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かぐやの姫の物語

 娘がジブリ映画「かぐや姫の物語」が好きで何度も見ていたので、私も見てみた。
「感動」「この世は生きるに値する」要するにとても良かった。
わらべ唄として登場する歌詞
「まわれ めぐれ めぐれよ 遥かなときよ
めぐって 心を 呼びかえせ
めぐって 心を 呼びかえせ
鳥 虫 けもの 草 木 花
人の情けを はぐくみて
まつとしきかば 今かへりこむ
(あなたが待っていてくれると知ったら、
すぐにでもあなたの元へ帰っていきます。)」

かぐや姫の物語から感じたこと
「自然とともにあるがままに生きたい。しかし、人の世は、うれしいこと、悲しいこと、いろんな思いに動かされ、あるがままに生きられないことがある、そんな中でも、人との絆を結び、喜び悲しみ、いいことも悪いこともそれこそが人生。悲しみも憎しみもないただただ平和な月に帰る時に、かぐや姫は気づく、地球の美しさ、人のあらゆる感情への敬意。
最後の場面、月からのお迎えが来て、かぐや姫が月にかえる場面。
月側の使者は、かぐや姫の感情を全く無視した無表情で陽気で軽やかなメロディーで月へといざない、地球側は、父母が別れのつらさに泣き叫ぶ姿、その対照的な感情と陽気なメロディーが、自分へ問いかけてくる。
 自分らしく、あるがままに、精一杯生きているか?この地球に生を受けたことに感謝しているか?後悔のないように生きているか?自然を大切に生きているか?
 エンドロールで流れる「いのちの記憶」

「あなたに触れた よろこびが 深く 深く
このからだの 端々にしみ込んでゆく
ずっと 遠く なにも わからなくなっても
たとえ このいのちが 終わる時が来ても
いまのすべては 過去のすべて
必ずまた会える 懐かしい場所で」

この最後の曲で、涙流しきるぐらい、
この1曲にすべてが詰まってる。
このすべてとは、言葉で表すのではなく、魂が感じ取る物。




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