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シティリーグ2024 まとめ

あぶらと申します。
普段はチームアチャモというコミュニティで
世界大会出場を目標にしてポケモンカードを遊んでいます。

今シーズンはシティリーグの調子がよく、最終的にプレイヤーランキングで5位という結果を残せたので
選択したデッキの理由や意識していたことをメモ書き程度に残そうかなと思います。
誤字脱字あったらゴメンネ。

Season1

ネジキと水エネがおしゃれポイント

使用したのはゾロアークバレットです。
デッキリストを見てもらえば分かる通り、メインアタッカーがハッサムのデッキになります。
つまり、相手がハッサムに対応できるかできないかでデッキの出力が変わることを意味します。
このデッキを使うと決めてから数週間練習したのですが、やればやるほど勝率が落ちていくのがわかりました。
勝率が落ちながらも使用に踏み切ったのは、練習初週の勝率でした。
メタゲーム外のゾロアークバレット(ハッサム)相手にプレイを用意している人がいないことに加え、
ゾロアークバレットに対するプレイをできる人と対戦しても立ち回りは用意していたので勝負はできると考えました。
特にロスギラ戦において「ギラティナのみで盤面を形成する」+「できる限りギラティナVstarで攻撃する」プレイに対してはあまり勝率がよくありませんでした。
当日はロスギラを3回踏んだのですが3回中2回はそのようなプレイをしてくることはなく、
ギラティナのみで盤面を形成してきたプレイヤーもVstarを積極的に運用してこなかったため勝つことができました。
トーナメントに進みましたが準決勝で有利なはずのパオジアンに
後手を取り、マナフィがサイドに行き、ピィで引いた返しにハッサムを出せれば勝ちだったにも関わらず手札が噛み合わず負けという結果でした。

デッキの当たり方的に優勝が見えていただけあって相当悔しかったのを覚えています。
とはいえCSP50獲得と最低限のスタートは切れたと思います。

Season2

雪道強かったなぁ・・・

使用したのはロスギラです。
使用するデッキをリザードンと悩みましたが、
安定感と対応力重視でロスギラを選択しました。
この環境のリザードンはVIPパスの依存度が高く、勢いをましていたカビゴンLOも苦手なため、使用を見送りました。
リザードンとロスギラの2トップ環境だったと記憶していますが
この2デッキのマッチアップ相性ですが、リザードン有利だと考えていました。
ロスギラが先殴りをすると負け、こちらが待っても「こだわりベルトかがやくリザードンセットを揃えられる」+「サイドを引かずギラティナにダメージを貯められる動き」で負けてしまいます。
練習中何度やっても仲間のリザードンに勝てず、本当にこのデッキ使うのか?と葛藤していたのを覚えています。
ただしリザードン側が正しいプレイを選択できないとギラティナ側がとたんに有利なゲーム展開をすることが出来ることから、
プレイ理解度がマッチアップ相性に大きく作用すると考え、ロスギラを使用しました。
結果当日はカビゴンLOやリザードンに勝つことが出来、優勝することが出来ました。

正直、決勝のリザードンを使用していたプレイヤーが強かったこととこちらの引きが悪かったことで不利条件でゲーム展開をしていたのですが、最後に運が良く勝つことができました。
運も味方につけCSP100を獲得することが出来、一気に日本代表の目がみえてきたと思います。

Season3

ヒートタックル強い

使用したのはリザードンピジョットです。
Season2と比べるとなかよしポフィンを獲得して安定性が増し、苦手な雪道が環境から消えたことで元気になったリザードンです。
このシーズンではリザードンはビーダル型の構築が流行っており、サーナイトも強力なデッキの一つでした。
リザードンピジョットを選択した理由はこの両方に有利であり、
ヒートタックルやフトゥー博士+ともだちてちょうの採用により、カビゴンLOへの耐性を持たせることが出来たからです。
同じデッキを使った仲間がこのときのデッキを解説していますので興味があるからはこちらからお願いします。

僕の記事を読むくらいモノ好きな人はすでに読んでそうですが(笑)

このときは仲間のリザードンピジョットになかなか勝てなかったのですが
あまりミラーをすることがないと思ったのと、当たっても仲間より精度の高いプレイをする人は稀だろうと思い、使用に踏み切りました。
結局ミラーすることがなく決勝まで進み、勝てば日本代表ほぼ確実のところでルギアに先攻エネトラッシュなし博士の研究アーケアーケアッセンブルを決められてしまい敗北。
CSP75獲得で合計CSPは225となりました。

余談になりますが、この時期はSNSでカビゴンLOのネガキャンが積極的に行われてた印象があります。
しかしながら僕自身はルギアが一番理不尽で嫌いでした(笑)

Season4

実は苦し紛れの選択

使用したのはリザードンピジョット(アマージョ入り)です。
直前にCL札幌があり、ドラパルトネイティオを選択したのですが
ミライドンの台頭により芳しい結果となってしまいました。
そこでドラパルトとミライドンに勝てるデッキとして
平行して研究を進めていたアマージョ入りのリザードンを選択しました。
ドラパルトの環境入りによるゲームスピードの増加に伴い、ともだちてちょうなどの後半強いカードを全部抜き、
今まで3枚だったペパーやなかよしポフィンを4枚にしてできる限り下振れを減らした構築になります。
実はドラパルトにはアマージョ入りだろうと不利を取ってしまうのですが
初見で対応できる人はほぼいないことに加え、TOP16に入れさえすれば日本代表に届く位置にいたので、ある程度割り切って勝てるところには確実に勝つ考えをもとに選択を行いました。
結果はドラパルトもミライドンも3回ずつ当たりましたが全勝で優勝することが出来ました。

CSP100を獲得し、トレーナーズリーグを抜いてもCSP325と日本代表入りを確実なものとしました。

さて、今シーズンで僕が何を意識してデッキ選択を行ってきたか
ここまで読んだ方はわかると思います。

ポケモンカードは動きの下振れやデッキ相性があることで勝率を出すことが難しいゲームになります。
メタゲーム内のデッキに対するプレイをすべて用意しても上記のことが絡むと簡単に敗北してしまいます。

そこでデッキ選択で意識したことは「相手のプレイの下振れを期待する」ことです。

今シーズンではメタゲーム内デッキに対するすべてのプレイを用意した上で
相手のプレイの下振れによりデッキ相性を改善するような選択を行ってきました。

Season2のロスギラを例に取るとリザードン以外には有利だけどリザードンには不利。
しかし、「ロスギラ相手のプレイを用意していないリザードンには有利」となり有効なデッキ選択となります。

相手を舐めているわけではなくて、すべての人がすべてのデッキに対して完璧なプレイを用意しているわけではなく、シティリーグに参加する層を考えると現実的だと思います。

逆にCLやJCSのday2のトーナメントを勝ち抜くのであればこのような考えでは勝ちにたどり着くのは難しいので、別のアプローチが必要になると思います。

運も味方にすることが出来、CSPを貯めて日本代表になることができましたが、さすがに4回のチャンスでは試行回数が少なく、運の要素が大きいので
もう少し優しい形式になることを望んでいます・・・。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
世界大会頑張るぞ!

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