見出し画像

無料予想 川崎11R多摩川OP

みなさんこんにちは、武田優駿です。
本日1/31川崎競馬場で行われます多摩川オープンの予想を無料upさせて頂きたいと思いますので、宜しくお願い致します。
2023/11よりメンバーシップ「TEAM TAKEDA」としてnoteにて競馬に関する情報を発信しておりますが、時々こうして無料の予想もupして行きたいと思います。
久しぶりに武田の予想をお目にする方もいらっしゃるかもしれません。
そして初めで武田優駿の予想を見る方もきっと多い事でしょう、皆様改めまして宜しくお願い致します!

それでは早速本日1/31川崎競馬場で行われる多摩川オープンの見解を。

今週月火と川崎のレースを観て感じる馬場状況、基本勝馬はセオリー通り逃げ先行の中からが殆ど。しかしこれを追う形になる人気馬の仕掛けのタイミングがが比較的早くなり、ヒモ荒れするような印象です。

川崎マイル。
小回りコーナーの4角競馬。
しかしその分最初の直線が長く、確実に出して行ける二の脚さえあれば1コーナーまでに先手を取りに行く事がジョッキーの意思で可能なコース。
しかし前半にあまりにも脚を使いすぎればタレるのは必須、なので前に付けるまでどれだけ楽に先手を取れるか、これがこのレースの一番の決め手になると思います。

できればハナを奪いたい三頭。
3ジョーパイロライト
7キングオブザナイル
9アランバローズ
この三頭が先行争いはかなり激しいはず。
どれも絶対行かないとダメと言うタイプでは無いものの、だからこそ本来ペースが落ちるであろうテンから4ハロン目(いつも13秒台に落ちる2コーナー明け)がそう簡単に落ちないはず。

例えば1/3の川崎マイラーズ。
この時のレースラップは、
12.2 - 11.6 - 12.2 - 13.2 - 12.0 - 13.0 - 13.3 - 14.7(馬場指数+8)

そして近年この多摩川オープンのラップ。
2023 12.6 - 11.0 - 12.2 - 13.9 - 12.7 - 13.6 - 14.0 - 12.6 馬場指数+13
2022 12.6 - 11.7 - 12.8 - 13.5 - 12.2 - 12.7 - 12.9 - 13.4 馬場指数-3
2021 12.9 - 11.0 - 12.4 - 13.0 - 11.7 - 13.0 - 13.7 - 13.9 馬場指数-5

本日の川崎しばらく雨の無い良馬場。
先日のメインレースB3でのラップが
12.7 - 11.5 - 12.9 - 13.4 - 12.6 - 13.6 - 13.3 - 14.0
37.1 - 40.9 かなりのハイペースと言え、これはB3と言うクラスを考えてもラスト3ハロン40.9は時計の掛かり方が尋常ではない。

それだけ今の川崎、乾き切った時計の掛かる馬場。
そして今週月火の2日間の各クラスの時計とラップを見る限り、馬場指数を想像するとプラス領域なのは間違いない。例えば+5程度を想定した場合、今回の勝ち時計をどう想定するか。

2023 1:42.6 馬場指数+13
2022 1:41.8 馬場指数-3
2021 1:41.6 馬場指数-5

過去3年の走破タイムと馬場指数を考えれば、今年は1:42.0~42.5程度が妥当か。とにかく時計の掛かる馬場は間違いなしで、持ち時計と言う意味だけで言うならば過去に1:40を切った馬が5頭も居る。
このため想定の1:42.0~42.5の中で最も持ち味を出せる走りを求められる馬、これが今日の多摩川オープンの好走馬となるはず。

