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続 市川ステークス レース展望
皆さんこんにちは、武田優駿です。
さて2週前より狙ってきたダノンロイヤル。
月曜のネット競馬での予想オッズは45倍以上あったのですが、木曜の16時ではなんと2番人気まで押し上げられてきました。
おそらくこれはネット競馬の予想欄にダノンロイヤル「◎」をに入れている人が多く、コンピューター集計で自動的にオッズが上がってきたものと思います。
この現象は晩秋ステークスでのアポロテネシーの時と全く同じですね。
あの時も7番人気からスタートし、最終的には当日差のない2番人気にまで来ましたから。
さてこの1週間、このレースの対戦相手の研究ばかりしてきました。
結論的に言うと「やはりダノンロイヤルが勝つ可能性はかなり高い」
これは前記述のnoteを見て頂ければと思います。
ただしいて相手候補として筆頭に挙げたいのは、抜けた1番人気が予想されるレッドフレイ。この馬は比較的ダノンロイヤルと同形の脚質。
この2頭の能力比較・コース適性など、この部分に随分と長い時間を費やしてきた今週でした。
同一脚質で臨む今回の市川ステークス。
レッドフライとダノンロイヤルのどちらが「中山ダート1800m」へ対応しているのか。
答えは間違いなくダノンロイヤルです。
冒頭のラップ推移グラフを見て頂きたいのです。
レッドフライは1年前に中山ダート1800mを勝っていることもあり今回人気も高いのでしょうが、そのグラフが水色。
当時比較的足抜きの良い馬場(馬場指数-11)でのもの。
3歳500万下で1年前のレース、もちろん馬はそれより成長しているのも考慮しますが、このレースでレッドフレイは2.3番手での競馬。
通常の中山ダート1800mでのラップとはやや異なる波形にて勝利をしています。
2018/12/1 中山3歳500万下 (1年前にレッドフレイが勝ったレース)
①2F目は馬場やクラスを考えるとこのラップはOK
②3F目がペースダウンしていなかった(この時3番手)
③通常5F目はペースアップするのが定番だが、逆にペース上がらず。
④その反動で6・7Fと一気にペースアップ
⑤このためL2が通常波形に無い異常なベースダウン
これは3勝クラス(以前で言う準オープン)では有り得ない波形。
つまり市川ステークスではこのようなラップ推移にはならないです。
特に今週の天気を考えれば良馬場で、ある程度時計もかかるはず。
こうなると昨年の波形に近くなるでしょうかね。
茶色が昨年のレースラップ。5F目にミニマムラップが出るようなペース。
しかしレッドフレイの中山で勝っているレースは真逆でここが時計が掛かるラップ。波形としては3勝クラスでは有り得ないラップ。
もちろんこれは1年も前の馬齢限定でのレースで、あまりあてにできないのかもしれない。
しかしこの昨年12/1に行われた中山ダート1800mで勝利していることが、レッドフレイの人気になる要因の一つだと思うのです。
そしてレッドフレイの前走は京都の平城京S。
こちらは足抜きのいい重馬場(馬場指数-14)で、この時はハナを切る展開も最後は後方からの2頭に差し切られ3着。
本来なら完全前有利の流れのラップ推移も、勝ったコマビショウの指数は100で、3勝クラスにしてはかなりレベルが低い。
絶好の展開で後続を引き離せなかったのは、ペースは落として逃げられたものの3勝クラスではかなり厳しい能力としか言えない。
現在このレッドフレイが抜けた1番人気。
自分の推察が確かであればダノンロイヤルがレッドフレイに負ける要素は無いと見てます。ロイヤルは2番手でも十分に競馬ができるし、前走のレースレベルからすればレッドフレイと同一レースに出たとしたら約1秒差で勝てる計算。
レースラップ適性・スピード指数(109)、展開有利のロイヤル。
フレイがスローで行ってくれれば更に有利。そうなればおそらく番手につけるはず。またロイヤルがハナを切る場合、フレイが付いてこれるのは4角まで。これは絶対的能力差。
怖いのはフレイではないはず。
フレイにはどんな展開でも勝てる。
とは言え後ろから来る組。
どれも当てにはできぬが、数頭考えられる馬も居る。
しかし他の競馬場であれば怖さを感じるものの、この中山ダート1800mであればおそらく簡単に追い込めない。
ジェミニズ、グラスブルースなど嵌れば怖いと感じる。
しかしロイヤルのペースで4角を回れば、時計的に追い込んでくるのは不可能ではないかと考える。それだけラスト1Fの足を持つのがダノンロイヤル。
このメンバーで負けるシュチュエーションは考えにくい。
アポロテネシーの勝利を予告した時と同じ。
そんな空気感が2週間続いての今日を迎えている。
あとは馬券種として何を選ぶのか。
単勝1本勝負か。
安全に複勝一本で行くのもあり。
または連系にて高配当狙いも良い。
特に期待のデキるのは2着以下に人気薄の追い込み馬が入る事。
ダノンロイヤルを頭に3連単、2.3着を人気薄で固めるのも面白いかと感じている。
あとは日曜の市川ステークスを待つのみ。
これが武田の競馬観。
力でこの馬券、取らねばと感じる。
妙があっての馬券購入。
滅多にないチャンスであることは間違いない。
ここまで待ったよ、ダノンロイヤル。
三浦ジョッキー、アポロテネシーも勝たせてくれた縁起のいい騎手。
再び中山のスタントで「三浦!」と叫ばせてもらうよ。
これが。
俺の競馬。
魂の馬券師になれるか。
やってやる。
サラリーマン馬券師の武田優駿。 ラップ分析を基本としてハイレベルのレースで好走した馬を皆さんに伝える事を宿命と考えています。人気薄馬の激走を見抜く事に全身全霊で挑戦しています。