仕事のこと『フリーランス期』　（noteでおしゃべり）

・SAKAMO と ばたち で同じテーマについて話す『noteでおしゃべり』
・『弱い（全5回）』『好き（全5回）』『家族（全5回）』『仕事（全5回）』
・4つのテーマで全20回でお届けするシリーズとなっています。
・よろしければ、それぞれのnoteを覗きにきてくださいね。

3年前からフリーランスに戻った。
その前は会社経営をしていた。

経営者の頃、私は、私のやりたい事のために経営をしていなかった。
共同経営者の夢を叶えるために経営者になっていた。
もっと前の経営者でない時からも、彼女のサロン経営を実際は裏でやっていたので感覚がずれているままだったように感じる。

その事情を知っている人に、裏ボスとよく言われていた。

私は良いことをしているつもりだった。彼女のために時間も労力もお金も注いでいる感覚だった。

でも、それは必ずしも彼女にとって良いことではなかった。

私は共同経営者に隠れながら自分らしい仕事がしたかった。
永遠の黒子として人生を終えたかった。
だから、世間的評価もお金も全て彼女が手に入れればいいと思っていた。それを手に入れる権利があるほうが、彼女が喜ぶと思っていた。

その思いは完全に私の都合で、その思いを彼女が望んでいるわけではなかった。

彼女は私に私の人生を歩んで欲しかったのかもしれない。
（今思うと本当にそう思ってくれていたのかもしれない。）

彼女は私に攻撃的になり、私はそんな彼女を説得して分からせようとした。
分かりにくいお互いへの気遣いが関係性を悪化させ、結果、私は会社の代表取締役を退任し、フリーランスに戻ることにした。

フリーランスに戻ってすぐには動けなかった。

一番最初につまづいたのは、自分のやりたいことが分からなかったことだった。
何をカタチにし表現したらいいのか全く分からなかったのだ。

今まで、誰かの目標や夢に対して、ビジネスモデルを立てることしかしていなかった。

フリーランスに戻る以前の私は、自分のやりたいこと発信で、物事を進めることがなかったので、３ヶ月くらい自分を見つめ直す期間が続いた。

自分と向き合い続け、今まで人のためにと思ってやってきたことが、自分のやりたいことに変化していたことに気づいていった。

今までの経験を活かし、スモールビジネスコンサルとして活動することにした。

一人オーナーの皆さんの全てに寄り添えるコンサルになることにしたのだ。

フリーランスに戻ってから3年経って、今はコンサルの範囲を越え人生そのものをプロデュースさせていただいている。

これからは、コンサル（プロデュース）だけでなく、私自身が『自分の思いを体現する者』として、活動していくことも決めた。

体現者としての私と、プロデューサーとしての私。
両方の私として、これからもフリーランスとして活動していきたい。