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市川ステークス 最終見解 魂の馬券師になる

レース前日の夜。
土曜の中山ダートの馬場状態、今日出走した各馬のコース取り位置取りなど全てを見尽くしていました。

こんばんは、武田優駿です。
大箱開催も終わりいよいよ中山に開催変わり。各クラスの時計、トラックバイアスの確認は納得の行く形にて今を迎えてます。

改めての宣言となりますが、武田の不動の◉は6ダノンロイヤル。

もう少しするとネットでの馬券発売が始まりますが、おそらく2番人気のまま当日を迎えると思われます。

おそらくこれを読んで頂いていらっしゃる方々、なぜ武田がダノンロイヤルを本命にしているかのご説明は不要かと思います。
もしその理由や詳細を知りたい方は前記のレース展望を読んで頂ければ。

ちなみに今日各馬の調教内容確認。
ダノンロイヤルは前走北国新聞杯勝ちし、今回の市川Sへ向けて11月より時計を出し始めました。
中間は8本もの時計を出していて、坂路とCWの併用。基本これはいつもと変わらぬパターンですが、今回に関しては前回より本数も多いです。また注目しているのは時計だし初めて比較的早い段階で早い上がりの時計を出せている事。
先週の京都ダート1800の特別戦を除外された事もありその分も含めて二本多い時計が出ています。

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特に今回は除外明け、しかも関東遠征が有るにも関わらず自身初の長目からの時計。
陣営の負荷のかけ方を見ても除外の影響どころかプラスの影響しか無いと見ています。

自分の予想理念の三本柱
①スピード指数(能力判断)
②ラップタイム分析(展開や適正)
③調教(調子や陣営の勝負気配)

この理念があっての今回の市川S。
つまりダノンロイヤルの能力やレース適正はこの中では抜けている。その能力が開花したのが前走。

北国新聞杯を勝ったレース、馬場状態は稍重表示てますがこの日の京都ダートは時計的には標準。一般的見方として足抜きの良い馬場での単なる逃げ切りと見られがちですが、レース内容は全く違います。

標準馬場にも関わらず比較的早いペースで始まったレース。これを常に後ろから突かれるストレスの高い中での競馬、これは逃げ馬ではなく能力差で前目につけて好位で競馬できる馬の証。この証拠にあれだけストレスを受けながら、4角明けには後続を引き離す一方。これはオープンレベルの馬であり、当然2勝クラスなどは相手にならぬ強さです。

前回晩秋Sにてアポロテネシーを推奨しましたが、あれと同等の強さ、能力。
ズバリ休み明けの2勝クラスであの勝ち方をするのはオープン級、3勝クラスもスンナリだと思います。

このダノンロイヤル、先週の京都での花園Sを除外されましたが。おそらくここに出て居れば勝てたはず。

しかしこのダノンロイヤルの過去のラップ適正からすれば、中山ダート1800の方が更にドンピシャ。鬼に金棒だと感じるほどです。

除外確認後にすぐ番組確認すると、このクラスだと開幕の中山での市川Sしか無いと分かりました。
阪神コースよりはラップ適正からすれば間違いなく中山。きっと輸送してもこちらに回るだろうと。
但しそれは勝負気配があるのなら、なのです。
もし勝負気配が無いのなら、阪神での同一条件を待ったでしょう。

だが。やはり読んだ通り。
輸送してでも中山に。松若が乗れないのを分かりながらもココを選んだ。輸送も当然考えたはず。それよりは調子の良い時に一気に勝ち上がり上を目指すべき、これが陣営の答え。


今回一番人気はレッドフレイで間違い無いだろう。完全同型、本来なら嫌な展開になるはず。
だが枠としてダノンロイヤルが内側に入った事も更に運が有ると見る。

おそらく1角入りはダノンが先手で入るだろう。その後隊列ができる為、2角過ぎねばフレイは前に出られないため外目を回るしか無い。また無理してハナを奪うとなれば更に前半足を使うしかなくなる。
流石にこの展開になると3勝クラスで通用しないフレイ。自分の予感では掲示板から姿を消す可能性もかなり有ると見ている。

話は少し変わるがアポロテネシーが勝った晩秋S、この日は京都でマイルCSがあった。大半の人はこのG1予想に多大な時間を割く為、一つ前の条件戦などはろくに予想など出来ぬのが世の常。

一般心理で思うのは、単純な時計比較とクラス実績位なもの。そりゃ前走を同一クラスで最先着した馬から買いたくなるもの。

そして明日。
このデジャブはまた起こる。
中京で行われるチャンピオンC、多くの注目はそちらに流れる。他馬の条件レースまでここまで瞬時に分析してダノンロイヤルを買えるだろうか?ましてや同型のダノンとフレイ。穴狙いに徹するなら差し追い込み馬からの馬券、また硬く行くなら実績のあるフレイから流す。

本来なら晩秋Sのアポロテネシーは単勝1.5倍のレベル。これが2番人気で4.1倍も付いた。それもブッチギリの楽勝。

まるで同じ。
デジャブを味わうかの如く。

自分の競馬理念から考えると、明日の市川Sはダノンロイヤルが1秒程度の差を持ってます。これは単勝率で見るとこのメンバーであれば90%程度の確率。
そして3着以内で有れば95%程度と思う確率になります。

もちろん競馬。
何が有るかはわからない。
ただ競馬で儲けて行くにはこう言うレースを待って買うしか無いと思います。

勢いで行き当たりばったり馬券を買い、時には当たることがあっても最後は9割の人がやられる。

自分も含め、この負のカテゴリから確実に抜け出さなければ競馬では勝てない。
大切な大切なお金です。使うならここしかない。

自分が本気で買うとすると、今回のようなレースと思ってます。2週間ずっとこの日を待ちましたから。その下調べは悔いのない位してきて、このダノンロイヤルや陣営を徹底して調べて来た。

そして出した答えは「かなりの確率でダノンロイヤルが勝てる」

もしこれで負けたとしても、悔いなし。
それがこの市川Sダノンロイヤル。

自分の中では楽勝できると思ってます。
負ける要素が限りなく少ない。
この結果は明日のメイン前には出てるはずなので、もしダノンロイヤルが負けたとしたら武田を笑って欲しい。

だがダノンロイヤルがブッチギリの勝利を収めたら、こんな奴がいた事を覚えておいて頂きたい。

たかが条件戦にこんなに熱くなる男。

爪痕だけは残します。

自分の競馬人生の集大成だと思って明日に臨みます。もちろん現地で。

パドックでこの帽子をかぶって一番前に居ますので、もし見かけたら笑ってあげて下さい。

それではまた明日。

明日俺は魂の

以降は常時Twitterにて発信します。

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武田優駿
サラリーマン馬券師の武田優駿。 ラップ分析を基本としてハイレベルのレースで好走した馬を皆さんに伝える事を宿命と考えています。人気薄馬の激走を見抜く事に全身全霊で挑戦しています。