1番人気が想定される8枠9番のアランバローズ。
大外枠になりました。長い最初の直線500Mを利用すればハナを切る事は可能でしょう。
しかし相当の脚を前半に使わない限り、この川崎マイルで楽に先手を取るのは難しい。特に今回3ジョーパイロライトと7キングオブザナイルが内側に居るため、そう簡単にハナは取れそうも無い。
特に気になって居るのが3ジョーパイロライト。今回小久保厩舎が4頭出し、中でも前走スタート決められずここに連闘で臨んできたのは不気味。3枠3番を考えるならこれも何が何でも引かない形で行くしかない馬、スタート直後に被されるほど遅れなければ、捨て身でもハナを取りに行きそうな気配。なのでそう簡単にアランバローズがハナを切る事が容易では無いはず。

ではアランバローズが番手三番手で競馬するとどうなるか。
2列目の外で有れば当然外回し、かと言ってそのインを取れるようなメンバーと枠でもない。
こうなるとアランバローズはどちらにしても中途半端な位置取りしか想像がつかず、この馬が勝つような展開は「楽にハナを切るれる事」以外には無いと感じます。
そういう意味でキーになるのが、この小久保厩舎4頭出しの3ジョーパイロライトの動き。これが前回同様に大きく出遅れてしまうようであれば話は変わるのだが「予定の連闘」を強調する小久保調教師のコメントなど見る限り、ここは何が何でもハナを奪いに来るはず。

絶対的逃げ馬が居ない今回、上記した行きたい馬3頭はどれも行き脚が足りず二の脚で行くタイプ、だからこそ1角入りで隊列が出来てからも先行争いは落ち着かず、結果川崎独特の4F目で一気に落ちるラップは期待できないと感じるのです。

真の意味で隊列が落ち着くのが5ハロン目。
これはバックストレッチの中段。この時点で残り4ハロンを完全に切ったところであり、ハイペースで進んできた先頭集団は一気にバテるはず。

追い込み決着。
今回はそう強く感じるメンバー構成と馬場。
確かに先日までの川崎では逃げ馬がそれなりに残っていますが、それは先手取るまでがかなり楽であり根本の能力の違いだと思います。
ただし今回のメンバーはとにかくスタートが決められない逃げ馬ばかり、二の脚使って行きたいと言う馬が多い。

隊列が決まりにくいメンバー、だからこそ4ハロン目に落ちるラップが落ちにくくなると思うのです。
前総崩れのハイペース、上り41秒前後の世界。
このメンバーと今の川崎の馬場を考えれば後方組が優位。

■ 川崎11R 多摩川オープン
◎ 10デルマルーヴル

中央から高知へ移籍し3戦消化、そしてこの川崎へ転入。
明け8歳馬にはなるが中央時代も深いダートを得意とし、この川崎含め砂の深い時計を要する馬場が得意な馬。
中央時代は年齢と共に時計面でついていけず距離延長をして対応しようとしてきたが、軽い馬場は本質的に得意ではない馬と感じます。
今回川崎の1,600、そして時計の掛かる馬場。先行馬も多く前が流れる事は明白でハイペースも必至。
高知で深い砂に適性を見せた同馬、確かにメンバーは弱いが深い砂を確実にこなす事だけは分かった。
今回南関東川崎へ転入、そして本来得意距離のマイル戦。
相手は強くなるが中央時に戦って来た戦歴を考えればこのメンバーでも十分な底力を持つのがデルマルーヴル。
適距離適コース、そして展開も味方するメンバー構成。先物買いするなら今回かも知れない。

馬券はワイド3点。
10-8.2.6へ。


と本日はこんな感じに。
メンバーシップ制になり多くの皆様と接点が少なくなりましたが武田は元気でやっております。

メンバーシップでは毎週土日の中央競馬を中心に予想を提供させて頂くと共に、馬券術等に関してもメンバーシップ専用にコラムを書いております。
330円/月と格安ですので、御興味有りましたら是非1ヵ月だけでもお立ち寄りください。
2月度のメンバーシップは明日2/1より募集となります。

それでは皆様に御武運を。
そしてフォースよ我に。



サラリーマン馬券師の武田優駿。 ラップ分析を基本としてハイレベルのレースで好走した馬を皆さんに伝える事を宿命と考えています。人気薄馬の激走を見抜く事に全身全霊で挑戦しています。