バージョンアップの季節ですね

新年度を迎え、足並み揃える形で各ソフトウェアたちのバージョンアップが続いています。
今回はバージョンアップ情報を紹介します。
まずは、、

Autodesk、Flame 2023発表

2023リリースではAWSクラウドで実行できるようになり、幅広いコンピューティングサービスとストレージサービスを備えたスケーラブルで安全な環境で作業が可能になる。
大幅な改善はこれですね。AWSというAmazon.comにより提供されているクラウドコンピューティングサービスをつかって、ハイスペックマシンが手元になくてもどこでもソフトウェアを操作できるようになると。
とうとう来たなという感じです。どこまで実用的に使えるかはわかりませんがこの流れは止めれないでしょう。
その他としては、アニメーションエディタパネルのデザインを変更し、カーブ操作のワークフローを改善したなどがあります。

続いて、、

アドビ、Premiere Pro新バージョンリリース

主に「Frame.io for Adobe Creative Cloud」の統合、読み込みと書き出しワークフローの再設計、Adobe Sensei搭載の「オートカラー」などの機能強化とマイナーアップデートでした。
Frame.ioについてはこちらを参照

最後は、、

ブラックマジックデザイン「DaVinci Resolve 18」発表

こちらはメジャーアップデートです。
主な内容としては、、

  • Blackmagic Cloudによって世界中のあらゆる場所、同じ時間に同じプロジェクトを共有して複数人で作業が可能

  • Blackmagic Proxy Generatorアプリにてカメラオリジナルのプロキシを自動的に作成・管理が可能になり作業が高速化

  • Magic Maskパレットに搭載された新しいオブジェクトマスクは、数千の個別のオブジェクトの動きを識別・追跡

  • 新しい深度マップエフェクトによるシーンの3D深度マットを即座に作成が可能に

  • 強化されたウルトラビューティーツールはただ滑らかにするだけでなく、ディテールの調整が可能に

  • マルチカムビューアの新しい5×5オプションは、1つのマルチカムクリップ内のアングルを25個まで同時に表示が可能に、複数アングルの表示、カット、切り替えが簡単になった

  • etc…

他にも細かいアップデートはあるようで、DaVinci Resolveの勢いを感じました。

今回はどのソフトウェアも、クラウドによるリモート作業を強化していく機能のアップデートが目立ちました。
ソフトウェアの進化によって我々の仕事のスタイルも大幅に変化していくことになるので、今後の動きも注視していきましょう。


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