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打ち破ったコードの先に〜INI BREAK THE CODE感想〜


終わらないで欲しいと願っていた宝物のような空間が幕を閉じてしまった。
ツアーの期間がぎゅうぎゅうで、毎週のように現場に行っていたからか福岡から武道館までの日数がすごく長いように感じた。

BREAK THE CODE、一言で言うなら宝箱だったと思う。
グッズの在庫のことやステージ構成について言いたいことはあるものの、やはり公演が始まれば自ずとそういった不満なんて飛んでいってしまうものだった。(でもグッズはマジで頑張ってくれ頼むわ………何のためのLINE整理券やねん………ラントレ個数制限30個も設けてるなら売り切れすんなや………。 ステージはいつか通路が伸びることを信じてるからもうそこまでの不満がない+INI自身が奥の方にいる人まで届けようという熱量があったからどこに座っても満足感で満たされてた。)

☀️12月18日愛知
☀️12月24日有明 昼夜
☀️12月27日福岡 
☀️1月8日武道館 夜

の計5公演に参加しました。
まさかこんな行けるとは当初は思ってもいなかったので、改めてご縁に感謝したいと思う。ありがとうございます。

私はありがたいことに追加公演の最速先行で武道館のオーラスが当たったので、個人的BREAK THE CODEが幕を下ろすまではライブ全体の感想を書くのは控えていた。
本当は愛知公演が終わった時に今すぐにでもブログ書きたい!と思っていたけれど、色々タイミングを逃したこともあって結局武道館が終わったら整理を付けようと決意した。
なんだかこれを書いている今この瞬間でさえも「実はBREAK THE CODEって終わってないのかも」って思うくらい終わった事に対しての飲み込みが出来ていないことに自分でもかなり驚いている。し、なんだか体が終わったことを受け入れられなくて、ふわふわ宙に浮いている感覚。それだけ今回のツアーは私にとって大切なpolaroidの一つになったのだろう。

一曲一曲書いていたらキリがないので、個人的にグッときたところだけ書いていこうと思う。多分めちゃくちゃ長くなるから、本当に暇な人だけ見て欲しい。


RUNWAY
愛知は参加したのが2日目だったのでネタバレを見ずに行こうと決意していたのだが、私の不注意もあってRUNWAYとONEをやることは事前に耳に入ってきていた。でもどのタイミングでやるかは不明だったので、許すとしよう。
迅が曲振りをして内容的にも「brighterだな」と予想していたらまさかのRUNWAYで正直あんまり記憶がないまま愛知は幕を閉じた。
その後の公演もRUNWAYだけは特別な感情で見てしまうので、気がつけば終わっていることもあった。
絶対に集中して見ようと思っていてもやはり、それが思うように出来ないのが現場ならでは。まさに私の場合はRUNWAYになっていた。
RUNWAYとONEだけ唯一ファンミとの曲順が変わっていないことになぜか引っ掛かっていた。BOMBARDAの流れもあったし、衣装もあったしでONEからでも流れは全然良いんじゃないか?と思っていたけど、じゃあ何のためのBREAK THE CODEなんだって考えた時に、ファンミからの一皮抜けたINIをここで示したかったんじゃないかなっていう考察に至った。ファンミはRUNWAY/ONE共に白衣装だったし、今回対照的な黒を持ってきたのはファンミからの成長の要素でもあると思う。今回改めて思ったのは、あの時の儚さとかRUNWAYでしか見れない表情って沢山あるんだなって思う。有明24日夜の時に洸人が「ONEとかレミフラはあの時(プデュ)を思い出すから気持ちが入る」って言ってたのが印象的で、やっぱりそういった原点の思いを抱えたパフォーマンスはあんなに眩しくて太陽みたいなものに自ずとなるんだなって錯覚した。あとはやっぱりRUNWAYの佐野は本当にいい顔をしている。INIのエンジェル担当の伏線回収がまさにここで存分に生きてると感じる。匠海推しだけど、RUNWAYは佐野を見てる時間多かったかも。あと、捌けてるメンバーが楽しそうにしてるのもRUNWAYの醍醐味。次、聞けるのはいつなんだろうって思ったら武道館は涙なしでは見れなかった。プデュのファイナルの投票期間は精神を擦り切らしてたし、本当にしんどかったけどファイナルのパフォーマンスを見て、本当に眩しかったのを今でも覚えてる。あの時の私、デビューしてから約1年半で武道館まで連れてきてもらったんだよ、信じられる?って問いかけたいね。


