【無料公開】毎日50分を歯磨きに費やす私が選んだ歯ブラシのレビュー【総論編】

毎日50分を歯磨きに費やす私が選んだ歯ブラシのレビュー

個人的な感想です。各メーカーからは一銭も貰わず、自分で全て試しました。

歯磨きと歯ブラシの総論編です。

各論1はこちら https://note.mu/technoasym/n/nb8ffd01a020f

【わたしの磨き方】
歯磨きは歯の汚れを落とすことを目的とする。歯の汚れを落とし、虫歯・歯周病を予防するのが目的である。磨き方は、歯の表・裏・上の面を各5秒程度磨くのを基本とする。ブラシを細かく動かし、一本ずつ歯の汚れを落とすイメージ。この時力を入れすぎると歯肉が傷つくのであくまで毛先で歯の汚れを落とすのがポイントとなる。
私は上の左右小臼歯2本と下の左右の親知らず2本を抜いているので全部で歯は28本。15秒×28本で、一回の歯磨きは約7分。夜の寝る前の歯磨きは歯と歯の間をもうちょっと丁寧に磨き、普通の歯ブラシのあとにタフトブラシ(先っぽが小さくて一本ずつ磨けるブラシ)で磨き、その後フロスを使う三段階の歯磨きをするので約35分かかる。
一般的な歯磨き粉は手軽に清涼感を得られる一方で泡が多くなり丁寧に磨こうとすると口の中がデロデロになってしまう。なので比較的短時間で済む朝・昼の歯磨きに歯磨き粉を使用する。寝る前の本気磨きは、歯磨き前にリステリンでうがいをし、歯磨き粉は使用せず磨く。

【歯ブラシ選びのポイント】
①ヘッドの大きさ
これは小さめが望ましい。何なら小学生用くらいの大きさでもちょうどいい位である。奥歯の裏は大きいヘッドだと毛先が当たっているのかどうなのか分からない。あと私は下の前歯の歯並びが悪いので大きいヘッドだとへこんでいる並びの歯を磨きにくい。
台湾ではホテル備えつけの歯ブラシが、馬用か!!ってくらいバカでかい歯ブラシであり難儀した。台湾に限らず海外は歯ブラシが大きい傾向にある。海外旅行には歯ブラシを持参している。

②毛のカット形状
これはフラット1択。山切りカットは害悪である。なぜ害悪か。
・一本ずつ歯を磨く時、毛先の当たっている部位と当たらない部位がまだらになり、歯垢を取る効率が悪い。
・歯ブラシをやさしく動かしても、毛先のギザギザで歯肉が削れる。
・山切りカットはおそらく何本か歯をまとめて磨く人の歯間に毛先が入りやすいようにする形状なのだろうが、そもそも何本か歯をまとめて磨く磨き方が歯垢を十分に取れているとは言い難い。

③毛のコシ
使ってみないと分からないが重要な問題である。細かくブラシを動かして磨くとき、毛のコシがないと毛がヘタってしまい歯の汚れが気持ち良く取れない。だったら「かため」にすればいいじゃんというのは早計である。「かため」の毛でコシがないと、歯肉に刺さって悲惨である。というか毛の硬さとコシって全く別のベクトル。理想なのは毛がやわらかくてコシがある事。やわらかくてコシのある毛は歯肉を傷つけずに歯の汚れをとれる。
しかし最初はコシがあってもだんだんへたってくるのでやはり歯ブラシは消耗品と再確認する。

④耐久性
いくら消耗品でも、1週間使ったらヘナヘナになってしまうのではあまりにお粗末である。せめて一ヶ月は使用に耐えられる性能を維持してほしい。
ここでいう耐久性とは、毛のコシが維持できる期間を意味する。一般には「毛が広がったら交換」と言われているが、毛が広がるような磨き方は素人の磨き方である。毛が広がるほど力を入れていたら、毛先が歯の表面から逃げてしまい効率良く歯の汚れを取る事ができない。

⑤値段
消耗品であるので大切なポイント。どんなに耐久性があっても一本の歯ブラシを2ヶ月は使えないから買い換えが必要である。大変性能がいい歯ブラシでも、500円とか600円とかするようでは普段使いには躊躇する。100円前後で購入できるのが理想。

⑥手に入りやすさ
何回も言うが歯ブラシは消耗品。気に入った品があれば是非リピートしたい。手に入りやすさは使用継続において大切なポイントである。

総論だけでだいぶ長くなった。
次からは各論、使用してみた歯ブラシのレビューになります。

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