DNAブログ:大阪大会3-2!赤白狸ウィニーのすすめ(P.P)
こんばんは。DNA主宰P.Pです。今回は、大阪大会で?-?(※3-2でした。)した赤白狸ウィニーを解説していきます!って書いてあるんですけどこれを書いている今、大会一週間前です。なので書いている今は何勝何敗したのかわかっていません。()どうしても日曜日に投稿したかったので今記事をある程度書いておくことにします。大会やって気が付いたこととかを後から副音声みたいに(※)的な感じで付け足しておこうと思います。それでは見ていきましょう。
赤白狸ウィニーとは
成り立ち
「赤白狸ウィニー」はDNAのメンバーが最初に考案した『バーンデッキに《猟犬》・《火付け狸》・《火の鳥》を入れた「赤単狸ウィニー」』に平野領土を足して《諜報するライオン》を入れたデッキです。従来のバーンよりも動物による盤面でのダメージを重視しています。
そもそも、「赤白狸ウィニー」の元となっている「赤単狸ウィニー」というデッキの説明ですが、先ほどの三種類の動物を軸に盤面から多大なる火力を出すことをゲームプランとしているデッキです。特に狸が出す火力はとんでもなく、盤面の動物数に応じて二次関数的に火力が増えます。その火力はレオストに3キル確率が匹敵するレベルであり、上振れると2キルまで起こします。強力な火力の反面、バーンデッキよりも盤面への除去やロックが苦手です。とは言ってもサイドからバーンデッキに換装することも可能であり、BO3などでは特に対処に困るデッキです。現環境のティア1と言っても過言ではないでしょう。
(※過言だったわ。環境の先を見すぎた。)
「赤単狸ウィニー」と「赤白狸ウィニー」の違い
「赤単狸ウィニー」と「赤白狸ウィニー」の違いは『《諜報するライオン》がデッキに採用されているかどうか』です。『平野領土を入れて領土事故を起こす可能性を上げてまで《諜報するライオン》をいれるメリットがあるのか?』という疑問が出るかと思いますが、十二分にあります。
まずスタッツがデカいです。
2/1はかなり強力なスタッツであり、序盤のゾウや一段階バフされた犬などを止めることができます。攻撃するときにも打点として非常に優秀です。
次に安定性・対応力の大幅な増大です。
レオストなどに《ヘビ貴族》、ミラーで《隻眼の鷲》、ロック系統に《狐火》、リーサルを作るために《猟犬》・《火付け狸》を持ってくることができ、安定性・対応力ともに大幅に強化されます。
そしてリソース獲得です。
墓地に《火の鳥》や《燻るマグマ》などを落とすとこで疑似的にリソースを増やすことができます。
最後に、2キル率の増大です。
狸系デッキにおける理想的な2キルに必要な手札は《猟犬》*2+《火付け狸》*2+動物1枚です。領土条件を無視した時に、初手が2キルに必要な手札になる確率が「赤単狸ウィニー」が1%程度なのに対し、「赤白狸ウィニー」は5%に増大します。領土条件を加味しても、2ターン目までに引けるカードで手札条件が緩和される他、《熱風》や《火の鳥》などを利用したルートは一応存在するのでなんだかんだ5%近くの2キル確率はありそうです。
当然、デメリットもあります。
領土事故や動物数が増えることでによるロック系統への負担が増える等があります。
環境に応じてつかいわけましょう。
(※2キルできんかった。したかった。)
持ち込んだデッキ
ざっくり回し方解説
実際に大会に持ち込んだリストはこちらです。詳しいことは採用カード解説で触れていきますのでざっくりと解説を。