Do What You Like
今回のライブツアーで1番好きなブロックがこのDo What You Like〜STRIDEまでの流れである。
noteデビューした際にDo What You Likeについて書いたが、私はこの曲がアルバムの中でもかなり好きである。(1位は決められないしアルバムの曲は全部いいのを前提として)
まず、振り付けがめちゃくちゃ可愛い。ただでさえ歌詞やメロディから感じられる多幸感に加えて、目でも幸せを感じとれるなんてこんな贅沢な事あっていいの?って疑うくらいだった。し、推しの尾崎匠海くんのベレー帽が本当に本当に冬の妖精で、そんな妖精が「今日1日のhappinessは僕が決めて」で指ハートしてる姿を見て、これ以上の幸せって存在しないのかもって思うくらい幸せだった。
もし、今後彼らが野外でライブとかをする機会に恵まれたら、夕暮れ時にDo What You Likeを歌ってくれたらもう悔いなんて残らないだろうなって思った。あと現場で聞くこの曲は音源で聴くよりもより、肯定感とあたたかみが強く感じられてますます好きになってしまったな。

polaroid
入った公演の3回がpolaroidだった(強運?)こともあって、かなりこの曲に対する思い入れが強くなった気がする。愛知でこの曲を聞いた時に自然と涙が出た。Nステージでリフターに11人横一列並んで、眩しいスポットライトに照らされ、音楽に合わせ手を横に振る姿を見てこれより明るい笑顔って存在するのかな、と思うほどキラキラな顔で歌っていて、ずっとこの瞬間が続けばいいのにと願ったり。でもこれまでの経験上、永遠なんて存在しないを知っている人間から見たこのパフォーマンスは本当に泣けるくらい輝いてた。藤牧さんが最後の「1秒を永遠にしてみよう」のあとのアドリブが実は公演ごとにあったりなかったり、会場の雰囲気を見てあそこはやってると言っていてまたなんかジーンときたり。この曲は私の中でINIとMINIとの「思い出」を表してるような曲だと思っているので、歌い方を変える部分には納得した。
望んでしまうが永遠に11人でいて欲しい、と強く願ってしまった。こんな私を許して欲しい。

AMAZE ME
シクシク………となっていた心に差し込んだ希望の歌。セトリ落ちしなくて本当に良かった。
冒頭で推しケミのおざ西が毎公演何かしている(ことに有明の昼公演で気づいた)こともあってずっと幸せだった。やっぱり好きな曲がセトリに入ることは本当に心から喜ばしいこと。基本私は推ししか追わないタイプなので、匠海ばかり見ていたけど本当に本当に楽しそうで〜(………語彙消失)やっぱり、貴方はスポットライトの下で輝くべき人間だよ〜(泣)と思った。風船の演出も少しジャニーズイズムを感じたりして、この曲の間は会場がテーマパークの賑わいだった気がする。武道館はNステージがないからこその特別演出があったり(これ本当に円盤化して←100db)彼らのステージ力には圧巻した部分でも合った。あと、ペンライトがカラフルで本当に心が弾む。

brighter
曲冒頭、白い3本の線が現れてこれはデビューシングル「A」を表している?!?!と思った時は鳥肌が止まらなかった。投票制とはいえ、もしかしたらbrighterがデビュー曲になってた世界線も考えられるわけで。ちゃんと大切にされてるんだなって思えた瞬間でもあったし、ラスサビのおざまき、ファンミの時は背中合わせで終わってたんだけど今回のツアーでは固く手を交わしていて、2人だけの見えない絆のようなものを感じてもうダメだった。

