近況報告

二月から近況報告をしていなかったので、近況報告をします。

最近、親からコロナの影響もあり、実家に帰れないこともあるので、熊本に帰ってきてほしいと連絡がありました。
来年度には熊本に帰れるように試験勉強を少しずつしていこうと思います。

熊本に帰って、できなかった親孝行などをしていけたら、いいんだろうなと思っています。


次は新型コロナウイルスのワクチン接種をしました。
医療従事者なので、二回のワクチン接種が無事終わりました。
副反応はありました。しかし、個人差が大きく、いろんな症状がありました。
接種した腕が痛むだけの人もいれば、高熱・頭痛が現れる人もいました。
私が接種したときは1回目は腕が痛みました。二回目も同様に痛むだけで、頭痛や高熱が現れることはありませんでした。
基礎疾患やアレルギーを持っている人は要観察が必要で、30分間そこで反応が出ないかの観察をすることがあります。
持ってない人であれば、15分間の観察が必要です。
しかし、観察する時間は施設によって違う場合があるかもしれません。接種する施設に確認することが大切だと思います。
受けたことで少し安心しています。しかし、安心するとすぐに感染する可能性があるので、マスクの着用と手洗いをしっかり
していこうと思います。
コロナのワクチン接種は医療現場では必要だったと思います。様々な方が搬送される現場で、誰がウイルスを持っているかわかりません。
そんな中、仕事をして、生活をすれば、家族の身にも危険があります。お子さんがいれば、お子さんの学校でクラスターが発生する可能性もある。
その可能性を減らしたと考えれば、ワクチン接種は医療従事者にとって、大切だったと思います。


あとは最近思うことが一つあります。
それは、本を読み終わると初見で読んだ時のワクワク感を味わえないのかとすこし残念な気持ちになることです。
最近読み終わった本は六冊あります。
・出版禁止 死刑囚の歌 長江俊和
・掃除屋 プロレス始末伝 黒木あるじ
・葬儀屋 プロレス刺客伝 黒木あるじ
・科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア 喜多喜久
・紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 歌田年
・怪物のきこり 倉井眉介
一気の読んだものもあります。一日で終えてしまって、悔しい思いをした作品もあります。
簡単な感想を言うと、
「出版禁止 死刑囚の歌」は〇〇禁止シリーズが好きで、延長線上で買いました。
この作者は作品に多くの伏線を散りばめるため、一個一個慎重に読み進めなくてはいけません。
今回もきれいに騙されました。〇〇禁止シリーズはゾクッとするものが多く、今回もこのような感じだと思っていたら、
最後は意外な裏切りでした。
多くを語るとネタバレになるので言いません。
次の「掃除屋」と「葬儀屋」ですが、
二冊同時に読んだ方がおすすめです。プロレスを知らない自分が読んで、一気読みしてしまいました。
正直、プロレス技を知らないならプロレス技を調べながら、読めばよかったと後悔しています。
主人公は二作品で違いますが、自分としては掃除屋のピューマ藤戸が好きです。
プロレスの技は器用だが、リングを降りたら、不器用な男になり、闘うことでしか自分の生きる意味を見出せない感じ(個人の見解)
が男臭くて、泥臭くて好きな主人公だった。しかし、頭がかなり切れる。状況を分析し、最適なプロレスを展開するという技は長年の培った経験が為せる技なのだろう。
裏表紙に感涙必至と書いてあったが、主人公の生きざまに胸を打たれました。
葬儀屋ではサーモン多摩川というレスラーに振り回される梶本目線で描かれる話でした。
ピューマ藤戸とは異なるタイプのレスラーですが、ファイトスタイルも違い、言動も少し変わったレスラー。
そんなレスラーの付き人となった梶本が、迷い、悩み、プロレスの魅力を求めていく。
梶本が辛い筋トレをすれば、文字から汗のにおいを感じ、殴られれば、文字から血の味を感じるような追体験をしながら、読み進めました。
プロレスが好きな人には好きな二作品となっています。
「科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア」こちらの作品は科警研のホームズの続編です。
短編集で四作品収録されています。
一作目では主人公たちの成長が中心として描かれていました。二作目では主人公たちがうまく連携をしながら、事件を調べていきました。
途中で科警研のホームズと呼ばれた人間の過去にも触れられており、ワクワクする展開でした。
一作目を読んだ方はぜひ、二作目も読んでもらいたいです。
「紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人」これは表紙に惹かれて、購入しました。
紙の知識がふんだんに盛り込まれており、模型の知識も多く、読み進めるには調べたほうがいいかなと思いました。
しかし、調べなくても面白い。テンポが本当に良くて、すらすら読めます。
登場人物も面白い。紙鑑定士の渡部、伝説のプロモデラーである土生井がバディを組んで、事件の捜査をする。
面白いように捜査が進む。土生井の洞察眼と渡部の行動力。ホームズとワトソンの関係っぽくて好きである。
動機としてはちょっと弱いかなと思いましたが、自分としては面白ければそれでOKなので笑
土生井の過去も少し触れられているので、エピソード0として、土生井の過去も書いてほしい。
続編に期待したいと思います。
「怪物のきこり」
これはサイコパスの主人公が襲われ、主人公が襲った人間を調べるというミステリー。
これだけを聞いたら、ハサミ男を思い出しました。
だけど、主人公がサイコパスなので、容赦なく人を殺していく。調べるといっても拉致って、拷問。
サイコパスだから、仕方ないかと思いながらも、作品の途中でサイコパスの様子がおかしくなる。
そして、並行してとある事件が連発する。相手を殺し、脳みそを持ち帰る連続猟奇殺人事件。
関係のない二つの事件が交差し、どのように展開していくかが見どころである。
このミステリーがすごい大賞は面白いものもあれば、うーんと首を傾けるものまである。
この作品はちょうど中間あたりだと個人的に思った。
最初の展開が面白ながらも、とあるワードが出た瞬間、察しのいい人にはこういう展開になるのではと想像できてしまう。
そこがちょっとなと思いつつも、想像していた犯人とは違った。いい意味で裏切られた。

今度はどんな作品を読もうか迷っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?