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2024EWC第3戦鈴鹿8耐 予選 7月19日 レポート

2024年07月19日

ホームレースの予選はSSTクラス2番手! 1年目の鈴鹿8耐でも決勝の準備は順調


2024年シーズンのFIM世界耐久選手権(EWC)第3戦鈴鹿8時間耐久ロードレースが始まった。ホームレースとなるTeam Étoile / チーム・エトワールは、予選で総合19番手、SSTクラス2番手を獲得した。

公式セッションがスタートした7月19日金曜日は午前に2時間のフリー走行、午後に2度の予選、そして1時間のナイトフリー走行と多くの時間を費やして走った。

ロベルト・ロルフォ、大久保光、亀井雄大の3名のうち大久保とロルフォが午前にBMW M1000RRの予選前最後の調整を行い、予選に臨んだ。

予選では予選用のダンロップタイヤも使ったが、そのタイヤでのテストはあまりできておらずベストな状況ではないなか、ロルフォは2分11秒915、大久保は2分08秒508、亀井は2分08秒189を記録。上位2人のアベレージタイムは2分08秒349となり、SSTクラス2番手とスパに続き良いポジションからレースをスタートできることになった。

翌7月20日のトップ10トライアルには出走しないため、1時間のピットウォークと45分のフリー走行がファンの前に現れる機会となる。


ライダー 亀井雄大

「午前の走行では気温が高くてタイムが出ませんでしたが、周りも同じようなタイムだったので不安はありませんでした。予選はプッシュしたら2分08秒1まで上げることができて良かったです」

「SSTクラスのトップタイムは2分07秒9だったので悔しいですが、1年目のチームでは良いポジションですし、決勝を戦える準備も整ったので良い1日でした。決勝は接戦になると思いますが、良いポジションを走れると思います。頑張ります」


ライダー 大久保光

「午前のフリー走行でフロントのセッティングを変更して確認しました。ロングランでは良いアベレージタイムを出せました。予選ではミスがあり目標タイムに届かず、チームに貢献できるタイムが出せませんでしたが、チームメイトが頑張ってくれて、SSTクラスで2番手というすごく良いポジションからレースをすることができることになりました」

「決勝の想定ではアベレージタイムが良いので、ポジティブです。冷静にレースを運んでいければSSTクラスの優勝を目指せるところにはいると思います。土曜日はバイクの確認をして日曜日のレースに臨みます。今日はすごく良い日でした」


ライダー ロベルト・ロルフォ

「午前はバイクの調整をしてヒカリは良いセットアップに戻そうと試してくれた。自分にとってもフィーリングが良くなり、レーススペックのセットアップで走ったときはとても良く、バイクも改善され、とにかく速いラップで走れるようになった」

「午後も同じで、予選1回目はとても良かった。予選2回目はシケインで大きなミスをしたけど、とにかくフィーリングはとても良かったし、中古タイヤで走らなければいけない状況でも大幅に改善されたのですごく良い。チーム全員の素晴らしい仕事がとても良かったよ」


チーム代表 市川貴志

「チームとして1年目の初めての鈴鹿8耐で、SSTクラス2番手という良い位置からスタートできることが予選で決まり、十分な結果だったと思います。このグリッドから決勝でしっかりとしたレースができるようにするのが当然重要なところです」

「夜間走行ではバイクの車両に関わる課題があり低速で転倒しました。本戦ではなく、このタイミングでトラブルが出たというのが、むしろ不幸中の幸いでした。原因は判明したので土曜日の走行で対策後の確認を行い、決勝に向けては良い準備ができると思います」


EWC 2024 シーズンレーススケジュール

第1戦:ルマン24時間レース(フランス、ルマン): 4月18~21日
第2戦:スパ8時間耐久レース(ベルギー、スパ・フランコルシャン・サーキット) 6月6~8日
第3戦:"コカ・コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会(日本、鈴鹿サーキット):7月18~21日
第4戦:ボルドール24時間レース(フランス、ポール・リカール・サーキット) 9月12~15日


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