2019/11/30のペチャクチャ霧島 伊佐ナイトのレポート

こんにちは。
先日行われたペチャクチャナイト霧島 伊佐ナイトのレポートを書いていきます。

少し早めについた私が、動画撮影の担当を初めてしました。
動画撮影は本当に初めてで、緊張をしました。
先ほど上げられた動画を確認しましたが、かなり上手に撮影できたのでとてもよかったです。

司会者の福元ゆみさん。定刻になり、福元ゆみさんのはきはきした声がイージーライダーハウス内に
響き渡りました。
13回目のペチャクチャナイトに私は久しぶりに参加しました。
ウェルカムミュージックのサックス演奏がとてもよく、耳に心地よかったです。

福元ゆみさんのいろんな場所で培った声の出し方やトーク術はここでも健在でした。
プレゼンターのこの部分が気になる・この質問してくれないかなと思ったことを聞いてくれるという
かゆいところに手が届くという表現が適切かわからないですが、本当に素敵な司会者でした。

では、プレゼンター一人一人を書いていきたいと思います。

順不同で書いていきますので、申し訳ないです。

まず、鹿児島県歴史資料センター黎明館資料調査収集協力員の原田義壽さん
伊佐出身の方で、この方のプレゼンはもう伊佐をギュッと絞って、伊佐の魅力を濃厚にした感じの
プレゼンでした。
伊佐は伊佐米のおいしさ、伊佐米で作られた焼酎といって、かなり伊佐の魅力がわかると思います。
しかし、伊佐の魅力は米や酒だけではないんです!!!
春夏秋冬と四季折々の表情を見せます。
春は忠元公園の桜です。桜の名所とされています。かなりきれいな桜ですので、いつかカメラで撮影してみたいです。
夏は曽本発電遺構と海面(水面)が下がることで現れます。
秋は大口高校がプロデュースをしたモミジ祭り。高校生が一から考え、それを実現させる経験はかけがえのないものになるだろうと
思いました。
冬はとても寒いので、アイスワールドが有名です。
こんなに魅力が豊富な土地を知らなかった自分が悔しくなるほどです。
それに、星がとてもきれいだそうです。伊佐の公認キャラクターであるイーサキング。
トランプのキングのキャラクターにK(キング)13番にかかっているということです。
これはとても面白いキャラクターでした。
ですが、私が抱いた疑問はフライヤーの写真と実物が全く異なることです。フライヤーではお面をかぶって、神楽を踊る衣装なのに、
実物は眼鏡をかけたおじさんがいました。でも、伊佐のことを知るなら、この人に聞くのが一番いいだろうと思えるぐらいの
知識量でした。原田さんは神楽を踊れる舞人なのだったことが意外でした。神楽は女人禁制なので、男しか踊れないそうです。



次はtakibito代表/伊佐市地域おこし協力隊の林峻平さん
2018年の夏に伊佐市に移住してきた人が現地でサウナ文化の普及を目指す人でした。
見た目は本当にさわやかイケメンで、話す内容はずーっとサウナ。サウナ熱に侵されたイケメンでした。
まず、サウナの魅力を知らない僕は林さんの話を聞いたら、サウナを体験したくなりました。
サウナはサウナに入って、水風呂に入る。そして外気浴を楽しむ。これが1セットで三回繰り返すとベストらしいです。
生死の間をさまようとサウナトランスに入るそうです。これをサウナ―にとっては整うというそうです。
整ったことがないので、ぜひ整ってみたいと思いました。
気持ちいんだろうなと思いながら、聞いていました。
サウナ―の理想は天然の水風呂にダイブすることだそうです。
これをするにはサウナと水風呂(川)の距離が短いことが大切です。
ここで登場するのがテントサウナです。フィンランド式サウナとして、サウナストーンを熱し、そこにアロマをかける(ロウリュ)
熱せられたアロマはテント内に広がり、アロマを感じられます。
アロマを感じ、川に飛び込む。寒そうと思う反面、気持ちよさそうと思えてしまう自分がいました。
これはきっと、林さんの話術に取り込まれているんだと…。しかし、サウナ―の中には何分入って、何分水風呂に入るという風に
ルーティンがきっちり決まっている人がいるけど、林さんはその辺は緩く、自分の体調でサウナを楽しめればいいという
スタンスの人で、とっても素敵でした。
テントサウナを通して、火と人、人と人の距離を近づけるというワードをモットーに尽力されてる姿は伊佐に新たな魅力を
作り、伊佐に人を呼ぶという素晴らしいサイクルができていると思います。
takibitoではテントサウナのセットもあるらしいです。ちょっとではありますが、テントサウナに興味が湧きました。
伊佐に行ったときはテントサウナを一度経験したいです。
九州で初のテントサウナイベントのサウナーワンダーランドを開催し、二回目の開催も決まっているそうです。
伊佐も新たなサウナーの聖地として、認知される日も近いのではないかなと思っています!



