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DNAブログ:クラファン情報でライ太VSうさクズを考察してみたい!(P.P)

 こんにちは。DNA主宰のP.Pです。みなさん、この記事を読んでいるということはカードゲームうさぎを嗜む同士であると思います。そんな同士の皆さん、やはり一度は考えたのではないでしょうか。「こいつら一体どんなカードを使ってどんな試合してるんだ?」と。これまではカードの効果やルールがわからなく正確な試合展開を考察することはできませんでしたが、クラファンの内容から正確な試合展開を考察できるかもしれません。それではやっていきましょう!

これは書いたはいいけど下手すぎて没になったサムネ。

※)注意

  • 個人の見解です。

  • クラファンのカードでの考察なので本編時空のカードとは違う可能性が大いにあります。なんならルールが違う可能性も大いにあります。

 上記2点から、普通に間違った考察をしているかもしれませんが、空想科学みたいなそういうノリなので流してください。「もしクラファンと同じならば」のif考察です。
 また、断じてワタル様、カードゲームうさぎ、アニマルカードゲームを貶める意図はありません。
以上を踏まえてお読みください。

考察の前に参考資料

考察の前に今回使用する資料を先に出しておきます。こちらも見ながらお読みください。クラファンカードに関してはテキスト変わるかもしれませんが一様7/30時点のものを利用して考察を進めております。

環境考察

 さぁ、「まずはライ太とうさクズの対戦を考察する前にデッキを考えよう!」といきたいところですが、まずは環境考察です。当然両者とも2-0卓での最終戦ですので環境に適したデッキ・しいては調整を行なっているはずです。そのため、こちらも環境の考察を行ってからデッキの考察を行いたいと思います。pixivに上がっている「うさぎとうさぎの奮闘記」(以下うさうさ)に出てきた限りで言うと以下のデッキがあります。

  • レオ・ストーム

  • アルマジロコンボ

  • エターナルコブラ

  • ゾウさんビートダウン

  • ドルフィンコントロール

 ここら辺がうさうさ時間軸では環境にいたようです。コンボ系が多そうなのでうさクズが使ったデッキにはそこそこ妨害が多そうですね。また、レオストはコンボが多いことから妨害をおおめにしつつも速度にある程度振っている型になりそうです。ドルフィンは《イルカミネーション》からの推測にはなりますが、低コスト(2コス以下)を止める手段は豊富ですがそれ以上は防げないと見えます。そのため、見送るや今生を軸としたビートダウン〜ミッドレンジ寄りのプランで倒す予定なのでしょう。また、ゾウビに対してはコンボ速度とライオンの攻撃力の高さで有利をつけているのでしょう。
 また、大会のルールも重要です。2話2コマ目にある通り、平日大会は3戦らしいです。おそらくBO1の3戦スイスなのでサイドはないと見てメインから環境デッキにはきっちり対策を入れてきそうです。

参加費やすいし頻度おおくない?

デッキ考察

 環境考察が終わったのでこれとうさうさでの内容を踏まえて両者のデッキを考えていきましょう。

ライ太【レオ・ストーム】

 まずはライ太の【レオ・ストーム】からです。ライ太は作中で何度も言われている通りにデッキビルドが苦手です。ですが、環境に対しての調整はかなりできるようなのでテンプレをベースに前述の環境考察で述べたようなコンボ対策をとっていると考えます。それを踏まえて構築してみたものがこちらです。

メインデッキ
土地

 クラファンのカードでレオストに可能な限り妨害を積んでみました。実際これらのカードがほかのデッキに明確に刺さるかは分かりませんが、コンボが多めなら概ねこのような構築になるのではないでしょうか?また、《ライオンの嵐》を1枚にする代わりに脱獄を多めにいれ、動物をサーチしやすくしビートプランを行いやすくしてみました。コンボ相手に1度レオストを打って勝てればいい・コントロール相手にはレオストをそもそもあきらめるという判断ですね。

うさクズ【クロコレスクロコン】

 続いてうさクズの【クロコレスクロコン】です。さてみなさん、ここで一つ思ったでしょう。「あれ、うさぎたちクロコン使いじゃなかったっけ?」 
 そうです。実はラストの3勝のデッキではクロコダイルを使用していません。クロコンからクロコダイル全部抜いてゾウとタボフォ突っ込んだらしいです。でも私、そういう【○○抜き○○】好きなんでいいです。それはさておき、この地雷デッキ(トラ夫評)、【クロコレスクロコン】の作中での描写から手掛かりになりそうな物を見ていきましょう。