まずは回し方ですが、《猟犬》+《火付け狸》+その他動物の盤面を目指します。この盤面を作ることで《火付け狸》のバーンダメージが当たるたびに《猟犬》が+1/+1成長するため実質《火付け狸》のバーンダメージが場の《猟犬》の数だけ増えます。その状態で《火付け狸》の効果で他の場の動物を生贄に捧げ、自身にバーン効果をつけた後、自身の効果でスタンドして殴り続けることで異常な火力を出します。《猟犬》+《火付け狸》+その他動物3体で13点、《猟犬》+《火付け狸》+その他動物4体で19点出ます。他の動物が殴ることや、バーンカードも投げれることを考えると十分な火力ですね。これを通したいので頑張って他のカードでサポートしたり相手を遅延します。多種多様な動物や火力で頑張ります。
構築について
メインでは盤面戦を重視しています。盤面に触れる火力として、元々最強だったのにバフを貰った《火球》、雑に打点が後から上がる《焼き討ち》、盤面に触れる強力な火力セット《熱風》・《燻るマグマ》を採用しています。《隻眼の鷲》も3枚入れることで盤面への影響力を高めています。盤面で優位を取って《火付け狸》と《猟犬》を通していく構築ですね。
サイドではロック系・ロングゲームに対応できるように、手札1枚相当に対して大きな火力を出せる《大噴火》と《火達磨》を採用しました。あとは、対面によって枚数が多少前後する動物が入っています。ピンの動物もありますが、《諜報するライオン》から持ってこれるので十分です。
どうして「赤白狸ウィニー」を選択したのか。
何故この「赤白狸ウィニー」を持ち込んだのかの説明をしておこうと思います。
まず、個人的に今回の大阪大会には「冬コン」・「レオスト」・「赤系統(ウィニーorバーン)」の三種類のデッキが特に厄介になると考えていました。その中でも、一人で練習しやすくコンボをある程度把握しておけばかなりの高スペックを出せて本来アーキタイプ的に不利なはずのコントロールである「冬コン」にも勝てる「レオスト」が一番多く大会に出ると思っていました。「赤系統」もめちゃくちゃ強いですが、強さに気がついている人が少ない+持ってきても「レオスト」に微不利なのである程度上位で数が減ると考えていました。
まず勝ちを狙うならこの中の3種類からデッキを選ぶと思うのですが、「レオスト」は私がコンボクソ苦手なのとチーム内に「レオスト」めちゃくちゃ上手い人がいてその人が大阪大会出るのわかっているので却下。ミラーでタコ負けする未来しか見えません。「冬コン」はミラーで相打ち量産することになって破滅するので嫌。というわけで「赤」を握ることにしました。他にも「青緑ワシパーミッションorコントロール」なども候補にありましたが、ちょっと上位3デッキに勝てる気がしないのでやめました。
「赤」を握ることにはしましたが、「赤」は「レオスト」に微不利がつきます。「レオスト」が多い環境と予測しているのでここは是が非でも「レオスト」に勝ちたい。ここでカードプールを見てみるとあからさまにレオストのメタカードである《ヘビ貴族》が目に留まりました。しかし、《ヘビ貴族》はあくまでもメタカードであり、あまり多くデッキに入れたくはありません。なのでこの《ヘビ貴族》をデッキから持ってこれて、「冬コン」に対しても十二分勝ち目があり、「赤系統」にも動物の質と対応力と安定感で勝てそうな「赤白狸ウィニー」を握ることにしました。特に「冬コン」はサーバー内では当時《鉄檻》4投+《貯め亀》+《設計図》のパッケージをとったロック型が主流でしたが(てかここまでしないと「赤」に勝てない。それでも《鉄檻》はやってる側だからナーフして。)大阪大会ではそこまで研究が進んでいない読みで勝ちやすいと踏んでいました。またデッキパワーが高く、有象無象なら自身の動きを押し付けて勝てそうなのもありましたしね。それもあって「赤白狸ウィニー」を握ることにしました。
(※レオストいねぇぞ!!!どうなってんだ!!!コンボに鉄檻多いぞ!どうなってんだ!!!後述。)
採用カード解説:メインデッキ
