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家族のこと『夫』 (noteでおしゃべり)

・SAKAMO と ばたち で同じテーマについて話す『noteでおしゃべり』
・『弱い(全5回)』『好き(全5回)』『家族(全5回)』『仕事(全5回)』
・4つのテーマで全20回でお届けするシリーズとなっています。
・よろしければ、それぞれのnoteを覗きにきてくださいね。

22歳11ヶ月で出会い、24歳の誕生日に結婚した。
私と旦那さんは3歳違いで同じ誕生日だ。

今思うと誕生日が一緒なのって嬉しくなかった。
当時は運命だって思っていたのだけれど。

誕生日が一緒だと、一人だけ祝ってもらえない。
祝ってもらえる日は、旦那さんを祝わなければならない。

旦那さんを祝いたくないわけではない。
ただ、私をちゃんと祝ってほしいのだ。

どういうことかというと、誕生日の当日に「お誕生日おめでとう」と私が言うと「おめでとう」と旦那さんから言葉が返ってくる。
この流れが嫌なのだ。(これはいまだに続いている。)

旦那さんからしても、おめでとうって言われたいだろう。
そして私も旦那さんに先におめでとうって言われたい。

でもこの24年間、旦那さんから先におめでとうと言われていないことを私は根に持っている。

もうすぐ結婚25年、つまり銀婚式となる。
全く実感が湧かない。

それもそのはず、結婚25年間の間で14年も単身赴任していたのだから。
長期出張の始まった単身赴任が14年になるなんて想像もしてなかった。
5年前に転勤でまた同居することになった時は、お互い一緒に住めないだろうなと思っていたくらいだ。

各々が好き勝手に生活していたので、旦那さんが自宅に帰ることが決まった時には、『我が家をシェアハウスだと思って帰ってきてください。』と言わせてもらった。

そうしたら、旦那さんから『そちらのほうが気が楽です。』と言われ、我が家はシェアハウスと化した。

旦那さんは正真正銘の 嫁いらず な人だ。
私の何倍も家事力があり几帳面な人。
なのに、家事も大してしない私を、いまだに妻にしてくれている旦那さんの人間力に感謝している。

感謝はしつつ、旦那の家事力に甘え、私は自由に活動させてもらっている。

旦那さんは会社員、私はフリーランス。
価値観も生き方もお互い見る景色が違いすぎて、分かり合えなくなっているかもしれないが、今はこのペースで一緒に生活できていることがありがたい。

いつか、私のことが嫌になっちゃう時がくるまでご一緒いただけると幸いです。

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