  • うさクズ草案、うさカス調整のクロコがないクロコン。そのぶんゾウとフォックスのギミックがある

  • うさカスのレシート

  • 除去枠と妨害枠がある

  • トラ夫がゾウが出るまでクロコダイル、もしくは変則的なドルコンと推定していた

  • ライ太のピーハン分析によるとベースは一般的なクロコン・クロコ全抜き・そこにゾウとタボフォが入る

  • 3ドローできるカードがある

と、こんなところでしょうか。どこで描写されているかはみなさん読み返して探してみてください。これを踏まえて構築していきたいところですが、まず一回構築の変移を確かめておきましょう。

  1. テンプレクロコン

  2. うさカス草案クロコレス

  3. 最終的な調整をしたクロコレス

さて、この変移と先ほどのヒントからまずはテンプレートの【クロコン】を構築する必要がありそうです。というわけで組んでみ

メインデッキ
土地

ました。
 除去入って妨害入って、クロコダイル落とす札ありますし大体こんなもんでしょ。本題はこれじゃないので軽く流します。で、次はうさカス草案クロコレスもいちおう作っておきましょう。

メインデッキ
土地

 クラファンをがっつりベースにして構築してみました。こうしてみると、除去もバラバラですし妨害も悪意の波に威圧とピーキーなのがわかりますね。というわけで次が本命。この2デッキと今までの考察を重ねて最終的な【クロコレスクロコン】を作りましょう。

融合。
メインデッキ
土地

 というわけで、完成しました。うさぎ達の最終兵器、【クロコレスクロコン】です。先ほどの考察を踏まえるとおそらくこのようなデッキになると思います。除去枠は、《処刑》でのゾウメタ、《焼き討ち》は相手の顔にも打て、殴るデッキであるゾウ的にはうれしい。ゾウパッケージは可能な限り小さくいれ、タボフォも無理やり突っ込みました。もし、ファンデッキで【クロコレスクロコン】を使いたい場合はこちらをお使いください。

最終戦考察

 両者のデッキができたので、最終戦の考察をしていきましょう。うさうさでの29話の内容を見ながら進めていきます。

定石把握

 実際の対戦を見る前に、お互いの定石を確認しておきましょう。
 まずはライ太の【レオ・ストーム】側の動きです。
【レオ・ストーム】は今回の構築だと理論値2キル、安定3キルの高速コンボデッキです。通常ならば最速コンボを目指してデッキを回していくのですが相手が妨害を構えてくるデッキなら話は別です。妨害を構えてくるコントロールデッキに対しては、未来獅子を育てたり、若獅子や今生などを利用してビートダウン~ミッドレンジ風に振る舞って戦っていきます。
 一方、うさぎ達の【クロコレスクロコン】はコントロールと名がついてはいますが、クロコダイルとは違って軽めのゾウを序盤に出して、それに合わせてクロコン仕込みの妨害や除去でサポートする動きがメインです。また、ゾウにはトークン関連の効果が付いており、それとシナジーする巻物×禁術のタボフォギミックも利用し、ドローやフィニッシュを行います。
お互いの定石をざっくり把握できたので、実際の戦闘を見ていきましょう。

最序盤~ピーハンまで(3Pの2コマ)

 1ターン目からの動きは正確には分かりませんが、本編ではうさクズが殴るシーンから入っています。推測にはなりますがここでの目安のターンと盤面状況を考察しましょう。
 うさクズが殴っていることからおそらく勇者ゾウが盤面にいるのでしょう。流石にうさクズがライ太に勝つためにはある程度運がいいことが必要だと考えるので小象→教皇→勇者の先1のゾウが決まっていると仮定しましょう。漫画で最初に殴ったシーンはうさクズの先2ターンとします。ライ太側は勇者象に対処できるカードはないのでターンをパス。恐らく、ライ太側はハンドが弱くその上でうさクズの土地にゾウビではあまり見ない青領土が見えたこともあり、様子見に入ったのでしょう。うさクズに殴られて後攻3ターン目、ライ太はピーハン、《夜襲》をプレイします。うさクズはこちらを通しライ太はうさクズのハンドから構築を推測します。

ゾウ・・・?
他は一般的なクロコンのパーツか
クロコンにゾウは構築上無理あるだろ
いや・・・ワニ全抜きならあり得るな
ワニのパッケージが全部抜くなら枠が余るはず・・・
他にもひとつかふたつギミック積んでるな
空き枠の数とゾウの相性からすると・・・
ターボフォックスあたりか
コンボ積んでるなら急いだほうがいいな

うさうさのライ太の思考(29話3P3コマ~4P2コマ)

 さすがライ太といったところですね。タボフォまで当てるのは見事です。事前情報としてうさクズがクロコンを研究しているという事を把握しているとは言えそもそも一般的なクロコンのパーツだと理解するのもすごいですね。なんか盤面にゾウいるはずなのにゾウに疑問を抱いているのは・・・気にしないで行きましょう。if考察なのでここら辺は大目に見てください。()
ライ太はピーハンでのデッキを把握し、妨害があるのを踏まえた上でタボフォのコンボを嫌い多少無理にでもライオンの嵐を決めるゲームプランを固めます。