ここからはメインデッキのカード解説を行います。
諜報するライオン
このデッキ唯一の平野領土条件のカードです。最初は他の平野領土条件を持つ《見送る若獅子》や《今生の獅子》なども採用していたのですが噛み合いと領土条件の重さから抜けました。こいつの領土条件の白/無は強い。役割は赤単と赤白の違いでほとんど解説したんで省きます。
(※神。でもハンド0時に引くとイラっとした。)
火付け狸
デッキ名にもなっているエースカードです。動物で継続的なダメージを出しつつ、こいつ一枚横に添えると急にリーサルが組めます。基本的には自身にバーン効果をつけて殴るのですが、スタッツが小さいので動物がいると大体止まります。そういう時はバーン付与を別の動物に使ってダメージを通しに行きましょう。あとは、なぜか効果【起】でいつでも使えるんで、味方が除去される時はその動物を生贄にしてスタンドして付与か攻撃を行いましょう。いるだけである種の除去耐性も与えられます。
(※神。こいつに全ての試合を救われた。ありがとう。)
猟犬
バーン限定生きる貰い火です。狸とのシナジーが凄まじく、あいつがバーンダメージを6回とか出すんで超デカい猟犬ができます。スタッツは上がりやすいですが、〈突破〉や〈有翼〉は持っていないので簡単に止まることは注意。あとコストが低いので打ち消しやら除去に当たりやすいのも注意です。
(※サイドから結構抜けたけど盤面戦するとき、強いし上振れ強かった。)
火の鳥
狸とのシナジーが高いカードです。出したターンに狸で破壊すると、墓地さえあればすぐに復活できますし、デメリットを踏み倒せます。動物数も増せますし、〈有翼〉なのも確実にダメージを通しやすく優秀です。でも、復活する分には墓地に1枚あればいいので今回は3枚です。よく《諜報するライオン》に捨てられます。《諜報するライオン》は復活コストで除外できないので注意。
(※〈有翼〉がめちゃくちゃ強かったです。こいつ1枚で8点とか入れてる。わりと終盤まで引けてなかったときに《諜報するライオン》からサーチして《火付け狸》と合わせて打点を解決してくれた。)
狐火
ロック系統のデッキ・長期戦をするデッキに出します。引いたら他の対面にも出すことはありますが、赤系統に出すのはやめときましょう。逆に利用されて死ぬことがあります。相手が終盤までダメージを出せないのなら、狐火を出して20ターンたてば勝てます。動物なんで《火付け狸》のコストにはできるので最悪腐りはしません。
(※冬コン相手になかったら勝ててたか怪しかったわ。ありがとう。)
隻眼の鷲
対動物において最強クラスのカードです。《有翼》でほぼ確実にダメージを出せ、その上相手の盤面を荒らします。ミラーに置いてはいかにこいつを先置きできるかのゲームになります。《火付け狸》とのシナジーも強力で《隻眼の鷲》につけた分だけ相手の動物に1点が飛んでいきます。一方で《瞬足》などを持たず、出たターンに攻撃はできないのでなるべく早期に出しましょう。1ターン目ポン置き《隻眼の鷲》はデッキによっては弱いですけど相手によってはクソ強いので積極的に行いましょう。
(※盤面戦最強。とりあえず、動物でそうなら入れとけ。)
ヘビ貴族
対レオストのカードです。《諜報するライオン》からサーチして投げることで対レオストの勝率を体感45%から70%近くに引き上げます。レオストはなんやかんや言ってちゃんと強い+赤はデッキ的に不利なのでこういうところで対策しないとちゃんと負けます。ヘビ貴族の置き所ですが、相手が3ターン目に2マナ使った時が置き所です。3ターン目に1マナ使ったところに置いちゃうと余った2土地で裏返されて4ターン目にフル土地使われて死んじゃうので相手が3ターン目に2マナ使ったところに置くのを心がけましょう。一応、《ワニの沼》《深淵の化け鷲》、《四つ子の魂の呪い》には刺さるということを覚えておきましょう。