STRIDE
わたし、この曲が今回のツアーを通して本当に好きになった。Mが発売されて狂うように聞いていたSTRIDE。この曲が持つパワーが好きなんだと思う。サビで「行ける I believe」と何回も言ってくれること。目指す場所は書かれていないものの、きっとこの書かれていない目指している場所はメンバーそれぞれが持ってるんだと思う。(と信じてる)この間のメイキングで、曇天の中撮影したことに対して「この曲そんな快晴って感じじゃないかもね」と言った時に自分の中で解釈違いが発生した。私は基本INIの曲は太陽だと思ってるので、まさにこのSTRIDEも太陽の一つで、雲ひとつない晴天の中がぴったりなんだろうと思っていた。だから柾哉くんが言ってた「君がいるから前に進んでいける、そんなニュアンスの曲ですよ」と言ってたことには共感できたけど、佐野牧のコメントは自分の新たな考え方を教えてくれたような気がしたのだ。こういう視点があるから音楽って面白いんだと思う。
私は、メンバーが横一列に並んで踊る振りが大好物で、特にSTRIDEは柾哉くんが歌い終わった後、肩を組みながら踊る部分が本当に大好きで、いつまでも横並びでいて欲しいよ………と「また」思ってしまった。もう、この感情を何回も抱えてしまう自分を本当に許して欲しい………。そして、リミックス?もめちゃくちゃ良くて、武道館の時はありがたいことにスタンド最前で大夢がめちゃくちゃ近くて顔を見てたんだけど、肉眼でもわかるくらい本当に楽しそうで。会場を見渡して笑顔でリズムに乗る姿を見てア〜😭となってしまった(薄い感想申し訳ない)。音楽って音を楽しむと書くけど、STRIDEのリミックスはこの音楽という文字の通りの雰囲気、演出で会場が一つになる一体感が好きだった。ああやって会場を一つにするような演出が私はすごい特別感を感じで好きなんだよなあ。(SPECTRAのpop!pop!の練習も好き)あれはライブならではだなと思った。あとこういう場を盛り上げる力というのも彼らがこの一年の中で経験してきた外部のフェスやコンサートで得たものが光る瞬間だと思っていて、何一つ無駄じゃなかったんだなって思った。ライブ音源できるなら配信して欲しい………。


すごい長くなってるのでここで一回休憩。
私は基本前編後編とかって分けて書くことができずにいっぺんに喋る/話すをしないと落ち着かないのでこのままいきますが、せっかくなので少し各都市を振り返って懐かしい気持ちになるとしよう。

愛知は本当に寒かった。そして急だったからか気持ちの整理を
するのにすごく大変だったなあ。
有明昼。電波は悪いしアクセスもあまり良くない………
けど隣の柾哉くん推しが本当に素敵な方でした💛
有明夜。正直ドタバタすぎて写真がないのが物語ってる。
カチューシャ支給方法が昼と変わってて可愛かった🎅🏻
福岡。ご飯も美味しいし過ごしやすかった。
会場の雰囲気もあったかくて盛り上がり凄かったなあ。
りーくん、改めておかえり〜💟
武道館。歴史ある場所に11人でたどり着いた証。
一生忘れられない。
目指してた場所に来れて本当によかった
次はどこを目指そうか



続きに入る。本当に長くなるので、分けて読むなり休んで読むなりしてもらえればと思う。(まず、読んでくれてありがとうございます)

・How are you
ユニットコーナーで1番好きだったのがHow are youだった。愛知に入った時、洸人が頭からいなくて、そういう演出なんだ〜と思ったら有明からは3人で出てきたのでびっくりした覚えがある。私は洸人がNステからの合流する形、分からないけどなんかすごい良かったんだよね〜。(薄)アレがハプニングだとは思わず、普通に演出の一つだと思ってたので………。私はプデュから彼らを知っているので、ドス鯉の友情には本当にグッときてしまう。みんなでリリックを考えて、つまづいた時には励ます関係性のドス鯉が大好きで、だからユニットで曲を出した時は嬉しくて、食らいついてYouTube見てた気がする。それが今回ライブで聴けて嬉しかったし、後ろの映像がネオン調になってるのも解釈の一致だったし、ペンライトも緑とか水色とかだったのもわかる〜だったんだよなあ。あと、この曲だけ唯一段差のリフターが使われていたのも良かった。(武道館のrunaway除く)あとはライブならではのアレンジもあったりして、本当にこの曲がライブで聴けて良かった!嬉しかったな〜。