ピーハン後~ブラフ・ライオンの嵐キャスト(4P4コマ)

 ピーハンの後、ライ太はサーチを行使。後のライオンの嵐の条件を満たすための盤面づくりに移行しました。時代や未来獅子などをサーチしに行ったのでしょう。恐らく、ピーハンでは相手の手札から妨害を消していると思います。うさクズは引き続きゾウで殴りながらライオンの嵐に備えてハンドを回しつつ妨害を探しに、ライ太はライオンの嵐のための盤面づくりに1ターンほどが進みます。(実際にカードがプレイされている描写はないがコマの間に流石に何かしら使われていると思う)さぁ、勝負を決める運命のターンです。ライ太の《ライオンの嵐》キャストの前のブラフの部分を考察しましょう。

ラ「このカードは・・・通るか?」
う「・・・・・・!!」
う「・・・通ります・・・」

省略

先ほどの一手はブラフ。一見マスカンのようで実は致死的ではないが手札に妨害があれば切ってくるはず。
今ならば
ラ「《ライオンの嵐》」
通る。

うさうさブラフ・ライオンの嵐キャスト(29話3P4コマ~4P4コマ)

ライ太が行ったブラフは何だったのか

 さぁ、うさうさの一番の要所ライ太のブラフです。クラファンを用いてどのようなブラフを行ったのか考察していきましょう。その前にさらに詳しくレオストというデッキについて知る必要があります。
 レオストというデッキは、《ライオンの嵐》をプレイするための展開ルートが多数存在しています。その多くの展開の中で利用される重要なムーブが

何らかの方法で《今生の獅子》を場に出し、その効果で自身を破壊してデッキから《ライオンの嵐》などのカードをサーチする。

このムーブはレオストを使う時はよく使います。デッキのほぼすべてのカードをサーチできるこのムーブはコンボデッキで必要な札を集める必要のあるレオストにとっては重要であり止めどころなムーブです。
 恐らくライ太はこの今生のムーブをブラフに利用したのだと思われます。今回のデッキでは《生贄》による今生蘇生がこのムーブを行える手段です。
ライ太は既にデッキに1枚だけある《ライオンの嵐》が手札にありながらも、この今生の蘇生での《ライオンの嵐》サーチを行うブラフを行ったのだと推測します。

レオストキャスト~試合終了(6P4コマ)

今ならば
ラ「《ライオンの嵐》」
通る。
う「通りません・・・!!」

うさクズ、迫真の妨害。(4P4コマ~5P1コマ)

 ライ太の《ライオンの嵐》キャストはライ太の想定を超えた力量を持っていたうさクズに妨害を打たれて止まってしまいました。デッキに1枚しかない《ライオンの嵐》を使い切ってしまったこと、《生贄》によって自身の盤面を削ってしまったライ太は動けなくなってしまうでしょう。うさクズはここから相手の盤面をはじき続けドローソースでリソース差をつけ、順当に勝つことに成功するでしょう。

う「これは・・・通りますか・・・!!」
ラ「俺の負けだ・・・グッドゲーム。」

戦闘終了(29話6P3~4コマ)

まとめ

 というわけで、クラファンでの公開情報を利用して、ライ太VSうさクズの試合を考察してみました。個人的にはデッキを考えて組むのは楽しかったですし、ライ太のブラフが何だったのかが考察できたのも面白かったです。とは言っても、描写が少なめの対戦であったたため、かなり空白が多かったですが・・・。あと、余談ですが、『うさうさ』っていう呼び方流行って欲しいです。
 もし今回のものが好評であれば、次回は氷室雪之丞VS野良勇気featランク戦決勝のクラファン考察でお会いしましょう。

かーどげーむうさぎはどうぶつたちがたのしくカードゲームであそぶまんがです。むずしいことはかんがえず。どうぶつさんたちがいっしょうけんめいかんがえているんだなぁ、どうぶつさんたちがんばれー!というきもちでよみましょう。せんせいとのやくそくだよ。

作者ワタル氏の言葉

チームの入会方法

① このディスコに入る。(チームに入る気がなくて遊ぶ人が欲しい場合でもこちらにどうぞ。)

 ②サーバ内のロール付与チャンネルでロールをつける。

③入会できる。自己紹介などを忘れずに。

ライター紹介

自作ドット絵らしい。

 DNA主宰P.P。好きなデッキタイプは銀弾・GS。ビルダー、チューナーよりであり、1つのカードをテーマにデッキを組むことを得意としている。コンボ系統は苦手。


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