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【VR SNS】TECO VR x ARKit 3.5 (LiDAR)「iPadでスキャンした現実世界を仮想世界にアップロードする!」 【ARKit 3.5】

 本日2020年4月27日、株式会社テックコネクト(代表取締役:川島 稜平 本社: 渋谷道玄坂 https://techconnect.co.jp/ )は、手軽にVR空間でコミュニケーションを楽しめるVR SNS 「TECO VR」と、Apple が提供するAR向け開発者ツール「ARKit」を連携させた動画を公開しました事をご報告いたします。

TECO VRについて

 TECO VR は仮想世界を簡単に作成し、自由にカスタマイズが出来る VR SNS です。作成した仮想世界では好きな VRM アバターを利用して、友達と一緒に遊ぶ事ができます。TECO VR についての詳細は下記の記事をご参照いただけますと幸いです。

ARKit 3.5について

 先日発売された iPad には LiDAR スキャナという光センサーが搭載されており、LiDAR スキャナと ARKit 3.5 を利用することで現実世界の物体を認識し、メッシュを構築出来るようになりました。

 今回のデモではこちらの機能を利用して、弊社のオフィスの形状をスキャンしてメッシュを作成し、TECO の仮想世界にアップロードしている様子を動画にしました。

現実世界を仮想世界にアップロードする

 YouTube にてデモ動画を公開しておりますので、もしよろしければご参照して頂けますと幸いです。

 まずは iPad Pro でオフィスをスキャンします、画像のようにメッシュが貼られていく様子が見て取れると思います。

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 スキャンした現実世界を TECO にアップロードすることで、各種VR端末や、Windows/Mac といった PC からスキャンされた仮想世界にアクセス出来るようになります。

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 実際に画像のように OculusRift からアップロードした仮想オフィスに参加すると、現実のオフィスと同じ構造の空間があることが確認できます。

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 次に、色がなく殺風景な仮想オフィスを少し鮮やかにしてみます。メニューを開いて、床の模様を変えている様子が伺えると思います。(デモでは床を変えただけですが、壁紙や天井の模様を変えることも可能です)

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 色がついた仮想オフィスに、今度は現実世界では中々置けない「卓球台」を置いてみます。この機能はすでにリリースされている TECO の空間カスタム機能で実現しております。

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  オフィスのアップロードが完了して卓球台も置いたので、現在コロナの影響でテレワークをしている弊社の仲間を招待して、一緒にオフィスで卓球をしてみました。

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 TECO のカスタマイズ性と Apple の AR 技術を掛け合わせる事で、自宅からオフィスに出社して、テレワーク中の社員同士で卓球ができました!
(卓球以外にも、社内ミーティングは TECO のバーチャルオフィスで行っております)

 本機能は品質向上のため現在開発中となります。近日中にβ版を公開させて頂きますので、今しばらくお時間を頂けますと幸いです。

さいごに

 技術の進化により、仮想と現実を隔てる障壁は確実に破壊されつつあります。VR技術での体験は日々進化し続けている中で、AR技術はスマートフォンに組み込まて行く中でかなり一般化してきたのでは無いかと思います。

 弊社では仮想世界をより手軽かつ身近に感じ、誰もが仮想世界での体験の恩恵が受けられる世界を創ります。

 TECO の最新情報は下記 Twitter をご参照ください。また、何か疑問点等があればお気軽に Twitter DM までご連絡頂けますと幸いです。


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