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【TOY2020出演者紹介】絶対忘れるな

絶対忘れるな、TOY2度目の登場です! グループについての魅力は昨年出演してもらった際にも書いたので、そちらを御覧ください。読むのが面倒だという人にキーワードだけ伝えるとしたら「昼の職場も夜のライブハウスも、ぜんぶ飲み込んだ上で音楽を愛する人たちだからこそ出来る人間讃歌」ということで。

https://www.facebook.com/events/2439410679500351?post_id=2481420271966058&view=permalink

今年はコロナ禍の中ながら2枚の新譜をリリース。この春夏の風景を架空と現実混ざり合わせてチョップした少しビターな3曲入りシングル『EZCD』、そしてもう一枚が「ぜわす次のステージ来ちゃったよ!」感ヒシヒシのミニアルバム『HYPERFLAT』! これまでにないクールなバンドサウンドを取り入れた『インターネット偶然倶楽部feat.梨央(代代代)』に始まり、曲はシティポップにトラップ要素もあれば、歌詞は車がなかったり依存気質なおじさんだったりと縦横無尽。最後はフィロソフィーのダンスなどの作曲で知られる宮野弦士の手による表題曲「ハイパーフラット」。1曲目と最後でネットとリアルが繋がるような構成の妙といい、いい意味でラップグループという意識なしで聴ける純粋なポップさは年末あたりの『関ジャム』で取り上げられるの希望。蔦谷好位置とか褒めないかな。。

さらに多くのバンドがなかなかライブ再開に踏み切れない中、配信を中心としたライブにも多く出演。この数ヶ月、「エンタメは不要不急のもの」と名指しされるような事態となり、多くのアーティストが自らの活動について悩まされたはず。やるのも正解、やらないのも正解。そんな中で音楽をデリバリーし続けた絶対忘れるなの姿勢というのは、ミュージックラヴァーである5人の考え方をそのまま表したものだったのでは。密かに勇気をもらっているミュージシャンもいるはず。

そんな4人(正式メンバーは5人だがPJ万次郎は育休中)が再びホーム高円寺から中央線に乗って吉祥寺へ! TOYならではのジャンルレスなラインナップの中、どんなリスナーをも包み込んでくれるに違いない。
ちなみに絶対忘れるなにとってTOYの次に行われるライブは何気にキャリア最重要ポインツ! 初のワンマンとなる11月13日「インターネット必然倶楽部」が待っている。この春姉妹店を閉じた渋谷clubasiaという会場を選んだのも、彼らなりの思いを感じさせます。がっつりとナイスパーティで送り出しましょうぜ!(大坪ケムタ)

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