天皇賞・秋 最終見解
週中に降った大量の雨。
馬場の回復がどこまで可能なのか、土曜はそれを終始見つめていた。
未勝利の芝2000 1:59.8
1勝クラスの芝2000 1:59.3
この時計を見る限り雨の影響は無いどころか超高速馬場。
流石にここまで回復するとは思っても居なかったが、これは本当に驚きの一言。
そして先日までのレース展望も、やや修正の必要性がありとなった。
稍重程度を予想していた今年の天皇賞秋。
想定勝ち時計を1:57.5〜1:58.0と思っていた。
だがこれはもう無い。土曜の芝コースの時計を見る限り、おそらく天皇賞秋の勝ち時計は1:56.0前後にしかならないはず。
重や稍重となると時計的には足りる馬が多く、馬券の点数としてもどこまで流すかを迷っていた。
だがこの超高速馬場で上位に来れる馬はかなり限られる。
◎ アーモンドアイ
こちらは更に不動の◎に。
ジャパンCでのあのレコード決着、まさにスピード競馬はこの馬の為のもの。
負ける要素は更に低く、不動の頭。
そして昨日まで問題だった2着以下。
これをどうするか。
サートゥルナーリアは最も危険な人気馬となってしまった。それでなくても東京コースはこの馬にとって向かないのに、更に持ち時計が厳しいとなると思い切って馬券から切り離したい。
特にアーモンドアイがジャパンCで見せたようなレース展開となると、掲示板に載ることすら危ういと見ている。
逆に昨日までは馬券的に押さえの一頭に過ぎなかった一頭、アエロリット。
距離として難しいのと、馬場が重いと道中のスタミナロスがかなりと見ていた。
だがこの高速馬場、あと1ハロンで有れば充分に対応出来るのではと強く感じる。
そしてワグネリアン。
間違いなく東京コース向きなのは東スポ杯やダービーで実証済みという事もあるが、本来はかなりのスピード馬と見る。
一番扱いに迷うのはダノンプレミアムだったが、やはりこの馬の持ち味は東京コースよりは4角有りの2000。
安田記念は未知で終わったが、金鯱賞やマイラーズCを見る限りは器用さを生かした競馬が合うと見ている。ここは人気を考慮すると思い切って切りたいと考える。
アルアイン、こちらも器用に内を回ることがベスト。流石に大外枠は利が無く切るしかない。
スワーブリチャード。
横山典に決定したのがギリギリの時点での決定。もし陣営が本気でここを狙ってきていたらばこのような騎手決定をノーザンファームはしない。
逆に言えばしがらきでここ目標に乗り込まれていたとしたら、数ヶ月前から一流騎乗が二つ返事で騎乗決定もしてるはず。
なのでスワーブリチャードの実力は認めるも、勝負は次回以降と見る。
という訳で武田の馬券。
高速馬場決着でアーモンドアイの下に買いたい馬は二頭。
14 ワグネリアン
5 アエロリット
アーモンドアイの下に来るのはこの二頭しか居ないはず。
3連単 2→5.14→5.14 の2点
武田優駿はこの3連単2点で天皇賞秋を取りに行きます。