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くう・ねる・のぐそ

前回山本竜二の著書を紹介したのだが、個人的にどうしてもセットで語りたいのが、この本の著者、伊沢正名である。
自然写真家として主にキノコの写真集を出してるが、他にも「食べた命の残りであるウンコを全部自然に返そう」という想いから野糞を始め、その回数1万回以上!というから恐れ入る。おそらく戦後日本では最も沢山野糞をしてきた人物だと思うが、その野糞への熱き思い、そして出したウンコが土に帰る写真まで事細かに紹介している。
日本人の野糞への回帰を唱えており、ここまで辿り着くまでに良識派な人達とも相当な軋轢があったとは思うが、この人もまた嫁さんから「私を取るかウンコを取るかどちらかにせい」と詰められて野糞を選んだというのも、前回の山本竜二と同じく、実に男らしいのである⁈

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