・CALL119
この曲、一言で言うならライブ映えだった。CALLは音源解禁時からもう大好きな曲で、ずーっと聴いてた記憶がある。
CALLは被せもそんなに感じなかった曲だし、何よりもみんなの気合いが感じられる曲だったなと思う。ライブも後半〜終盤戦に差し掛かってる中で、さらに勢いづける感じがして良かった。
この曲は公演を重ねるごとに進化している曲だな〜と思った。
BOMBARDAとかBAD BOYZでの曲の間でのアドリブ(yeah!とかwoo!とか)がめちゃくちゃ大好きで、そういうのってザ!ライブ!って感じだし、みんなテンション上がってるんだなって認識できるからこそ、もっと楽しまなきゃ!!って気持ちが沸々と湧いてくる。
CALLは1番そう言ったアドリブが多かったんじゃないかな〜って思う。柾哉くんが「もしもし〜」みたいなこと言ったらしいけどそれが聴けなかったの悔しい🥲聞きたかったよ〜🥲
CALLは「いや、もう疲れるって!!!」って思うほどゴリゴリに踊ってて、call me the 119!!からのpress it!!がもう〜〜〜〜〜〜良い。
愛知は後ろのドデカ消防車を見てたら終わってて(←本当です)有明からCALLに焦点当てて見てたんだけど、本当に日に日にパフォーマンスの精度が上がってるんだよね。愛知が決してダメだった、とかそういう問題じゃなくて100の状態からどんどん未知なる領域に精度を上げていった感じ。そんな気がしたから、福岡とか武道館は笑いながら見てた部分ある。「凄すぎるだろ」って。まだ1年目だよ?可能性しかないな〜………。年数重ねて聞いたら今より違うパフォーマンスになってそうだな。楽しみ。こういう楽しみをくれるのよINIって。

・dramatic
まだまだ止まらないINI。このdramatic、DILEMMA、BAD BOYZのブロックは緩急のすごいジェットコースターに乗ってる気分だった。dramaticで急激に上り、DILEMMAで急降下、BAD BOYZで掻き乱す。そんな感じだったかな。
dramatic、正直に言うと音源解禁時あんまり自分の中で上手くハマらなかった部分があって。元々Jの畑出身なので、あまりこういう不気味?転調が多い?サウンドに慣れてなくて「なんだこれ〜」って初見時は思ってたんだけど(本当にごめんなさい、、でもこれが正直な感想)ツアーで見たら「dramatic最高!!!!愛してる!!!」になった。現場で映えたんだよdramaticは〜!!(大声)
本当に客席とINIのエネルギーのぶつかり合いがして、途中からクラクラし始めた。だって、さっきまであんなガツガツ3曲踊って、ウェーブで客席がボルテージマックスに達した時にdramaticをぶつけてくるなんてさ〜本当に凄すぎるとしか言えない自分の語彙力が情けないくらい。
dramaticは最後の威尊がセンターで走り出すところの振り付けが大好きで、MV見た時も「なんだこれ〜」と思いつつも「威尊………!!」ってなったので、やっぱり現場の威尊も当たり前に良かった。あとこのブロックの威尊は衣装のチラ見せ具合がズルすぎる。


・BAD BOYZ
みんな大好き、BAD BOYZ
この歌は音源解禁時から「好きだー‼️‼️」となったので、どんなパフォーマンスが見れるかずっと楽しみだった。
A.I.Mとリリースしたシングルのタイトルはどう表すのだろうと思っていたら、まさかのそう来たか!だった。(個人的にはそれぞれの表題曲の振り付けが入ると"勝手に"考えていたので)
会場も赤く染まり、まるで炎の中にいるのかと思えるほどの熱量があるパフォーマンス。INI、改めて体力がお化けすぎるし、後半に行くにつれてのギアの上げ方がすごい。さっき、ジェットコースターで例えたけど、このBAD BOYZは上がったりぐるぐるしたりで目が回るような曲だったな〜と思う。
BAD BOYZに限らずなんだけど、ダンスブレイクに入ったり結構肝心なところで正面モニターに何も映らなくなる演出最初はめちゃくちゃキレたけど(言ったー❕❕)入ってみると意外とモニターよりも踊ってる本人たちに目がいくことに気づいた。(そうなんだ)だからモニターが消えるのは「今この瞬間はモニターじゃなくて俺らを見ろ!!」という意思を勝手に感じたので、アレはアレで面白かったな〜と終わった今思う。(まあでも、モニターはちゃんと仕事した方がいいけどね………後ろの人見えないだろうし
福岡から開演前の音楽がBAD BOYZになってて、音源だけでも客席がノリノリだったのに、生のパフォーマンス見たらどうなっちまうんだ!と思ってたら見事に最高な気持ちになって、天高く拍手してしまったな………。

