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パートナー企業様インタビュー 【ソフトバンク株式会社】

皆さんこんにちは!TEDxUTokyo実行委員会です。
私たちは”Co-Build the Future(共に未来を創る)”というMissionを掲げており、その理念にご賛同くださるパートナー企業様と共に、6/12(日)に開催するTEDxUTokyo 2022 “Patchwork”の運営準備を行っています。
今回はそんなパートナー企業の一つ、ソフトバンク株式会社で人事担当をされている玉岡靖弘様にインタビューさせていただきました。

ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社は、「情報革命で人々を幸せに」というソフトバンクグループ共通の経営理念の下、創業以来一貫して、情報革命を通じた人類と社会への貢献を推進しています。通信事業を基盤に、さまざまな産業分野において最新技術を活用した革新的なサービスを創出することで、社会に貢献できる企業を目指しています。

玉岡靖弘様プロフィール
「ソフトバンクグループキャリアLIVE」にて孫正義のビジョンに感動し、2015年にソフトバンク株式会社に新卒で入社。2018年にソフトバンクグループ傘下のAI特化型ベンチャーキャピタル、株式会社ディープコアに希望して異動し、2021年末よりソフトバンク株式会社人事担当を兼務。ソフトバンクグループの後継者発掘・育成機関ソフトバンクアカデミアにも所属。

TEDトークについて



―早速ですが、玉岡様ご自身がTEDやTEDxのトークをご覧になったことはありますか。

もちろんあります!Simon Sinekの”Start With ‘Why’” もすごく好きですし、Larry Page の ”Where's Google going next?”もすごく好きでしたね。日本だと植松努の「思うは招く」とか。  

ーその理由を教えて下さい。

Simon Sinekは、英語を学ぼうと思った時に再生回数が多い順番で見たら内容がとても面白かったことがきっかけです。また、経営側に興味があったので、Appleでは”what how why”の順ではなくて”why how what”の順で話すのだという具体例や、ライト兄弟の話を聞いて面白いなと思いました。Larry Page の、なぜGoogleのMissionやVisionにYouTubeが関わっているのか、という話は印象に残っていました。あとは、植松さんの夢を信じて頑張れ、というメッセージが響きました。

「情報革命で人々を幸せに」

ー簡単にソフトバンク様の企業概要を伺ってもよろしいでしょうか。

ソフトバンクは、移動通信サービスの提供や携帯端末の販売、固定通信サービスの提供やインターネット接続サービス提供などの事業を行っています。
創業から変わらぬ経営理念が「情報革命で人々を幸せに」です。通信事業のイメージが強いかもしれませんが、2017年度から成長戦略として「Beyond Carrier」を掲げ、PayPayをはじめさまざまな産業分野で最新テクノロジーを活用した革新的なサービスを提供するなど、従来の通信事業者の枠を超えて事業の多角化を進めています。この動きからもご理解いただけるように挑戦と進化を大事にする文化が強いともいえます。

#ソフトバンク竹芝本社

ーTEDxUTokyoは“Co-Build the Future(共に未来を創る)”をMissionに掲げ、未来を創るコミュニティを目指しています。ソフトバンク様は、これからの未来に向けてどのようなものを作っていきたいと思っているのでしょうか。

先ほどの話と被る部分はありますが、ソフトバンクは、インフラとしての通信基盤を土台に、AIなどの次世代技術基盤、さらにPayPayやYahoo、LINEなどのグループ企業を含めて国内最大級の顧客接点を有しています。これらを活用して、さまざまなサービスやビジネスモデルを生み出し、提供することで、日本のあらゆる産業における真のDX支援を行い、「デジタルの社会実装」の実現に貢献したいと考えています。
また、子会社のHAPSモバイルでは、成層圏を飛ぶ無人航空機に基地局を設置して上空から通信ネットワークを提供するプラットフォーム「HAPS(High Altitude Platform Station)」の実用化に向けて取り組んでいます。2019年に無人航空機のテストフライトを行い、2020年には成層圏飛行中の無人航空機からのLTE通信により地上とのビデオ通話にも成功しました。世界の情報格差をなくすことを目指して、人々の幸せにつながるような事業活動をしています。

