Google Playにて「AAびゅーわ」「D.I.C.」を再公開しました

本日2018年10月19日(金)に「AAびゅーわ」のv1.4.2、「D.I.C.」のv1.2.2をアップデートし、両アプリのGoogle Playでの再公開を行いました。

9月20日ごろにGoogleから公開停止の連絡が来ていたので、ほぼ1ヵ月ほどGoogle Playから姿を消していたことになります。

なぜこんなことが起きていたかというと、Google側から「Android 広告 ID の使用ポリシー及び Google Play デベロッパー販売 / 配布契約 4.8 への違反」があったということで、一定期間内に対応が完了しなければ公開を停止するという旨の連絡があったためです。そしてそのタイミングがちょうど技術書典5で頒布する同人誌作成の真っ最中であったため対応ができず、今日に至ったということになります。(さらに対応の際に思ったより手こずる部分があり、予定より1週間ほど遅れました)

そしてこの記事を書いている最中に、そもそもteam Y.G.E.のアカウントで技術書典5のサークル参加に関する告知を一切していないことに気が付きました。完全に油断していましたね。すみません。頒布した本は電子版(PDF)がboothにて販売中なので、気になる方はぜひご購入ください。

話を戻しますが、そもそもなぜ今回の違反が発覚したかというと、裏でこっそり広告IDを取得していたのがばれた…というわけではなく、現在アプリ内で利用しているGoogle謹製のライブラリであるFirebaseが、デフォルトで広告IDを取得していたことが原因でした。

技術的な話になりますが、下記の記事が詳しく解説されています。

つまり我々にも知られず、こっそりとアプリ自身が広告IDを取得していたことになります(そして別に使われることのないまま破棄されています)。とはいえ、この広告IDでは個人を特定することはできませんが、この事実に気づかずアプリを配布し続けていた事実には深くお詫び申し上げます。今回のアップデートではその処理を停止させています。

また、今回はイレギュラーな対応がメインではありましたが、あわせて内部で利用している各種ライブラリや、Android SDKそのもののアップデートを行っています。我々自身が心を込めて打ち込んでいるコードそのものには変更がありませんが、もしかしたらライブラリの更新によって、部分部分の動作が改善されているのかもしれません。

ということで取り急ぎとなりましたが、今回のアップデート内容に関する説明は以上になります。

いちおう今後の機能追加的な予定としては

AAびゅーわ】
- AA表示用ブラウザ(beta)の追加
- 内部動作の改善(主に解析周り)

【D.I.C.】
- 全体的なコードのリファクタリング
- URLスキーム送信機能の追加

【共通】
- kotlinへの完全移行
- CI部分の大改修

となっています。なぜこんなスタイルで書いているかというと、noteでのリスト形式の表示方法がわからないからです。

以上となります。今後ともteam Y.G.E.をよろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?