・Let Me Fly〜その未来へ〜
正直言うと、アルバムに収録されてたからと言って必ずその曲をやる確証なんてないし、フロイニでもA期のときにレコーディングしたみたいなこと言ってたし、アルバムの集大成としてレミフラが収録されたからライブではやらないんだろうな〜と思ってた。
レミフラに入る前に最新順に表題曲を振り返って、次は何だ?!と思ったらスクリーンにLet Me Flyが映ってた時はマジかー!!!!と思った。
そして2番から構成が変わってることに(またしても)有明で気づき、歌ってるメンバーがセンターに来て、踊ってって、もう言葉では表せない感情で押しつぶされそうだった。
私はプデュからのオタクなのでレミフラはやっぱり原点を感じる曲だし、私が匠海のことを1pickにしようと思ったのはこの曲がきっかけだったので、そんな「はじまり」の曲をこうしてまた聞くことができたのは嬉しかった。2番から歌ってる人がセンターに来てどんどん変わる立ち位置に最初は追うのが必死だったけど、「君がくれたこの翼 向かい風すら乗りこなして」をステージの真ん中で匠海が(後ろの10人を指しながら歌ってたような気がする←これは武道館の記憶)とびきりの笑顔で歌ってて、「あの時匠海を1pickで選んだ自分!ありがとう!」ってなったし、こんなに幸せな気持ちでいていいんだろうかと申し訳なくなったし、プデュから応援してる人とプデュ以降出会った人だとこの曲に対する思い入れとかも違うと思うからどういう感情になったか聴いてみたいし………この曲ひとつでこんなに感情が溢れ出してしまった。

・runaway
武道館特別曲。披露前の理人のコメントが優しく手のひらで包んでくれるようなコメントで、「どうしてこんなにINIって優しいの?」という感情のまま曲が始まった。「疲れたら休んでいいから」と理人が言ってくれたこともそうだし、最後の大夢がここを歌った時にメインモニターにこの文字が映ったときも「なんで、こんなに優しいの………」とまたしても思った。だからこそ円盤に入らないのが本当に悔しい。頼む。入れてくれ。
この曲を歌ってる時のみんなの顔は本当にあたたかかった。肉眼で見ても分かるくらい柔らかい顔をしていた。ハモリの部分はメンバーと顔を見合わせ(これはおざ西で本当に………終わった)、後ろの11文字のメッセージをまじまじと眺めるメンバーもいてあの曲の間は優しい空間が流れていたような気がする。頑張りすぎなあなた、気負いすぎなあなた、色々と抱えているあなた、健康が1番だしあなたの体が大切だから疲れたら休んで、休むことは悪くはないって言われてるような気がして、その優しさにジーンときた。今1番かけて欲しい言葉がこういった言葉だったからかもしれないし、INIと一緒に歩幅を合わせて歩いてるような気がして私の中でこの曲は宝物になった。そしていつかこの未知なるウイルスから解放された時はみんなで歌いたい。またひとつ楽しみができた曲でもあった。INIが包んでくれるやさしさが染み渡って寒い冬に聞くこの歌はあたたかさを帯びていた。INIも疲れたら休んでいいんだからね。



ここに書かなかった披露曲も本当にどれも素敵なパフォーマンスだったから、どうかそこは勘違いしないで頂きたい………。

このツアーは私にとっても本当に大切な時間になったし、あまりにも思い出が詰まりすぎてる。
今回1人で遠征したのも初めてだったし、J以外で多ステするのも初めてだったから、個人的にたくさんの「初めて」を経験できたツアー期間でもあった。

武道館が終わってから、あまりにも現実と向き合いたくない辛さや今すぐINIに会いたい気持ちが交錯してファンミを再生していた。
ファンミの時は楽曲数も多くなかったし、MCも司会の方がいてサポートしてもらう形だったけど、1年経った彼らは自分たちで会場を盛り上げて、何曲も連続でこなせる力がついていた。

洸人が武道館の挨拶で「昔の仲間と離れてしまったから勝手に失った感覚があったけどそれは思い込みだった」(ニュアンス失礼します)と言っていたのがメントの中でも印象に残っている。私は、洸人がファンミの翌日にくれた長文のプラメが大好きで、定期的に見返してるんだけど、改めてそのプラメを読んでみたら「辛いことや投げ出したい時もあったし、失ったものもたくさんあった(有料コンテンツなのである程度こちらで表現を変えてます)」と書いてあった。この失ったものというのが武道館のメントに繋がる部分があるのかなって思った。昔の仲間が見てくれて「楽しかった」って言ってくれたことで、失ったと勝手に感じていた感覚はただの自分の思い込みであったことに気づけたのって相当大きな気づきだと思う。


