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【涙と笑顔のあいだRadio5回目原稿】杉ちゃんの言葉「自分の頭で考えて、自分の言葉で発して、それをちゃんと伝える」を味わってみた

ラジオトーク5回目

はい! みなさん、こんにちは。こんばんは。
「涙と笑顔のあいだラジオ」へ、ようこそ! WEBライターのみかです。

このラジオでは、日々の暮らしの中での気づきを話しています。
今日も前回に引き続き、今、一番興味がある画家の杉田陽平さん、杉ちゃんの言葉について感じたことをお話します。

今日の言葉は、「自分の頭で考えて、自分の言葉で発して、それをちゃんと伝える」です。

これも、バチェロレッテの本編ではなく、昨日のラジオ「♯4」でもお伝えした「バチェロレッテが認めた男たちによる「令和のモテる男」対談」の記事に載っていた言葉です。
【前編】【後編】とあるのですが、これは【後編】に書いてありました。

これは、バチェロレッテの司会進行役の坂東工さんが、杉ちゃんに、萌子さんへのアプローチ方法について聞いた時のこたえの一部でした。

自分の言葉で伝える。自分の頭で考えて、自分の言葉で発して、それをちゃんと伝える。という3つのことを、ぎこちなくてもいいから、噛み締めながら、けれども、独りよがりにならないようにしゃべることを心がけたというんです。

もちろんね、萌子さんが、ちゃんと話を聞く人だって確信して、安心感を持ったからこそだと思うんですが、より彼女に近づくために、日々、自問自答していったそうです。
考えたら考えた分だけ成果が出るんじゃないかっていう風に思って、そうしていったらだんだんと確信に近付いていったそうです。

でね、この先で、この記事では「彼女をグリップするには」って書いてあったんですが、「グリップ」ってちょっと私わかんなくて調べたんですね、そうしたら、「良い関係を構築する」っていう意味なのかな?と推測しました。とすると、萌子さんと良い関係を構築するために「自分のことを知ること」が大事だと感じたということなんですね。

だから、萌子さんと会えない時間は、「今まで何してきたかな」「自分は今後どうなっていきたいのかな」「自分にとっての幸福ってなんだろう」「人を好きになるってどういうことだろうな」「なんで別れてきたんだろうな」ということをノートに書いたりしながら自問自答して、シミュレーションしたりしていたそうです。

なんかここまで聞いて、めちゃくちゃすごいって感動してしまいました。
こんなに萌子さんと真剣に向き合っていたんだなって感動と、誠実さと。
杉ちゃんの人間性と。本当に素晴らしいなって改めて感じました。
それで、私、自己探究がライフワークのはずなんですが、わ、私、ここまでやってないわ、まだ、みたいな敗北感もあったりで、圧倒されましたね。同時に遅ればせながらこれから見習いたいと思いました。

で、どうして、そういうことが、ナチュラルにできるんだろうって思ったんですが、ここでもう一つ、すごくいい記事を読みました。

それは、昨日のラジオでもチラッとお話ししたArtide 、瀬戸内海の革製品の会社でバックとか作っている会社TIDEさんと杉ちゃんを含む5名のアーティストがコラボしたお財布をクラウドファンディングで作っている企画のことなんですが、そのArtideのnoteの「杉田陽平」という記事です。

ここでね、以前からお話ししていた杉ちゃんの小さい時、小学生時代についての記述がありました。

そこに、「小さい頃から、何かものを作って終わりということではなくて、何かを作るにあたり、「仮説→実験→検証→フィードバック」のプロセスが有りました。」と書いてあって、例えば、ということで、小学生の時の釣りの話が書いてありました。

単にルアーで魚を釣るだけではなく、もっと『魚の気持ち』を知りたくてハンドメイドルアーに凝っていたそうなんですよ。
そして、それがすごいんですよ。
その池に住んでいる魚は、何を食べていて、季節や時間帯はいつなのか、何色を好むのか、水面に落ちるセミを食べているのか、弱った魚を食べているのかなどを調べて、その池で捕食されている小魚そっくりのルアーを作り、トライアンドエラーで釣果(成果)に繋げていきったんですって。
その上で更に、今度は魚が喰いつかなさそうなユニークなルアーで如何に沢山釣って周りの友人を驚かせるかが面白くなっていったそう。
その答えがないモノを考え続ける『プロセス』が大人になってからの表現を『生業』にする上では大事だったんだと思うということが書いてありました。

そうか、杉ちゃんの魅力の原点のひとつはここか、って思いました。
杉ちゃんの深さは、一朝一夕に出来上がるものではなくて、こうした、「仮説→実験→検証→フィードバック」のプロセスが幾度となく繰り返されているからなんですね。ビジネスにおけるPDCA、プラン、ドゥー、チェック、アクションにも似ていますね。そこにもともと持っている感性が相まって、あの唯一無二の魅力を放っているのかなって。

で、思ったんです、これは、杉ちゃんがそういうことに早くから本能的に気づいていたこともあると思うんですが、きっとご家庭の雰囲気というか、方針というか、ご両親が、杉ちゃんのありのままを信じて見守ってきたからなのではないかと、勝手に想像しました。

本編に登場された杉ちゃんのご家族を拝見し、あの短い時間でも、本当に素敵で温かい人柄が伝わってきましたよね。よく知らないのにあれこれ言うのはできないですが、それでも勝手に「やっぱり子供のありのままを認めて受け止め信じて見守ること」が大切なんだなと感じたので、自分も息子に対して、なるべく心配を信頼に変えて見守っていきたいと思いました。

それからね、「自分の頭で考える」ってことを、ずっと放棄していたというか、どうしても基準を外に求めてしまう自分を反省しましたね。
これに関しては、今気づいたわけじゃなくて、ずいぶん前に気付いて愕然として、少しずつ、「自分はどう感じている?」「どうしたい?」って考えるようになってはきたんですがね、まだまだ、だなって思いましたね。
まだまだってことは、まだ成長できるとも言えるからね、希望を持って、ありたい自分に近づきたいとは思っています。

このArtideのnoteの記事は、他にもすごくいいことが書いてあったでね。
ぜひ読んでいただきたいし、またね、ラジオでも触れさせてもらうかもしれません。

こうして、杉ちゃんの言葉に触れていると、すごく背筋がちゃんとしたり、心があったまったりするのでなかなかやめられないです。
もうしばらく、杉ちゃんの言葉を中心にお伝えするかもしれませんが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

ということで今日のラジオはこれくらいにします。
最後まで聞いてくださってありがとうございました!
では、また、さようなら。
(2020.11.15配信)


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