ー未来に関してもう一つ質問させてください。玉岡様自身は今後どのような社会を望みますか。

個人的な話ですが、中学の時にアメリカに、大学生の時にノルウェーに留学していました。中学の時は2004年頃で「トヨタやソニーがすごい」と言われていましたが、大学生になると、「トヨタやソニーよりもAppleやTeslaがすごい」と言われ始めていました。その時は何も感じなかったのですが、帰国してから考えてみると、日本の存在感が危機にさらされはじめているような兆しに感じました。30年後にも、海外の人にこの日本の会社すごいね、と言われたいと思うようになりました。この体験から個人的なミッションである日本のプレゼンス向上を実現したいとソフトバンクへの入社を決めました。

未来を創る課題解決

ーTEDxUTokyoに期待している価値などがあれば、教えていただけると幸いです。

一番はMissionやVisionに価値を感じています。”Co-Build the Future.”、つまり「自分たちで未来を創っていく」こと、そして「アイディアはその未来を作る手段」というところがいいなと思いました。
未来を創る手段は課題解決です。その一方で、我々の中でも未来を作っていく時に一人では作れないところもあります。そこで「自分たちで」という当事者意識を持って、みんなを巻き込んで作っていく姿勢にも、ソフトバンクとして共感するところがあります。
他にも、本当にいいものを世の中に出していく、というあり方が好きだなあと思いました。TEDxのスピーカーは、トークの内容を直前まで沢山壁打ちして仕上げていきますよね。そのような本質的な価値を読者に届けようとしているところに好感をもって協賛しました。

あと、大学生が運営してる所に価値を感じています。よくきく言葉に、「世の中変えていくのは、よそ者と若者とばか者」があります。
働いてると、価値観が凝り固まってくることもあるのですが、採用でいろんな学生と話すと、やはり自分達と良い意味で違う価値観を持っているなと気付かされます。若者たちが、常識にとらわれず発信したり巻き込んでいったりすることが世の中を変えていくと良いなって思います。
あとはTEDxUTokyoさんの運営メンバーの能力密度です。能力密度が高いと、爆発的な成果や力が発揮されると考え、TEDxUTokyoさんの能力密度が高いところへ期待しています。


―先ほどソフトバンク様のミッションは課題解決方面が強いというお話がありましたがが、具体例などはありますか。

ソフトバンクが学生に向けて行っている地方創生インターン「TURE-TECHは、学生が一週間、脳が千切れるほどとことん本気で自治体と向き合って、自治体の課題を把握し、解決策を考え、提案するプログラムです。このプログラムの最大の特色は、最後はただ提案で終わるだけではなく、考えた提案が市長に採択されたら、学生も一緒になってその提案の実行に取り組めるところにあります。

「自分ごと」として捉える

世の中に転がってる課題が自分の課題だなって思った時に、結構人の顔って変わるなと最近思っています。僕も営業の時は、「ソフトバンクから任された」仕事をやっていましたが、「この会社は自分の担当する企業だ、自分しかできない」と思った時をきっかけに、面倒くさかったタスク全部が、まるでオセロがひっくり返るように楽しいものに変わっていきました。面白そうだなって思う時はまだ他人の課題ですが、取り組んでいくうち、自分の課題だと思えた瞬間に人は能力やクリエイティビティを発揮して、爆発的な力を生み出せると感じています。
TURE-TECHでも、学生は最初自治体の課題=他人事としてはじめます。しかし自治体の方が本気で自分たちに向き合ってくれているのを肌で感じることをきっかけに、自分の課題、「自分ごと」へ変化します。その「自分ごと」が広がっていくことが、世の中を変える大きなパワーになると思っています。それとTEDxUTokyoって近い気がするんです。スピーカーの話す事が少しずつ伝播し、そのアイディアを色々な人と話す。そうしてさらにアイディアや可能性が広がっていく。”I”でも”You”でもなく”We”を作っていくのが重要だと思います。



ー最後に、TEDxUTokyoの参加者にメッセージをいただけますでしょうか。

一個一個目の前のものを本気でやってみようと思うと大きな発見があります。TEDxUTokyoがそういうイベントになり得ると思っています。気軽に参加してみるのも勿論良いと思いますし、 そうではなく、今日この日だけは自分にとっての人生を変える日にしたり、前のめりに参加したりすることで見えてくる価値観があると思います。

改めまして、玉岡様、ありがとうございました!

TEDxUTokyo 2022 "Patchwork"参加者応募受付中!

TEDxUTokyo 2022 "Patchwork"は、6/12(日)に東京大学本郷キャンパスで開催予定です。チケットの応募期間は6/5(日)23:59まで※先着順 となります。
参加者の年齢や所属は問いません。皆様のご応募をお待ちしております。

▼詳細・お申し込みは以下の特設サイトから
https://tedxutokyo.com/2022/patchwork/

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