クチートGX

「ジージーエンド」カードレビュー【クチートGX】編

 こんにちは。
「TEAM TOKIWA」の「“会長”」です。


 前回に引き続き4/5(金)に発売される「ジージーエンド」の新カードについて簡単にレビューをさせていただきます。


 「ジージーエンド」のカードリストはポケモンカード公式ページで既に公開されていますのでこちらをご覧ください。


“強化拡張パック「ジージーエンド」 | ポケモンカードゲーム公式ホームページ”
https://www.pokemon-card.com/products/sm/sm10a.html


第一回目はこちら
“「ジージーエンド」カードレビュー【ガブリアス&ギラティナGX】編”
https://note.mu/teamtokiwa/n/ne71203dd2b62


第二回目はこちら
“「ジージーエンド」カードレビュー【ヒードランGX】編”
https://note.mu/teamtokiwa/n/n6cfff8c4ce1d


第三回目はこちら
“「ジージーエンド」カードレビュー【ライチュウ&アローラライチュウGX】編”
https://note.mu/teamtokiwa/n/n575164304230


 第四回目となる今回は鋼のGXポケモン【クチートGX】です。


・タイプ:鋼
 攻撃面では、環境に復帰した「フェアリータイプ」の弱点を突くことが出来ます。
HPが低い為ガンガン攻撃するタイプのポケモンではないですが、鋼タイプなので【メタルコアバリア】等の恩恵を得る事も出来ます。


・HP:170
 GXポケモンの中ではやや低いHPです。多くのデッキで採用されているサポートポケモンの【カプ・テテフGX】と同じ位置づけでしょうか。


・特性:「みわくのウィンク」
XYシリーズのグッズであった【みわくのポフレ】を特性で使う事が出来ます。
上手くきまれば【カプ・テテフGX】や【デデンネGX】のような強力な特性を持ったポケモンの効果を使わせずベンチに出す事が出来るので非常に強力な特性です。
先行1回目の番を除き、基本的にこちらの番で相手が手札に持っているポケモンはベンチスペース節約や狙われることで不利になる等の理由であまり場に出したくないか、次の番で使うサポート能力を持つ【カプ・テテフGX】等という事が考えられます。
事前に【シオンタウン】や【デカグースGX】の特性「ガサいれ」等で相手の手札を見ておくと確実に成功するのでそういったカードと組み合わせるのも良さそうです。

 
・ワザ1:「ハッスルバイト」
 相手のベンチポケモンの数が多いほどダメージが増えるので、自身の特性「みわくのウィンク」と相性の良いワザです。
最大ダメージはそこまで高くないものの、たねの通常GXポケモンや弱点を突いて倒す分には十分なダメージを出せます。

・GXワザ:「ビッグイーターGX」
 相手の手札を見てサポートのカードを全てトラッシュするコントロール系のGXワザです。
特性「みわくのウィンク」と相性が良く、相手の手札に【ハイパーボール】等のグッズがない場合は動きを止められる可能性が高いです。

・弱点:炎
 炎タイプのポケモンが流行っている今の環境では厳しい弱点ですが、そもそも炎タイプのデッキはワザダメージが高く、このポケモンのHPなら弱点に関係なく一撃で倒せされてしまうシーンが多そうなのであまり関係なかったりもします。

・逃げるエネルギー:1個
 逃げるエネルギーは1個と軽いです。
【エスケープボード】を使うデッキではこのポケモンも逃がす事が出来ます。

・どんなデッキで使われそうか
 特性「みわくのウィンク」があるのでどのデッキでも採用の余地があるのですが、
特にXY時代に【みわくのポフレ】が「よるのこうしん」デッキで使われていたことを考えると、非GX主体のデッキで相手の場をコントロールする為に使われるか、鋼デッキのサポート兼サブアタッカーとして使われそうな気がします。

・総評
 純粋なアタッカーとしての性能は他のGXポケモンに比べて低いので、特性やGXワザを生かして戦うといったテクニカルなカードだと思います。
汎用性の高いカードでもあるので、「ジージーエンド」発売後はこのカードが常に出てくることを想定してプレイする必要があるかもしれませんね。

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