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なぜ国際社会が助けてくれないのか

エイヤワーディー地方の大病院で、医師たちがCDM (不服従抗議)をして身を隠していますが、その医師たちの両親に、軍から招集の手紙が届いているそうです。4月28日に軍のオフィスに来いと。

働かないのなら家族を…という脅しでしょう。

公務員たちは、残念ながらCDMをしていない人がいますが、脅された上ということが多そうです。


国際社会はなぜNUG(民主派新政府)を政府として認めない!とつい批判ばかりしてしまいますが…ほんとになぜ認めないのか、素朴な疑問について。


NUGでは様々な役職が配置・任命が済みましたが、彼らは冤罪にてですが指名手配に載っていますから、命を守るのが最優先、場所も転々とし公式な活動ができません。

そして言われているのは、その要人たちの下に公務員が機能していないこと。CDMをしている公務員たちはNUGの為に働きたくても、それは自殺行為ですし、電話盗聴やインターネット遮断、オフィス破壊で活動できないし。。


海外出国に成功したDr. Sasa(NUG外交担当)が各国要人と会話をもつ、それが限界であることが、それ自体が奇跡でもあるということが、わかりますね…😢


そんな犯罪をしている軍人たちを逮捕することができないのは、まず、軍人たちがミャンマーの国会議員であるという事実と、加えて軍が国防省の管轄をしているということがあります。

国防…なので警察も、軍の管轄ですから、自分たちを逮捕させるわけが無く、代わりに市民を殺せと命令ができるのですね。


そんなにっちもさっちもいかない状況に物申せるのは国際社会だけのはずですけど…


…あれ…解説が最初へとループする…。


「世界がもし100人の村だったら」という本が出版されてから20年が経ちます。世界の大きな過ちが明確に指摘されて20年、その仕組みはなんにも進化していない。

私はスタバのコーヒーを飲めるけど、カレン州の人は飢餓に恐怖し、マンダレーでは今日も射殺があり、コロナからのクーデターで甥っ子は5ヶ月間屋外に一歩も出られていない。


今自由を手にできている人々は一人ひとり、今日を変える努力をするべきだと思います。


#JusticeForMyanmar

#worldpeace

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