次は希望が丘学園鳳凰高等学校の教員である中村太悟さん
登壇された瞬間、かなり若い中学生だなと思っていたら、教員ということにびっくり。
魔法使いかなと思えるぐらい若く感じるぐらいです。
教員としてはサイエンスクラブで実験教室やプログラミング教室、3Dプリンタを導入しデジタルファブリケーションでモノづくり
と学生がしたいことを主導に学生のサポートをされてる方でした。
自転車を買っているので、先生が発行したサイクリング雑誌を読んでみたいです。
先生と生徒は謎解きイベントの運営をされてるということで、どんなイベントなのか参加してみたいです。
こんな先生いたら、楽しいだろうなと思いました。でも、先生はコンプレックスが多いとのことです。
背が低い、童顔、人に興味がないなどということが多く、このコンプレックスは今やっていることに全部つながっているそうです。
運動ができないなら、走りに力を入れる(リレーやマラソン)などを一時期したり、
友人が少ない、人に興味がないというコンプレックスは教師としては生徒にも何もできないのではないかや
自分は自分、人は人というような考え方のため、アドバイスはできないのではないのかと思われましたが、生徒と一緒にやることで
生徒目線でアドバイスができるのではないかと考えるようになったそうです。
中村さんは学校は生徒の個性を平均化する場所として、見えるらしいです。私もそう思います。
生徒の個性を大事にして、先生がワクワクすることを忘れずに学校の環境を変えることが中村さんが今後やっていきそうだなと思いました。
中村さんのもとでモノづくりや実験教室をしてみたかったなと思った400秒した。
私も学外授業を何度も行っていましたが、このように先生が関わっていることが珍しく思いました。途中で動画が切れてしまい、申し訳ありません。



大口高校2年生 つながりプロジェクト代表 松元きららさん
高校生の登壇で、制服での参加は見ていて新鮮でした。こういうと一気に変態感が増してしまいますが、キラキラしてて、まぶしかったです。
つながりプロジェクトとは大口高校の七名で活動をしていて、様々なことを題材にフリーペーパーの刊行をしているそうです。
このプロジェクトは先ほど申し上げたモミジ祭りにかかわったことのあるそうです。
しかし、この話はせずに、マイプロというものについて話してくださりました。
マイプロとは自身の経験をもとにプロジェクトを考え、話すという企画でした。
松元さんは自身の経験をもとに考えたプロジェクトを話されてました。
彼女自身のプロジェクトはつながりステーションということで人と人がつながるために必要な場所を提供しようということで
空き店舗をつかい、0歳から90歳までを対象として、多くの年齢層とのつながりができる場を提供しようというプロジェクトでした。
彼女は学校に通う人には学習ができる快適な場(ラフな学習の場)を提供して、学校に通えない人は勉強に触れる場を提供する
といった感じです。
彼女自身不登校になっていたらしく、高校に通うための勉強は授業に出ていれば、すんなりできることも一から一人で学習しないといけない。
わからないことに関しても、一つずつつまづくという困難な面もあります。
こういった経験をもとに彼女はこのプロジェクトを考えたそうです。
つながりステーションの使う層を平日の午前、午後、土日と変えてみたりと考えたり、彼女なりのやさしさを感じるプロジェクトでした。
将来は公務員になりたいそうです。
公務員もいろんな職種がありますので、いろいろ調べることが大切だと教えてあげたいです。
自分の恩師の言葉を彼女に挙げたいと思います。「情報は武器。人脈は宝」いろんな人に会いましょう。そして、いろいろ情報を
調べたり、仕入れてみてください。
視野をごりごりに広げてくれると思いますよ。


かたあしプロジェクト学生メンバーの平田竜暉さん
鹿児島大学教育学部4年生で高校生・大学生へのキャリア教育合宿を運営する学生・社会人・教員によるチームに参加してるそうです。
彼の出身は島で、大学は市内に引越しして、一年生から二年生の間は勉学→バイト→サークルのサイクルを回し続ける。
ずっと変わらずに回すサイクルだが、三年生の時に転機が訪れます。
三年生で学外活動に参加します。
かたあしプロジェクトは地域にかたあしをつけ、もう一方のかたあしをべつのことにつけるというプロジェクトです。
ある課題を学生に与えて、社会人に対して、発表すると大人が真面目にフィードバックします。
このフィードバックが学生にとって、かなり重要です。
すまいずさんのところで試験的にしてみたときに、学生や社会人がいい意味で影響を受けあっている印象を受けました。
すまいずさんは学生の提出したアイデアをもとにインスパイアされた案もあったそうです。
こういった形でのプロジェクトは正直うらやましかったです。
学生時代に体験したいことばっかりでした。
このぷろじぇうとは彼にとって、キャリアアップにつながったそうです。
彼は東京にあるベンチャー企業に就職が決まっているそうです。なぜ、県外に行ったのだろうと思ったのですが、
彼が地元を離れ、自分の地元を見つめなおすためにベンチャー企業に入ったそうです。
今後島に住み、仕事がないところで、仕事を生み出す人になりたいという志高いところもあるのでぜひ頑張っていただきたいです。


