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【涙と笑顔のあいだRadio2回目原稿】杉ちゃんの言葉「失敗が成功になっているの。全部」から考えたこと

ラジオトーク2回目

はい! みなさん、こんにちは。こんばんは。
「涙と笑顔のあいだラジオ」へようこそ! みかです。

かなり見切り発車でこのラジオを始めてしまったんで、毎日とか毎週とか計画はまだないのですが、昨日に引き続き、今日も、ラジオを取っています。

1回目から聞いてくださった方、今、初めて聞いている、という方も、どうもありがとうございます。
1回目では、簡単な自己紹介と、このラジオを再開させるきっかけになった画家の杉田陽平さん、杉ちゃんの言葉について語っていますので、もし良かったらそちらも聞いてくださったら嬉しいです。

このラジオでは、日々の暮らしの中での気づきを話していく予定なんですけど、今、一番興味があるのが、杉ちゃんの言葉なので、今日もそれについて話します。
杉ちゃんは、バチェロレッテジャパンという番組に出演されていて、それで私も知ったんですね。そこで、お話しされていた言葉についても触れていくのと思うので、バチェロレッテジャパンをまだ見ていなくて、ネタバレされるのは嫌だという方は、見た後に聞いていただけたらと思います。

ということで、ここからは「バチェロレッテジャパン」を見たという前提でお話ししますけれど……。

杉ちゃんの名言「愛とは花びら」。
それから、萌子さんに「たまらなく好き」っていうところ。
「明日世界が終わるとしてもリンゴの木を植える」っていう話をして、本当に庭にリンゴの木を植えて「成果じゃないんだと植えること自体に希望とか望みとか祈りとかね。想ってやること自体がね、もう既にゴールというか成果というかね、それ自体が一番大事な気がしているの僕は」というところ。
本当に素敵ですよね。

それらに関しても、思いはあるんですが、今回は、ちょっと違う言葉に注目したいと思います。

杉ちゃんの実家でね、お姉さんに「萌子さんのどういうところが好きなの?」って聞かれて「あのね、いっぱいある。いっぱいあるんですよ」と言いながら、「一番いいと思うのは、失敗することあるでしょ? 失敗が成功になっているの。全部」と言うんですね。
そうしたら、お母さんが「あんたの人生みたいやん」と言って杉ちゃんが「ほんとそう」いうところがあるじゃないですか、そこ、私、グッときました。

それで、後日談の萌子さんを参加者の男性たちが語る動画の中で「ずばりご自身にとって福田萌子さんとは?」と質問があって、そこで杉ちゃんが「ミスしたりとか失敗したりとかを、成功の元に変換してくれる人っていうか、特別な、唯一無二の理解者ですね、僕にとっては」って言っていて、ああ、本当に杉ちゃんはそこを一番大切にしていて、そこを持っている萌子さんが本当に好きだったんだなって、改めて思いました。

一方で、後日談の別の動画で「一番脅威に感じていたライバルは誰でしたか?」という質問に「こうくんかなと思いますね」「コウくんといえば、イケメンで、お仕事もものすごく頑張っておられて、肉体的にもものすごく自信があって、女性からしたら、どんな女性にとっても魅力的だと思うんです。でも僕が思う、彼の魅力ってそれだけじゃなくて、臆病さですよね」「臆病だから努力するし、臆病だから、人のこと考えるし、思いやりが生まれるし、魅力的になっていく。彼の弱さが最大の色気なんですよ。こうくんが脅威に思うのは、そういう部分ですね」と言ってましたね。
そこでも、わあすごいなって、人を見る見方がなんか深い部分というか、奥を見ているなって思いました。

それで、その「臆病」って言葉を聞いて、私、ある本を思い出したんです。
2015年の本で「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」という本なんですが、旺季志ずか(おうきしずか)さんの本です。この方は脚本家として有名な方ですが、これは冒険ファンタジー小説です。

ワクワクして、勇気がわいて、
しかも涙がこぼれる。

テレビドラマ界の大人気脚本家がはじめて放つ、
最高の冒険ファンタジー小説が誕生。

青い髪に生まれ、「バケモノ」と呼ばれる少年、キラ。
失意のなか、森で出会った老師に導かれ、
どんな願いも叶えるといわれる
「七つのストーン」を集める冒険に出る。
そこで見つけた、勇気のMINAMOTOとは……。

壮大な世界観とともに描かれる、
新しい自分に生まれ変わるための
「心」のつくり方。

「最初の一歩が一番こわいけん。
ほれは見えない橋に踏み出すような勇気がいる。
ほなけんど、踏みしめた足元に橋がかかる。
わかいし(若者)よ、臆病なまま夢をつかめ」
老師はそう告げると、ふっと消えた。
キラは、再び「伝説の聖櫃」をもとめて、
クイチピチュ(虹の峰)に向かって歩き始めた。
(本文より)

臆病なまま進め、夢をつかめ、っていうんです。
で、まだ読み直していないので、この本ではなく、この本を読んだのと同じ時期の何か他の記事かもしれないのですが、成功している人って必ず失敗を経験していて、それを糧に成功にたどり着いているんだ。
そういう成功者の方はみんな臆病さを持っていて、その臆病さを持ったまま進んでいるんだっていうことを聞いたんですが、それを思い出しました。

自分自身を振り返ってみると、臆病な部分もあって、学校に行っているときは、どんなに勉強しても不安で、結構頑張って勉強していたんだけど、大人になってからは、結構、成功する確率というか、うまくいきそうなことにしか挑戦しないように、いつもまにかなっていた気がするんです。

「臆病さ」ってあまりよく言われることはないというか、少ない気がするけれど、それが「魅力」に変わるとしたら、その「臆病さ」を受け入れながら、進んでいることなのかなって思ったり。

結果を例えば気にせず、進む勇気も、失敗が怖くて、だからこそ、準備する努力、どっちも素敵ですね。

今の自分には、どっちも足りてない気もする。

だけど、今、気づけたことに感謝したいと思います。

どっちも大切だけど、今の自分に、より必要なのは「結果を気にせず進む勇気」の方かな? 体験でしか、経験することでしか、得られないものってたくさんあるって聞きます。

どうしても、調べてから……、もう少し勉強してからって思って行動しないことが多いので、行動できるときには、してみるほうがいいかもしれない。

人それぞれ、あるいは、状況によって、受け取り方も違うし、必要なメッセージも違うと思うけれど、こうして、輝いている人からもらうメッセージを、ある意味、自分に都合がいいように解釈してエッセンスをもらうのはいい勘違いかなと思っています。

ということで2回目のラジオはこれくらいにしようと思います。
最後まで聞いてくださってありがとうございました!

では今日はこの辺で、さようなら。
(2020.11.12配信)

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