一般企業と学校での報告・伝達スケジュールの違い


一般企業

1.

2.

3.

4.

5.

「特に急ぎは2と4です(これを初めに言って,数週間〜数ヶ月で計画的に行う)残りの1,3,5は前になると改めてテーマとして出てくる」


学校

1・・・・・2・・・・・・・3456789・・・・・・・10111213・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14

その都度,どんどん言ってきてこちらの都合により苦しい。期限も,「明日まで,今週中」のような連絡が多い。慣れてくると経験で事前に分かるのでベテランや中堅は楽。しかし新人や働いてる保護者はきついと思う。

やはりこれは誰でも初めは面食らうと思います。非効率ですし。

分かりやすく言うと3,4月に集中してるので,そこがとにかく忙しい。でもそうじゃない時期は結構暇です。それならもっと分散してやればいいのになあ,と思います。絶対にその時期じゃないとダメではないと思うし,その時期だけそう言うアルバイトを雇えばいいだけです(ほとんどは雑務ですので)。教員で言えば大量にプリントを渡す,回収する。保護者は確認して,サインして,渡す。コールセンターみたいなとこに委託してもいいと思います。これは日本のシステム上の4月始まりっていう問題もあると思うのですけれど,雑務,単純作業が多いし,4月に決めないと行けないのかなあ?と思います(例えば,4,5月は部活や,委員会,その他ををやらなくて,6月スタートでも誰も困らないと思う。それだけで会議の数も減るし,そもそもこんな短期に詰め込んでも教員も子供もあんまり頭に入らないと思います)

問題は多分「今までこれで出来てしまった」からだと思います。決して学校教員ののシステムが悪いわけじゃなく,これはこれで優れていたりもするのですけれど,民間の感覚で言うと非効率だと感じることもあります。

上記のシステムは大変なので,現場の先生は「経験とカン」で乗り切ってます。けれどそうなると毎年毎年,新人教員と保護者(少子化で一人っ子が多い)はきついと思うのです。特に働くお母さんや外国人のお母さんも増えてますから。そうすると「20年前の保護者はみんなやってたのに」ってのは通用しないと思います。

この時期,何十枚もプリント渡すたびに思うのですよね。保護者がみんな,これ読めるのか?理解できるのか?と。

ちょっと再考してもらいたいなと思いながら,変わらんだろうなとは思ってます。





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