Small Gate Design代表の小門 幸恵さん
鹿児島市生まれで大分県立芸術文化短期大学美術科を卒業後、東京でイラストレーターとして働き、30歳でUターンをしたそうです。
Uターン後に結婚出産を経て、デザイン屋をはじめ、伊佐市内外の様々なデザインに関わっています。
小門さんの父方の実家が伊佐市で、とても寒い印象しかなかったとのおっしゃっていた人が何をきっかけに戻ったのか話されていました。
米がおいしく、車もある。父の誘いに揺らぐ小門さん。
ハローワークで伊佐市に来て、仕事を終えたのちに、田んぼを見ながら、ビールを飲んだ瞬間、彼女に一瞬の電流がながれ、
ここに住むと決めたとのことです。ここでのび太君との出会いがあり、小門さんはサチえもんになりました。
意味が分からない文だと思いますが、のちほどの前田さんが自分のことをのび太君と称し、様々な人をドラえもんとして紹介してらしたので、
ここでこういった表現を使いました。
結婚をして、子育てをしたら、伊佐市の環境は非常に子育てがしやすいので、ここで伊佐に対する愛情が小門さんの中で爆発した
印象を感じました。伊佐市の春夏秋冬用のポスターを作ったらしいです
小門さん的には伊佐を推すためのグッズを作りたいと思うようになり、手ぬぐいを作ったり、伊佐限定のマニアックなデザインを
缶バッジにしたりと精力的に伊佐をアピールするデザイナーさんでした。
伊佐の缶バッジはかわいいものばかりでしたよ(#^^#)
僕はバッグに一つか二つつけることをお勧めします。かわいかったです。特にカエルの缶バッジ…。


ダンス・アーティスト/写真家 鹿島 聖子さん
七歳でダンスをはじめ、14歳で写真を始めた鹿島さん。スライドに乗せられた写真は本当に美しい写真ばかり、
自身で撮られてる写真であるそうです。彼女は千葉、東京、ニューヨークと転々としながら、伊佐市に流れ着いたそうです。
コンタクト・インプロビゼーションの活動をやっているそうで、これは即興で踊り、人と接触して、踊るという見たことのない
活動でした。習うより感じるほうが一番楽しいとおっしゃっていました。ダンスや芸術の面ではわかると思います。
物の感じ方は常に即興であり、それはARTなんだということが般若心経の考え方にそっくりだと思いました。
鹿島さんの考え方が結構面白く、自分の書いたメモを眺めれば眺めるほど般若心経に似てると思いました。
・体は魂ののりもの ・体が変われば、心も変わる。心も変われば体の感じ方も違う。
・体にはいろいろなものが循環している ・人はいろんなものを実現できる
こういったことは似ている点だなと思いました。
鹿島さんとは話してみたかったです。自分の職業とは全然違う職業ですし、自分とは考え方が似てるのか違うのかを知りたかったです。
積極的に知りたいと思えたのは鹿島さんが初めてでした。
その後、即興でダンスをされたときは、動画撮影の僕は焦りました。
カメラを慎重に外し、カメラで鹿島さんを追う自分。でも、踊りはとてもきれいでした。


県立高等学校教諭 武田恭輔さん
かたあしプロジェクトのスタッフ・Q&Cプロジェクト・出水学生つむぎ隊(?)などの社会と学生をつなげるプロジェクトを
積極的に運営している教諭さんでした。
武田さんの「あなたの中にある原風景はありますか?」というワードがネックになっているらしく、
武田さんは地域活性化に興味があり、地域づくりがかなり面白いと思っていて、
学校と社会の壁を壊し、社会への架け橋になるための活動に尽力しているそうです。
学生が主導で社会にかかわることで社会人から多くのことを学べるのがこの活動の素晴らしいところだと思います。
私は高専に通っていたので、高専は技術力が強みになりますが、普通科は何が強みになるのかと考えていたら、
このプレゼンで理解できました。それは「何にでもなれる」です。
これは先生側が思うことですが、学生が主体的に動かないと何にでもなれないと思います。ですが、この強みは
高専に通っていた自分からするとかなりうらやましいです。
社会とかかわることで高校生の心の変化がすごいといっていました。
例えば、今まで不登校だった子がQ&Cプロジェクトにかかわったことにより活発になったそうです。
地域とのかかわりが強くなれば、県外に出るとしても、Uターン率が高くなると思います。
武田さんの生徒とのかかわり方が自分としてはかなり好きなかかわり方だなと感じました。
高校生の意見を聞いてワクワクしちゃって、高校生の主体的にかかわるためにサポートを行うという素敵な教諭だと感じました。