(※仕事なしw。次回レオスト環境で会いましょう。)
火球
何故か強化された最強の火力です。盤面に打てるようになって抜群に取り回しが良くなりました。赤使うならとりあえず4入れておきましょう。
(※強い。以上。)
焼き討ち
条件で火球より強くなります。4ターン以上かかるかを考えながら使いましょう。あとは、デッキに領土を生贄にするカードが多いのでこのカードのことも考えながら使いましょう。
(※長期戦多くなったから通り過ぎて2点になることが多かった。《熱風》が思ったよりも打ち消されたのがある。)
熱風
地味強カードです。顔に打ってもよし。動物に打ってもよし。領土調整に打ってもよし。強いカードですが、終盤に引くとイラッとします。まぁ、後述する《燻るマグマ》が落ちてたらマシです。0コストであることと取り回しの良さと領土を弄れることをうまく使っていきましょう。
(※なんかめっちゃ消された。妨害すってくれてありがとう。)
燻るマグマ
除去に使える偉いカードです。後々、《熱風》や後述する《大炎上》によって顔にも2点飛ばせます。1コストで《熱風》+《マグマ》で一気に6点+《猟犬》バフ3回はよくやりますし、3キルに絡むことが多いので覚えときましょう。《諜報するライオン》で捨てておくと、《熱風》が0コス4点とかいうイかれたカードになります。捨てておきましょう。
(※これのおかげで《猟犬》相手がブロックできないケースは結構あった。あざっす。)
大炎上
5点出ます。以上です。とりあえず顔に投げてください。《熱風》と違ってコストで領土を生贄にするので妨害されても領土を確実に墓地に落とせることは覚えときましょう。
(※強かった。・・・強かった。)
採用カード解説:サイドデッキ
ここからはサイドデッキの解説です。メインにも入ってるカードは面倒くさいしくどいので省きます。後の詳しい回し方でどの対面にどのようなサイド構成をするかは解説します。
黄昏の神隠し
器用貧乏カードです。レオスト・ミラー・除去あるデッキに出します。
除去に対して打って避ける
大きくなった相手の《小さき未来の獅子》、《猟犬》、《火付け狸》などに打って得た能力やカウンターを消す
《火の鳥》、《火付け狸》などの瞬足持ち、《諜報するライオン》などの出た時効果持ちを再起動する。
《ヘビ貴族》の夜面にする起動に対して打って透かす。
などなど。様々な使用用途があります。使いこなせると強そうですね。でも器用貧乏なので2枚です。
(※レオストとバーンいないのもあったけど仕事なかった。環境的に《威圧》とかに変えたほうが強かったな。)
大噴火
バーンに寄せる時のカードです。ロック系統や盤面で競り負けるような対面に出します。自身の盤面を全て吹き飛ばすので最後の詰めに使うようにしましょう。
(※4点は強い。)
火達磨
ミラーやロック系統に出します。除去をすかして6点ぶち込みましょう。
(※《鉄檻》+《殴打》まであるせいで打てる時がなかった。+入れる枠が意外とない。《威圧》に変えてよさそう。)
スプリントチーター
《諜報するライオン》からサーチが効く5点火力です。ですが、使える時期が遅いので、「ロック系ではないが試合時間がある程度伸びる」みたいな対面に出します。主に攪乱アグロ系ですかね。
(※現環境のパーミッションが横並べが多いのもあって届かない+終盤に《諜報するライオン》持ってくる札として、これよりも《火の鳥》の方が優秀。領土条件が下がることを祈ろう。)
大食らいの大熊
冬、ワシ、クロコ相手に出します。《冬》、《戦列の鷲》、《貯め亀》、《ワニの沼》を止めます。盤面で打点が通らなそうな時に場の動物を全部生贄にして妨害しましょう。
