11月1日、私は1度死んだ。
先日、11月1日に私は婚約者と籍を入れてきました。
旧姓「西尾」から「西村」になりました。
(会社では、ほぼ変わらないから逆にややこしいと言われてます笑)
婚姻届を出すまでは、自分の苗字が特段珍しくもないので、名前が変わることにあまりこだわりはありませんでした。(読み方の語呂がちょっと悪くなるなーやだなーくらい。笑)
でも、婚姻届を出すときに、職員の方が「お写真撮られますか?」と声をかけてくれ、簡易の写真スポット的なところで写真をとってもらいました。
その時は、「ああ、私結婚するんだ」とちょっと寂しい気持ちと、じんわりした喜びを感じてました。
でも同じ日に、人生を左右するような出来事がありました。
実は今、この結婚式プロジェクトの推進と並行して、転職活動もしています。すでに1社内定も出ていましたが、その日は、選考を受けるうちに徐々に惹かれていった1社の最終面接でした。
その出来事は、そんな最終面接で起こりました。
事前に何を話すべきか、どんな話し方をするべきか、などけっこうしっかり対策をして臨んだつもりでした。しかし、すでに1社内定も決めていて、ちょっと心が大きくなっていたのかもしれません。
面接官の方から言われたのは、、、
「お前見たいな、何がやりたいかもちゃんと決まってない、どう生きたいかも曖昧なやつを、この会社では雇えない。みんな本気で仕事をしているんだから、そんな奴が入れば必ず空気が悪くなる。」
かなり衝撃的な言葉を投げかけられました。
それと同時に、すっっっっっっっっっっっっっごく悔しかった。
なぜなら、言われた言葉のほぼ全てが、その通りだったから。
目一杯に涙をためて、泣きそうになりながらも、でも悔しいから最後まで笑顔は絶やさず、相手の話を真剣に聞きました。
もちろん、私の中にはこういう事をやりたいという漠然としたイメージはありました。しかし、それはあくまでイメージだ。
自分の中でまだ明確に言語化できていないし、言語化するためのアクションも何も起こせていない。結局は覚悟がたりないんだ。そう思いました。
この言葉を投げかけてくれた面接官の方は、最後はとても丁寧に接してくださいました。その方はきっと私のために厳しく言ってくださった人格者なのだと思います。私の今後の人生が、なあなあで過ぎていかないようにするために。
そのあとはもう、落ちるとこまで落ちて、ひたすら落ち込みました。
(一応この日結婚記念日ww)
「自分は1日、1日をどれだけ真剣に、大切に生きているか」
帰り道はずっと、面接官の方が仰っていたその言葉が、頭の中をぐるぐる回っていました。正直、ここ最近はただ流れるように生きていた。
昨日より今日の自分がよくなっているか、なんて考えることもせず、ただなんとなく日々が過ぎていく。
それがどんなに恐ろしいことか、改めて気付かされた日でした。
だから私は、名前が変わったこの日、「これまでの自分は死んだ」と思う事にしました。
そして、これからは。
「今日は昨日より、どうよくなっていたいか。どうすれば、寝る前に今日という1日に満足できているか。」
を常に考えようと決めました。
これからの自戒の意味も込めて、この日の出来事はnoteに記しておくべきだと考え書きました。結婚式プロジェクトと少し話題はそれるし、「お前はまだまだ甘いねん!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これが等身大の私です。
こんな私ですが、暖かく見守っていただけると幸いです。
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