伊佐市地域おこし協力隊/針灸マッサージ・自然療法yukka代表 中村 由佳さん
地域おこし協力隊の人です。地域おこし協力隊として何をしたらいいのか、伊佐でなにをしたらいいのかわからないまま
伊佐からとりあえず行動を起こすということを行っていました。
伊佐に来た理由もたまたまで、来てみたら、とても住みやすくいい場所で、何でもいいわけではなく、すべてがちょうどいいという
ベストな場所が伊佐だったのです。
中村さん自体、子育て中にあったら、いいなと思うものを中心に行動に移してきているそうです。
ボディケアからワークショップ(味噌玉WS)キッズスペースと様々な活動をなさっています。
手探りでやるにしては、凄いなと思っていました。
しかし、むやみやたらにやるのでなく、大きな目標を作り、何がやりたいのかを深堀することで自分自身の直感が磨かれ。
その磨かれた直感とセンスで行動をしているそうです。
直感で行動しながらも、多くの方に支えられてやれていることを感謝されていたので、感謝の気持ちも大切なんだなと思いました・
物販に関しても、自らお勧めするというよりはお客さん自体が買っていただき、使って、これがいいねと言える
環境で行うことの大切さをおっしゃっていました。
校区マップ作成も伊佐のあれこれを自分の足を運んで、自ら知ることで伊佐の人へ教えることができるといっていました。
すまいずさんが以前に「霧島の潜在価値を見出すには」のスライドをSNSに挙げていたことを思い出しました。
その土地を知らないからこそ気づくその土地の良さや魅力を見つけ出せるのだと思います。
中村さんも伊佐を知らないからこそできる伊佐の魅力発信なんだなと感じました。


愛出屋 前田忠亮さん
自分自身をのび太君と称し、ただアイデアを出して、周りのドラえもんに支えられながら、自分の夢がかなえられていくという
かっこいい男性でした。
こういった人は内面から出る魅力に魅了されて、ドラえもんは応援したくなるんだろうと思いました。
こういった男性は本当にうらやましくなりました。
最初は昔話風にスタートしました。面白いなぁと思っていたら、地域づくりで官と民の考え方の違いが責任の擦り付け合いのように
近くて、いやになったのび太君は自分の手で協力してくれる人を探し、地域おこしをし始めました。
イサイダーも前田さんの立案した企画書らしくて、市役所上ではボツになったアイデアだそうです。
それを実行してくれる人を探し、マスえもんさんはイサイダーを手作りしようといってくれた人だったかな(?)
サイダーには甘みという非常に重要な味があり、伊佐のお米を使った米飴を使って、甘みにしようとしたそうです。
この米飴づくりをクミえもんさんが担当されました。イサイダーのデザインは先ほど紹介したサチえもんさんです。
このように前田さんの周りには素敵な人が絶えないということは前田さん自体がすごく魅力的な男性なのだろうと思いました。
のび太君といいながら、敏腕プロデューサーみたいだなと感じたことは言うまでもありません。


次は簡単に書いてもいいでしょうか?
カレーコミュニケーションのシェフの大久保さんとマネージメントの近藤さんです。
たまたま霧島に来られて、ゲストとして登壇されました。
国民食であるカレーをコミュニケーションツールとして使い、カレーを通じ、
人に出会い、人から学び、ゲストハウスを作りたいと考えてらっしゃるお二方。
大久保さんはフランス料理を勉強されており、カレーにはウズラのゆで卵を使われているそうです。
大久保さんのこだわりとして、日本一周しているときには地元のお米を使って、カレーを作るそうです。
カレー自体は販売することが目的ではないとのことで、カレーを通じて、コミュニケーションをとり、人を学んでいるとのことでした。
数ある中でコミュニケーションツールとして、カレーを使うことはとても面白いと思いました。
一週目は地域に行き、行動することで地元を形あるものとして、何かを変えたいとおっしゃっていました。
いま日本を二週目を行っており、これは一週目に会った方への再会+クラウドファンディング
クラウドファンディングはネットでするのではなく、自らの足で投資を募るという非効率なやり方ではあるけど、
人と人とのつながりを最優先した素敵なやり方だなと思いました。
ゲストハウスが出来たら、ぜひ遊びに行きたいです。



本日はこれにて終わりしたいです。
もう二時半からアルコールを取りながら、書き上げました。

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