武道館のメントは本当に全員宝なんだけど、匠海が「本当に支えになれてるのかなって………」と言い出した時涙を堪えたところにかなりやられてしまった。匠海ってあまり自分の内に秘めた気持ちを話してくれないし、自己開示の機会があまりなくて、それは彼が口にする「キラキラアイドル」の仮面の中に含まれていて、本当の自分とアイドル尾崎匠海の境界線を自分の中で定めている気がしていて。だからこそ、ファンミのビハインドで1人目につかないところで泣いている後ろ姿はすごく複雑な感情になった。でも今回武道館のメントで支えになれてるか不安だったと正直な気持ちを明かしてくれてすごく嬉しかったし、翌日に更新されたブログもありのままの気持ちが綴られてるような気がして、素直に受け止められた自分がいた。あと、翌日に来たプラメで「幸せにした自信がある!」と言い切ってたのも本当に最高だったし、匠海が幸せそうな気持ちでパフォーマンスしてたからわたしも幸せな気持ちで満たされたし、この瞬間がいつまでも続いて欲しいと思ったんだよ〜!!!と虚無の空間で叫んでた。


INI、覚悟を持ってやってます。

そうだよね。
私はこの言葉の重さをもっと感じて応援していきたいと思った。
誰1人生ぬるい気持ちでやってないし、真剣に向き合ってるからこそ、INIにはもっと高みへ行って欲しいと思った。
チェはこの言葉の意味をよく理解した方が良いよ

このツアーはINIのやさしさに触れた瞬間が多かったなと思った。
INIは本当に怖いくらい優しくて、「どうしてそんなに優しいの?」と問いかけたいくらい優しいグループ。
会場に来れなかったMINIの分まで考えてるし、コンテンツで正直な気持ちを明かしてくれたり、MINI全員に会いに行くと言ってくれたり、大きく両手を広げて待ってくれるグループなんだなって思った。誰1人もこぼさない優しさで包んでくれる温もりが好き。これがINIを好きな理由だと思う。

今回のライブで自分たちの意見が通らなかったことを正直に伝えてくれた。こういう正直で素直な気持ちを伝えてくれることって有難いし、変にオタクが考えなくて良いから。私も聴きたかった曲あったけど、それでも今のINIが表現してくれるパフォーマンスが丁寧で一曲一曲に感情が乗ってたから何も不満はない。それに、INI自らが手がけた演出がどうなるかの楽しみもできた。

次、いつ会えるのか分からないのは正直に言うと少し寂しい。(福フェスも行けないしヨントンも外れたので)でも、メントで言ってた「MINIのみんなに会うために頑張ってる」って言葉の通り、私もINIのパフォーマンスを見るために嫌な生活を頑張ろうと思った。そんなきっかけの存在。

感謝を言いたいのはこっちの方なのに、数え切れないくらいの「ありがとう」を口に出してくれてありがとう。
形としてBREAK THE CODEは終わりINIも次のフェーズに入るわけだけど、このツアーを経てどう進化していくのか本当に楽しみ。

武道館オーラスの翌日に関ジャニ∞のコンサートに行った。(本当に気持ちの整理がつかないまま行ったので感情がゴチャゴチャになって、自分の中で序列をちゃんと決めようというきっかけにもなった)最後捌ける時に安田くんが「大切なのは心の距離」って言ってくれて本当にそうだなって思った。INIとMINIって見えない糸のようなもので繋がれてるような気がしていて、物理的というか対面で会うことも嬉しいし幸せなことだけど、心でつながり合ってることって本当に大切だと思う。これは互いに思い合ってないとできないことだと思うし、この言葉はどのアイドルを応援するにあたっても大切だなって思ったからここに書き残しておこう。

記憶がなくならない内に自分の感情を書き留めておきたかった。めちゃくちゃ長くなったけど、ファンレターも久々に出そうと思った。

円盤を見たらまた新しい気持ちが湧いてくるかもしれないし、その時は既にINIが第二章のフェーズに突入していてまたレベルアップした姿を見れるかもしれないし、今はツアーが終わってだんだんと日常に戻っていく悲しさもあるけど、楽しみも混じってるから不思議。

あらゆるコードを打ち破ったその先の景色には何が広がってて何が待ってるんだろう。今から楽しみな気持ちでいっぱい。こんな気持ちにさせてくれてありがとう!!



チームINI、まだまだ行くぞ‼️‼️‼️‼️‼️‼️


おわり

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