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「在日の金くん」ヘイト裁判 応援メッセージ 計36人(団体)

ブレイディ みかこ

5月30日会見に寄せて
 私は福岡県立修猷館高校を卒業したブレイディみかこという物書きです。
 数年前、私は『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』という本を書きました。
 その本には、日本人の母を持つ少年が英国で暮らす中で人種差別を受けたり、母と一緒に日本に帰省している間にも差別的発言をするおじさんにからまれたりするエピソードが出てきます。英国には、様々な国から来た人々や、その子どもたち、そのまた子どもたちがたくさん生活しており、差別や偏見、対立や分断で複雑化する社会をいかに共に生きていくのか、11歳や12歳の子どもたちでも日々真剣に考え、躓きながら学んでいます。遠い国の子どもたちがこうした問題と向き合う姿に関心を持ってくださった日本の人々は、自分の足元で起きていることにも目を向けてくださるものと信じます。
 今回の訴状に記載された投稿記事の数々は、人道の観点のみならず、法的にも許されないことを明確に主張していかなければ、日本は「人権問題に難がある国」という対外的印象を裏付けすることになってしまいます。大人は、そのような社会を未来の世代に残すべきではありません。
 最後になりましたが、私は学校嫌いの落ちこぼれでしたから愛校心は薄いのですが、修猷館は母校に誇りを持つ卒業生が多い高校だったと記憶しています。そのプライドは、ほかのどんなことよりもまず、人民の権利を固守するという古くからの精神に基づくものであってほしい。そう祈りつつ、筆をおきたいと思います。

山肉デリ 井上不二子
ー 会見での金さんの故郷への想いにハッとしました。応援します。

むさしのから差別をなくす連絡会 カトシン 
ー 金正則さんの裁判に賛同、応援します。ブルシットな社会を変えましょう!

家元、通訳 Bluesky
ー 応援しています。私の家族や友人にはネットをしていない人が多いです。彼らも応援してます。

音楽ライター/路上の人 竹内でもサケウチでも。
ー 正則さん、共に!

小塚類子 
ー いつも優しい金さんがこんな差別を受けるなんて。悲しく悔しい。裁判応援しています!

匿名希望
ー 今回の訴訟に全面的に賛同し、いち日本人として、また路上の同志のひとりとして、あえて訴訟という手段を選択された金正則さんを応援します。

くま 
ー 個人の努力ではどうしても変えられない属性を差別に利用するだなんて、言語道断です。ヘイトスピーチと戦う運動に連帯します。差別反対。戦争反対。

川北浩司 
ー 敢えて矢面に立って闘う意志を固めた金さんに連帯します。

匿名希望
ー 金さんと体験を共有し、差別を少しでもなくすために共にがんばりましょう!!

匿名希望
ー 応援しています。

会社員 髙木靜一
ー 矢面に立つことを選んだ金さんをひとりにさせてはいけない!

個人 まや 
ー 応援しています!

匿名希望
ー 尊敬する路上の大先輩である金さん。これからも色々教えて貰いたい事ばかりです。金さんの尊厳を守る為、共にありたいと思います。

あーちゃん
ー ヘイト・差別に戦うことを選んだ金さんに敬意を表したいです。裁判を見守り応援します!

匿名希望
ー 金さん、頑張れ!差別のない世の中を目指しましょう!

小池桟
ー 差別に反対します。

匿名希望
ー ヘイトスピーチに反対し、金政則さんに賛同します。

元男組 いのさん 
ー 応援してます!!!

増田幸枝
ー 更なる被害を恐れ、なかなか当事者が声を上げづらい中、矢おもてに立たれる金さんの覚悟と、今現在痛めつけられている多くの人を思う金さんの優しさを心から尊敬し支持いたします。

匿名希望
ー 本当にお辛い思いをされている事と思います。そして、当事者にばかり負担を負わせている構造に悔しさ申し訳なさを感じます。私は怒りと抗議を込めて声を挙げ、差別と闘います。

ヘイトを絶対許さないフェミニスト もんちゃん 
ー 金正則さん、許されない差別を受けた経験を勇気を持って発信してくださりありがとうございます。そしていまのいままでヘイトスピーチ、差別発言を放置させてもいいと司法や社会に思わせているのは私のような人間であることを恥じています。ごめんなさい。今後これ以上差別が生まれ許される構造を存続させないために、私のような特権持ちこそが立ち上がらねばなりません。裁判はきっと消耗を余儀なくされる大変な過程となるかもしれませんが、こころからの連帯をします。また、それに付す行動で社会に示します。

谷口岳
ー 差別を大きな社会の問題と捉えると、それを是正していくことは当然であり、抵抗することは正義です。それでも、その矢面に立つひとの心情や負担を考えると、居たたまれない思いがします。マジョリティこそがその責を負うべきと考えます。ヘイトスピーチを浴びた本人がこのように立たねばならないことは、まずわたしたちが取り組まねばならない法制度の必要を示しているのではないでしょうか。この裁判が差別に抵抗する様々な立場のひとに力を与えることを願い、その主旨に賛同します。そして、自分が慕ってきた信頼する反差別の友人(兄貴)である金正則さんを、こころから応援します。

