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世界観のはなし

こんにちは、テクナンです。

かつて拙作の世界観に関してまとめた記事を書きましたが、その記事は内容がとっ散らかってて少々読みづらかったし、いろいろ考えた末に脳内でアップデートされた部分もあるので今一度書き直してみようと思います。

これらのGIFや、

この動画など、ここ最近の作品は全部同じ世界観で作ってます。



まず情景は基本的に現代と同じです。商品などの名称や建物の配置とかは違うかもしれませんが、文明レベルとしてはまったく同じと言っていいです。

しかし、現実とは違う点が大きく分けて3つあります。


現実との最も大きな違いは「『コトナビト』と呼ばれる種族が社会に溶け込み存在している」点です。

その見た目は実に多様で、動物の種の数と同じように、正確な分類の数は未だに分かっていません。
哺乳類や魚類、爬虫類など人間以外の実在の生物の要素を持つ者が多数派ですが、不思議なことに、鬼や天使、妖怪の類など非実在とされる存在の特徴を有した者も少なからず存在します。また、ロボットや人形の様な非生物的特徴を持つコトナビトもごく一部存在するようです。

彼らの正確な起源に関しては文献が何故か残っておらず不明ですが、1000年以上前から人間とともに暮らしていたことがわかっています。
その存在の不可解さは学者たちを悩ませていますが、当の本人らと周りの人間たちは特に気にせず、そういうものだと割り切って普通に暮らしています。
とはいえ、異種族としてコトナビトとの接触を嫌がる人間も一部いるようです。また、その逆も然りです。


もう一つの大きな違いは「約1000年以上前の文献に魔法の存在がまことしやかに記されており、また、それ以降は魔法に関する記述は一切なくなっている」という点です。先述の通りこの世界の文明は現実と同じであり当然ながら魔法は存在しないため、その事実は大きな謎となっています。
魔法は確かに存在したと信じその技術の復元に執心する者もいれば、集団での創作か何かだとして無下に扱う者もいます。

しかし、一部の天使や悪魔、狐など、魔力やそれに近いチカラを持つとされる存在の特徴を持つコトナビトには魔法を行使する能力がわずかながら残っているとする説もあり、その言説に基づく研究も公ではないものの一部で進んでいます。


最後の一つは、「人目のつかない所に『空間の裂け目』のようなモノが時折現れる」というものです。それは空中に現れるヒビのようなモノで、その先にはどこかの風景が広がっているとされます。
その存在は都市伝説として一蹴することができないほど多く確認されていますが、観測されるとすぐに塞がってしまうため調査はほとんど進んでいません。
しかし飼い犬が入ったのち二度と戻ってこなかったという報告や見たことのない奇妙な生き物が出てきてすぐに姿を消したという報告もあり、何かしらの異世界につながっているのではないかという意見がオカルト情報誌においては濃厚なようです。



ひとまずメインの世界のはなしはこれだけです。「なんか不明瞭な記述が多いな」と自分でも感じますが、それはその世界の住人がググって分かる範囲だとこれぐらい、みたいな基準での情報だからというのが一応の理由です。でも実際は今後の作品のネタバレに関わるかもしれないからというのが大きいです。

今頭の中にある設定が全部アウトプットされるのがいつになるかわからないですが、気になる人は気長に待ってほしいなと思います。たぶんコミティアに絵まとめ本を出す時とかゲームをリリースする時とかに少しずつ明らかになるんじゃないかと思います。

最後になりますが、こんな記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。気が向いたら以前の記事で触れていた別の世界やキャラクターたちの記事も書き直します。

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