-2017)．リスボン生まれ．弁護士．

時は1929年、世界恐慌．大学教授のアントニオ・デ・オリヴェイラ・サラザールは大蔵大臣としてポルトガルの経済を立てなおし、1932年に首相に就任、1936年に首相・蔵相・陸軍大臣・海軍大臣・外務大臣を兼任し全権を掌握し独裁者となる．

マリオ・ソアレス氏は１９５０年代から当時のサラザール独裁政権に対する反対運動に参加．逮捕、フランスに亡命．

1973年に、今ポルトガルの与党である中道左派の社会党を創設．

７４年の民主化革命で独裁政権が倒れた後帰国、首相を経て８６～９６年に大統領を務めた．

首相時はポルトガルのＥＣ加盟を主導した．

Twitterではポルトガル人学生が「月曜日学校休みになるかな？！」とワクワクしております