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趣味と職業での作る事の違い

現在続けている趣味の木工は、妻の美容室開業がきっかけで、

ハサミ、コーム等を収納、移動する目的で制作したワゴン

がきっかけでした、仕事柄木材の加工はしていたので、

ある程度の知識と自信があり、始めたのですが、そこで気付いた

仕事との違いと、沸き上がった思いをまとめてみました。

イメージでは作れない

頭の中でモヤモヤとイメージだけがある状態であまり複雑な

構造でもないので物が作れるだろうと掛かり始めたのですが、

あれー、うっかりの連続でした、最初慎重さが足りないのでは

と思い、材料を買い足してリトライしたのですが、またミスが

あり思うように進まず、助けを木工関係の書籍に求めて

読み進めていくと、単純な物でも図化して考えを具体化しないと

ミスを繰り返すと書かれていて気づかされました。

仕事との違いは図面が無い=ゴールが分からない

思いを具体化すればこそ

頭の中にある完成品の画像は幻の様な物。

日頃仕事で求められる製品を、持っているノウハウ

使って、図面を基に順序方法を考えて製造してきましたが、

はっきりとしたゴールがない事でこれ程迷い失敗するのかと

分かり、簡単なものでも図化する事で作る為に必要な事を

整理出来る様になり、自分の考えを図化を通して俯瞰に見ら

れる様になりました。

ゼロから生み出す難しさ

木工で自分の考えを図化する事を進める中で一番苦しいのは、

必要性から条件がある仕事とは違って、必要性を見つけ出し

機能、大きさ、デザインを考えて、具体化していく事は一見

自由で気楽な様に思いますが、正解の無い無数の選択肢が

広がる心細い作業です、僅か数センチの違いで全体的なバランス

が良くなかったり、数ミリの変更で機能性が悪くなったりします

ので、入念に考えて図化していざ試作へ!!

試作の大切さ

仕事なら完成した姿が認識出来る図面があり、それで現実化出来る

方法を検討し、難解な部分は詳細図を自分で作って間違いが起こらない

様に準備と方法を検討するので、同じ様にパーツ毎の加工図を書いて

順序と方法を検討し、慎重に確認しながら試作を開始。

順調に加工作業は進んで行き完了!

組立作業を進めて行くと色々思いと違う箇所が出で来る、

構わず着色まで進めて完成させてみる、うぅーん

バランス、大きさ、精度、配色再検討


トライandエラー トライandエラー 

再検討して図面の修正を行い、試作してを数回繰り返して、

やっとイメージ通りの物が完成すると、苦労した分充実感

は,半端なく感じられます。

今までして来た仕事と比較してこの部分が違っていて、

完成時の形がハッキリと図面を通して確認出来る物を

従来の方法と資材と設備の組合せにより、製品を完成させる

事を精度と納期、金額という条件のクリアを考えて作って

きたのですが、ある思いがふつふつと湧いてきました

この経験とノウハウを活かしたい


木工で得たノウハウを自分の仕事で生かしたいと思うようになり

自社物件制作、販売する方向で準備、検討しています、

目標は木造住宅の自社設計、施工、販売ですが、すぐには

無理があるので、6帖(10㎡)の建物を販売しようと計画し、

準備している段階です、noteもこの計画の為に周知

共感の視点から見つけました、文書化する事で考えが整理出来る

点でnoteとの出会いは良かったと感じています。

自分の思いと計画の進捗状況を又綴りっていこうと思います。






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