(※あんまり活躍できなかったけど、使ってて使用感はかなり良かった。もうちょい増やしてよさそうだけど、起動は止められないので環境次第で《威圧》と相談。)
デッキの回し方
ここからはデッキの詳細な回し方を話したいと思っています。マリガン+3キルルート+出来なかった時の立ち回りですかね。
序盤のマリガンについて
序盤のマリガンはACGというゲームが3ターンで終わってしまうことが多々あるため非常に大事なものとなっています。このマリガン、ACG相当で1.5コスト相当の強さを持っていると考えています。そしてACGはこの1.5コストの差で負けてしまうゲームです。マリガンでゲームプランを考えられるようになりましょう。(私ができているか怪しいという話は置いておく。) このデッキのマリガンは基本的に以下の優先順位でキープします。(対面によって大きく変わります。相手のデッキが分かってない前提ですね。)
サイドで入れたカード・対面に刺さるカード
《火付け狸》(〜2枚)・《諜報するライオン》(1枚)
《隻眼の鷲》(1枚)・《火の鳥》(1枚)・《猟犬》(1枚)・《火球》・《熱風》(1枚)
動物・《焼き討ち》・《燻るマグマ》・《大炎上》
対面に刺さらないカード
大体こんな感じです。上から順に解説していきますね。
1はそのまんまです。対面に刺さるカードは当然キープしましょう。優先度が2〜4のものでも対面に刺さるものをキープしましょう。
2はリーサルに大きく関わる《火付け狸》は当然キープです。1枚は確実に欲しい。2枚あればリーサルが組めます。3枚目以降はハンドと相談ですね。《諜報するライオン》は対面に後から対応するために1枚は欲しいですね。
3は1枚あったら嬉しいハンドと相談な動物達ですね。火力に関してはコストに対しての打点の高さですね。《熱風》は特に3キルにおいて盤面を0コストで取れるカードとして便利です。
4以降はそこまででキープしたハンドと相談ですね。《熱風》や《諜報するライオン》があれば《燻るマグマ》の優先度は上がります。対面がわかっている状態で4ターン目が来そうなら当然《焼き討ち》の優先度は上がります。何度か使ってここらへんは慣れるしかないですね。
(※大体あってた。)
3キルする構え
赤ウィニーの基本プランです。要求値は割と低め。《火付け狸》*2+《火の鳥》+動物*2で相手は3ターン目にワンショットで20点くらって相手は死にます。《火付け狸》に3回付与して《火の鳥》を1回蘇生して4*4+2*2で20点です。当然、前のターンでダメージを与えていたり、《火付け狸》や《火の鳥》が足りなくても《猟犬》や他の動物、火力札でカバーできます。3ターン目になったら殺せるか一回考えてみましょう。
(※1回だけできた。良かった。)
3キルできない・できなかった時
流石に毎回都合よく3キルできるわけではありません。手札が悪かったり、妨害されたり盤面を突破できなかったりですね。
そんな時はどうするのかというと、2つのパターンがあります。一つ目は盤面を火力でこじ開けて動物を通す。二つ目は盤面を維持しながら火力を顔に叩き込む。です。
1つ目はそのまんまですね。3ターン目に出来なかったことを後ろのターンでやるだけです。盤面に小さいやつが1〜2体しかいない時にやってやりましょう。
2つ目はちょっと難しい。《諜報するライオン》などをブロッカーにしつつ、〈有翼〉や《火付け狸》、火力でちまちま削って勝ちます。
基本的にはこのどちらかで倒します。一番いけないと思ってるのはこのどちらもを行おうとすることですね。対面と盤面状況を考えてこのどちらかを行いましょう。
(※実践では1のほうが多かった。相手がフルパンしてライフレースを早期に終わらしてこようとしてきたときに、こっちのほうがバーストダメージが出るのでライフレースにまぁ負けない。ちゃんとブロッカーは数残しましょう。)