匿名希望
ー ヘイトと差別は人間の尊厳を踏みにじる。絶対に許されない。金さんと連帯し、応援します。

田村貴紀
ー 金正則さん、ご無沙汰しています。裁判を起こされたと知ってから、どんな言葉をおかけしようかとしばらく悩んでしまい、遅くなりました。すみません。できることなら、今すぐ飛んで行ってその両手を握り、酒を酌み交わしてご苦労を労いたい思いです。しかし、残念ながら難病治療のために自由に出歩けない身体になってしまいました。もどかしく悔しく思っています。 そんな事情で、なんて声をかければいいのか悩んでいるうちに、時が経ってしまいましたが、投稿フォームを作ってくださったので、その力に頼って書き込むことにしました。 この場を借りて、日本の皆様にも訴えます。 日本人にとって、自分たちが作り出している民族差別に関わる事は簡単では無いです。しかし、裁判闘争は、市民的権利の側面を扱うので比較的関わりやすくマジョリティー特権が役立つ場です。それを行使することはマジョリティーの責任であると思います。より多くの方のご協力を私も募ります。

TransgenderJapan 
ー 金正則さんの差別に抗う姿勢を支持し、こちらの裁判への応援を表明します。高校の同級生という面識のある相手からヘイトスピーチを浴びる、それもヘイトスピーチを指摘したことで攻撃の対象にされるという、金さんの体験された差別は度し難いものです。わたしたちとしても許容できるものではありません。そして、その傷の深さを慮ると、声を上げることの難しさを改めて感じます。自分が差別に抵抗することが自分のみならず他へ波及していく、そのために闘うという金さんのメッセージを受け止めています。金さんには、わたしたちが主催する東京トランスマーチへもご協力いただいてきました。マーチを安全に行うためのスタッフとして、いっしょに歩いてきてくれた仲間です。差別に抗う心強い先輩として、兄弟として、これからもいっしょに笑顔で路上に立てるように、裁判の主旨に賛同し応援していくことを、表明します。

Kiri
ー 金さんが記者会見で仰っていた、金さんが被害を受けたヘイトスピーチはご自身のことを超えて「様々な属性の人に緊張と被害の予測を与える」というお話が強く残っており、私が差別について考える際に立ち返る言葉のひとつとなると思います。 他の方も仰っていますが、社会を変えるための裁判で、それに一人ひとりが応えなければならないと思っています。

島田悟
ー  私には何ができるのだろう……。この裁判にかかわることになっていつも考えることです。でも、いつも複数かかえる案件すべてに全力で取り組む金さんを見ていると、悩む暇などないと気付かされます。私も全力を尽くして差別に反対します。

中嶋有木
ー 自分もヘイトや差別がなくなるよう闘います。応援しています。

ドラオ
ー 私は日本人のシス女性です。 そして今も昔も加害者側の一人です。 何故日本人は、何故マジョリティはこのような差別を行うのか。差別をしないと自分を保てないのでしょうか。恥ずかしさと情けなさでいっぱいです。本当にごめんなさい。 金さん。 どうか共に戦わせてください。 誰もが安心して自由に伸びやかに生きる。 そんな当たり前の社会を作りたいです。 長い戦いになるかもしれませんが、金さんの後ろには常にたくさんの路上の友がいます。 その「友」の一人として、マジョリティの一人として、金さんと共に戦います。 勝ちましょう!! (どうかくれぐれもお体には気をつけて)

東京都在住、49歳、女性 ガラムマサラ
ー 金正則さんの裁判が正しく裁かれる事を望みます。私は差別を許しません。

安次嶺沙友希
ー 個人から個人への差別いやがらせの話ではなく、この日本社会が在日コリアンへの差別にNOといえるのかどうかを問うような裁判。金さんとわたしたちの闘い、自分も日本人・沖縄人のひとりとして最後まで一緒にやっていきます。がんばりましょう

匿名希望
ー かつての同級生から出自を理由に何十年も経って差別、誹謗中傷を受けるという苦しみはマジョリティの私には想像しかできませんが、大変つらいものであり大きな怒りと傷を受けるものだと思います。裁判を起こした金さんの怒りと苦しみは計り知れないものですが金さんが納得できる結果が出ることを望みます。

ヘイトスピーチをゆるさない中野 マリダビンゴ
ー 在日の苦しみは、日本帝国主義の後始末が非人道的になされた結果です。それが今に続いて差別をなくせないことは、私を含めたマジョリティ/日本人の責任です。本来、私たちが解決すべき問題の最前線に立たせてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。この訴訟は金さん個人ではなく、差別に苦しむ在日の方々を見える化し、民族差別がいかにひどいものであるかを知らない人に訴えるものと捉えています。問われているのは被告だけではなく、私たちだと受け止めています。感謝とリスペクトと、責任を分け持っている自覚を胸に、本訴訟を応援します

Counter-Racist Action Collective 青野忠彦
ー 差別は人間社会に構造的に根強く蔓延る、忌むべき宿痾だと思います。そして、その宿痾である差別を「人目につかない所」「自分の目の届かない所」に押し込めて、見て見ぬふりするのがマジョリティの常です。それを見さえしなければ、この社会の深刻な差別に関わる事なく日々を過ごせる(ように思えてしまう)のがマジョリティの特権です。 当事者が自ら声をあげざるを得ない事、やむなく声をあげた当事者に対して異常極まりないバッシングが起こる事。そんなクソッタレな状況におかしいと声を上げる事、差別者に対して満腔の怒りをもって抗議する事、差別を許さない法整備を求める事は、被差別当事者ではなく、まず第一に、この社会に暮らすマジョリティの責務のはずです。 金正則さんのまっとうな訴えに対してまず呼応して支持しなければいけないのは、我々マジョリティ側の人間です。見て見ぬふりはダメです。全国から注目しましょう。
 
一市民 モリヤカズヒロ
ー 絶対この裁判には勝って欲しいと思っています。

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