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ジャパンカップ 最終見解

一段と寒さが増してきました。
みなさんこんにちは武田です。
いよいよジャパンカップの枠順発表もされて、最終見解となります。

予想オッズを見てもそうですが、人気はかなり割れてます。
今回◎を決めるに当たり相当悩みました。

このレースにどんなファクターを最も重要視すべきか。
A 近走実績 天皇賞秋の上位組
B 過去実績 以前のJCやG1にて好成績を残してる馬
C 血統適性 トニービン系の血統産駒
D コース適性 JCに最も近いラップ推移にて好走している馬
E 乗り替りなどにより騎手適性 NF使い分けや外国人ジョッキーの選択

どんな角度からも入れるこのレース。
最後に求められるのは重要視するファクターの選択。

なにを優先にして考えるか。
このセンスが最も問われるのが今回のジャパンカップだと思います。

Aを選択するとすれば、ワグネリアン、ユーキャンスマイル
とこのあたりは上位人気です。

B選択であれば、スワーヴリチャード、シュヴァルグラン

C選択であれば、スワーヴリチャード、シュヴァルグラン、ダンビュライト、ムイトオブリガード、タイセイトレイル

D選択であれば、カレンブーケドール、ダンビュライト

E選択であれば、シュヴァルグラン、ルックトゥワイス


このABCDEの中で最も多く名前の出た馬。

武田優駿の◎11シュヴァルグラン


一昨年のジャパンカップの勝馬で昨年は4着。今年は海外3戦にて4戦目がこのジャパンカップとなる。最終追い切りは栗東芝コースにてスミヨン鞍上にて行い好時計。芝で最終追いをするなど休み明けの勝負気配としては深いものと感じている。
春3戦はすべて海外戦で日本で走るのは昨年の有馬記念以来。
ドバイ2着のあと馬場適性の合わぬ事も有り惨敗に見えるが、原因がハッキリわかって居るだけに悲観する事は無いと感じる。
そして何よりこの馬を証明するのがトニービンの血を受け継いだ「ハーツクライ産駒」という事。古馬の東京2400m戦となると、このトニービンの血が大きくものを言う。

そしてまた今回この馬を◎に選択した理由。
確かに天皇賞組はこのメンバーでは強い。しかしどれも一長一短。
また今回雨も降ったりやんだりで稍重~重の馬場。少なからずとも切れ味勝負で終幕する可能性も低くなったのも事実。
であれば今年日本で走っては居ないが過去のJP勝ち馬であるこのシュヴァルグランの実績に期待する。
NF馬で鞍上スミヨンに決定したのが速かったのも◎を打つ理由の1つ。

【ジャパンカップ2019 武田優駿の最終見解】
 ◎ 11 シュヴァルグラン
 ▲ 2 ワグネリアン
 △ 6 ユーキャンスマイル
 △ 1 カレンブーケドール
 △ 10 ダンビュライト
 △ 5 スワーヴリチャード
 △ 4 ムイトオブリガード
 △ 12 タイセイトレイル

ある意味シュヴァルグランの今年の成績については確かに不透明。
だがイギリスでは馬場が合わなかったことは確かだと感じてます。
本来なら海外遠征の戻り初戦を買うのはタブーだが、これだけの間隔をあけての出走であれば、遠征の疲れ等は何も問題ないはず。逆に7歳馬で年齢の件も有り、これを補うには休み明けの方が都合が良いはず。
経験値の高いシュヴァルグラン、そしてNFしがらき仕上げ、休み明けには何の不安もない。
次走の有馬記念で引退表明もしている同馬。人気になる事も無い今回、狙い目としても妙が高いと感じる。

今回相手も多く7頭と絞り込めない。
であれば馬券としては11シュヴァルグランの単複。
武田はこれで勝負します。



サラリーマン馬券師の武田優駿。 ラップ分析を基本としてハイレベルのレースで好走した馬を皆さんに伝える事を宿命と考えています。人気薄馬の激走を見抜く事に全身全霊で挑戦しています。