対面ごとのサイドと回し方
ここからはそれぞれの対面の立ち回りとサイドについて話していきたいと思います。
赤狸ウィニー
五分〜微有利
ほぼ構造は同じですが、《諜報するライオン》の分の差し引きで微有利がつくと考えています。
メインからは《狐火》などを抜き、《隻眼の鷲》、《火達磨》、《黄昏の神隠し》などを利用して盤面差をつけて勝ちましょう。
(※《諜報するライオン》強い。)
バーン
五分〜微有利
いかに動物に対して大きい火力を撃たせるかになりそうです。《火球》や《焼き討ち》などを打ってくれると儲け物ですね。
刺さらない動物である《狐火》、《隻眼の鷲》などを抜き、その分サイドから火力を入れましょう。
(※《諜報するライオン》強い。)
冬コン
五分?(冬コン側の練度によって変化)
冬コンに関しては《鉄檻》入っているかと相手側の練度によって有利不利は大きく変動すると考えています。《冬》or《鉄檻》が置かれる前に動物で出せるだけ火力を出して、残りは《狐火》や《火力》で削りましょう。
相手の構成にもよりますが、《隻眼の鷲》、《猟犬》を抜いて、《狐火》や火力を入れましょう。
(※《狐火》が強かったです。)
レオスト
有利
普通に有利ついてると思います。《ヘビ貴族》でボコしましょう。
サイドからは《猟犬》や《狐火》を抜いて、《隻眼の鷲》や《ヘビ貴族》、火力を入れましょう。
(※いなかった。悲しい。)
イーグル系列
微有利〜有利
豊富に入れた除去札で徹底して《戦列の鷲》をはたき落としましょう。
サイドからは《狐火》を抜いて、他の適当な動物を入れましょう。
(※青緑だと五分くらいになるかもしんねぇ。赤緑なら行けそう。)
ゾウ系列
五分〜微有利
とりあえず《歴戦の勇者》はでたらはたき落とすんですが、育たれちゃったり、周りの小さいゾウに止められると苦しいです。それでも五分かなぁ?
サイドからは《狐火》を抜いて、適当に動物を入れます。
(※微有利~有利あるかもしれない。《隻眼の鷲》がくそ強かった。)
ワニ系列
有利
火力で除去れないけど、動物で止めれます。特に《諜報するライオン》。そもそも遅い+デッキ的に《鉄檻》が入れにくいのもあって楽そう。
(※当たらんかった。)
タボフォ・四つ子
微不利〜有利
《鉄檻》置かれたら不利。置かれなかったら有利です。先に殺せ。
これに関してはサイドどうするべきなんですかね?()タボフォには《大食らいの大熊》、四つ子には一応《ヘビ貴族》を押し付けておきましょう。(なお小象)
(※ちゃんと鉄檻置かれてちゃんと不利でした。)
実際の大会はどうだったのか。
ここからは実際の大会でどうだったのかを書くのですが、ここから先は大会終わりの自分に任せます。よろしく未来の私。
ここからは未来の私です。大会疲れました。とりあえず、メタ読みの結果と勝敗を軽くみて総評を出したいと思います。来週に大会のレポを出すんでフォローしてぜひ見てください。
環境分布
レオストはどこですか?()
仮想敵のレオストが全然いません。悲しい。その上に苦手な四つ子が多いです。《鉄檻》も多かったです。普通にメタ読み間違えてげぼつらかったです。
参加者さんに「レオスト」を握らなかった理由を聞いてみたところ、難度高すぎとのことです。ちなみに、《鉄檻》を入れた理由は「レオスト」に殺されないようにするためです。みんな存在しない「レオスト」に構築ゆがまされてるの草。でも勝ったのは「レオスト」です。終わりやね。()
自分の対面
自分の対面について軽く触れたいと思います。詳しい対戦の様子の話はレポのほうに移すとして、デッキ解説として勝因と敗因を書こうかなと思います。
赤単バーン:先×〇〇(勝)
1戦目はプレミで負けました。リーサル見逃した。残りは狸のカードパワーでゴリ押しました。対戦相手が慣れていなくて盤面を除去されなかったのが大きいです。
