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\令和4年度第2回石巻圏域子ども・若者支援地域協議会(実務者会議)を開催しました!/

みなさんこんにちは!
TEDIC 田野下です!久々の投稿に緊張してます…(笑)

昨年末の12月23日(金)に宮城県石巻合同庁舎にて令和4年度2度目となる協議会を開催しました。
実務者会議は今年度初めてとなり、35名ほどの石巻圏域の子ども・若者を支えている参加者の方々と時間を共にしました。

今回は実務者会議ということもあり、「今まで以上に機関同士の連携ができるような機会にする」を念頭に置きながら会を実施していきました。
今回は、まず始めに協議会のアドバイザーとしても関わってくださっている鈴木綾さんから「多機関・多職種での連携・協働について」および「ケース検討のプロセスについて」の講義から行いました。
この講義では、連携はなぜ必要なのか?連携をするためにはどういったことが必要になってくるか?といった話や様々な機関が支援を行う際に必要になるケース会議のフローに関して学びを深めていきました。

「連携はあくまで手段。何を目的にするかというと①連携してつなぐ②連携して支える③連携して創るの3点が大事になってくる」という内容が私自身すごく心に残っています。世代や分野の専門性、得意を掛け合わせていくことで、その子ども・若者が現在/未来において必要な機関に適切につながることや、そのつながりを通して子ども・若者を支援機関だけでなく地域と共に支えていくことの大切さを知ることが出来ました。また必要とされている機能がないのであれば創っていくという選択肢に気付けていなかったので、私自身も必要があれば創るという選択肢も頭に入れながらインテーク等に臨んでいきたいと思います。
また、実際に連携・協働がおこなわれたケースのお話もお聞きしました。
鈴木綾さんからの事例だけでなく、石巻圏域での事例に関しても携わっている石巻市社会福祉協議会の方をお呼びしてお話をしていただきました。より身近な事例を聞くことで、石巻圏域でも出来る連携・協働のイメージを膨らませながら次のグループワークに臨んでいきました。
参加者の皆さんも熱心にメモを取りながら講義を聞かれていました。

続いてのグループワークでは、協議会のアドバイザーでもある遠藤智栄さんにファシリテーターとして進行をしていただきました。
今回は、事前に関心の高いテーマ(貧困/ひきこもり)を選んでいただいた上でケース検討会議の事前準備を行うグループワークを実施しました。
石巻圏域にはどんな資源があるのか?どんな機関が連携・協働できると良さそうか?自分達の機関、1地域の住民としてできることは何か?を考えながら、実際にグループでこんな機関、人に関わってもらいたいと参加者の皆さん1人1人が真剣にグループワークに臨んでいる姿が見られました。
また、各機関で初回インテーク時に使用しているフェイスシート等を持ち寄り、どんな視点を持ってインテークを行っているかなどの話も出ました。これからインテークに臨む上でどのように自分達が関わっていくかをより考えさせられるワークとなっていました。

今回の協議会を通じ、自分自身も改めて支援機関、地域としてどういうふうに関わってもらいたいか/関わりたいかを考えさせられました。石巻圏域として子ども・若者を支えられるように引き続きこの会を大事に実施していきたいと思います。

次回は、今年度最後の協議会(実務者会議)を2月に実施予定です!