青緑ゾウ(四つ子入り):後×〇〇(負)
相手が1・2戦目両方先攻から1ターン目《歴戦の勇者》+2ターン目《貴族象》で上振れられましたが、1戦目は《隻眼の鷲》で捲りました。2戦目は《貴族象》そんなにこないだろうとよんで火力で《歴戦の勇者》を除去せずに《隻眼の鷲》をプレイしたら見事に《貴族象》と《歴戦の勇者》が飛んできて死にました。火力打てばよかった。3戦目は《鉄檻》貼られて爆速で《四つ子の魂の呪い》決められて死にました。《鉄檻》よんでもうちょっとバーンサイドから増やせばよかったですね。
赤緑ロック禁術:後××(負)
《鉄檻》+《貯め瓶》のパッケージでの遅延によってタボフォのギミックの速度に負けました。対戦相手の盤面除去が多いのもあって明確に不利でしたね。《大食らいの大熊》も除去されたのが手痛かったです。
青緑イーグルコン:後〇×〇(勝)
かなりコントロールによっているデッキでした。《戦列の鷲》が《帰巣本能》と妨害で守られ続けてめちゃくちゃきつかったです。追加でサイドから《貯め瓶》が足されたのもきつかったです。相手のプレミに救われて勝てましたね。《隻眼の鷲》は、《戦列の鷲》には通らなかったですが、《鷲の卵》や《鷲の雛》などには有効だと思われるので、何を採用しているイーグルかを見極めるのが大切ですね。
冬コン:先〇×〇(勝)
先攻は《火付け狸》が妨害されなかったことをいいことに3キルしました。残りはバーンを打ってかちました。後攻はやっぱりこのゲームきついですね。
まとめ
今回は「赤白狸ウィニー」を使いましたが、デッキ自体は悪くなかったですね。デッキパワーと初見殺し性能と対応力と一応練度で相手のプレミから勝ちを拾えました。特に、対応力は初見のデッキが多いこの環境では強く働いてくれました。プレミを引き起こさせやすく、そのプレミを拾いやすいデッキでしたね。メタが合えば全然勝てるデッキだなと思いました。
改良としては、《鉄檻》がしんどいのでどうにかしたいです。ですがこれをどうにかするのはカラーリング的に厳しいので、今回あまり使わなかった《スプリント・チーター》や《黄昏の神隠し》、《大噴火》を《威圧》や《大食らいの大熊》に変えて、《鉄檻》からの終着点のコンボを遅延して戦うのが良いかなと感じました。
もし東京大会で握る人は、サイドの《黄昏の神隠し》2枚と《火達磨》2枚を《威圧》4枚に変えるのがいいかなと思います。今気が付いたけど、《ヘビ貴族》の起動に《威圧》打てるな。大阪大会ではうちのメンバーの「レオスト」が優勝したので、それを見て使った人を狩れると思います。わりととっつきやすいデッキかつやりこみもできるデッキなんで、ぜひ使ってみてください。
終わりに。
どうも。大会前の私です。今回は「赤白狸ウィニー」の解説をさせていただきました。このデッキ正直やってるのでおそらく大会後ナーフされると思うので、もしこの記事を読んだ東京大会に出られる方は是非使ってみてください。そうじゃなくても強いんで、ACG知ってる知り合いと対戦する時はこれ使ってドヤ顔してください。よろしくお願いします。()
毎週投稿しています。面白かったらいいねと拡散とフォローお願いします。m(__)m
チームの入会方法
① このディスコに入る。(チームに入る気がなくて遊ぶ人が欲しい場合でもこちらにどうぞ。)
②サーバ内のロール付与チャンネルでロールをつける。
③入会できる。自己紹介などを忘れずに。
ライター紹介
DNA主宰P.P。好きなデッキは銀弾・GS。ビルダー、チューナーよりであり、1つのカードをテーマにデッキを組むことを得意にしている。
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