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Brighter



Q.INIの中で1番好きな歌は?

A.Brighter

その回答を見た時、あ〜やっぱり好きだなあってなった。
どの曲をパフォーマンスしている時の貴方は本当に素敵だけど、Brighterの時は輝きの中にどこか遠くへ行ってしまうんじゃないかと思うくらい貴方だけの世界に入っているように見える。

そんな曲の解釈の仕方が好き。

ファンミの時、曲振りを任された貴方は「色んなことがあって、1人で道を見失っちゃう時も正直自分達もあるし、そういう時にこの曲が皆さんの道を照らしてくれるような、そんな曲になってます」とまっすぐな眼差しで会場を見渡しながらこの言葉を口にしたのを覚えている。
あの時のあの表情、あの言葉のトーン、ずっと記憶と心に残っている。


誕生日にこうやって自分の言葉を紡ぐのは2回目。
2回目とは言えど、どう書き出していいかわからない部分がある。何からどう伝えればいいのかわからなくなる。

すごく大袈裟のように聞こえてしまうかもしれないけど、私は2年前の1/30から運命は変わったと思っている。
プデュのシーズン2が行われると風の噂で聞き、ミーハーな私はサイトを見て、適当にスクロールしてる時に「カッコいい顔だなあ………」と思って見つけたのが匠海だった。

それから何となくずっと気になる部分があって、Twitterのアカウント作って、60人に残ってるかなんてドキドキしたりした。

レミフラのチッケムを見たのは大学に向かうバスの中だった。あの時は再生回数とか高評価数とか数字の部分を気にしすぎて生きにくかったなー。という余談。

バスの中で感動したのを覚えている。あまりにもキラキラしているし、これが最初で最後なんだっていう覚悟みたいなのも見えた気がした。ずっと楽しそうに踊ってて、でもキメるところはキメて………って文句の言いようがなくて、ここで初めて匠海を1pickにしようと決めた。

プデュを頭から見るのは初めてだったから、最初は楽しく見よ〜なんて呑気になっていたら、もうコンセプトくらいからどんどん情緒がおかしくなっていって、こんなにも人を狂わせるコンテンツに出会ってしまったこと、人を狂わせるくらいのパワーを彼らが持っていたこと、私はこの番組で色々な練習生に出会えて幸せだったと思う。

6月13日。あの日は一睡も出来なかった。
怖いという気持ちが全てだった。事前に本人の口から「これが最初で最後の挑戦」なんて言葉を聞いて、ゾッとした。もしここで、名前を呼ばれなかったら、もしかしたらもう出会えないのかもしれないと変なことまで考えていた。

そして、放送が始まり速報が4位だった。嬉しかったのとここで急落するかもしれない気持ちが入り混じってぐちゃぐちゃだった。
そして、ここで2pickが圏内に入っていないことを目の当たりにして、胸がバクバクしていたのを今でも覚えている。

匠海は5位で呼ばれて、その時は本当に嬉しかった。
色んな友達から「おめでとうー!!」って言われて、徐々に現実味を帯びてきたけど、2pickが入ってなかった。

複雑だった。

嬉しいのに、どこか100%の気持ちで喜べない自分がいた。だから、ファンクラブに入るのも最初はすごい迷った。中途半端な気持ちって1番ダメな気がしたからだ。

一晩よく考えて、ファンクラブに入った。翌日は匠海の誕生日だった。
ここから如実にデビュー組と出来なかった組の格差みたいなのが見えた気がする。
後日公開されたビハインドでは、デビューしたINIは各メディアの取材、デビューできなかったみんなはせっせと帰る用意をしていた。
私はそれが苦しかった。


思い出話になってしまった。

それからデビューまでの空白期間は色々なコンテンツが上がったりして、INIの誰も否定しない大らかな心が大好きになった。

私は匠海に、INIに出会えて色々変われたと思ってる。
それまでずっと好きだったジャニーズのオタクを卒業して、匠海のこと応援してたら絶対に楽しいって勘が働いた。それはあながち間違いじゃなかった。

何事も飽き性な私が、2年間同じ熱量で人を好きになれるって本当に奇跡に近い。何なら日を増すごとに好きになってる。
ジャニーズの時は好きとそうでもないの波が激しくて自分でもコントロールが難しかった。

匠海の好きなところはいっぱいある。
例えば、現状に満足していないところ。

私たちに見えないところでたくさん準備をして、本番に備えているINI。イベント時にはほとんどメンバーからプラメが届いて、それが楽しみだったりする。私は毎月全員のを取ってないから、みんながどのような言葉を紡いでるのかを知るのには限界がある。だけど、私の体感的にほとんどが「やり切った」「楽しかった」という言葉だった。
そう言ってくれるのもすごい嬉しい。だって実際私たちだって楽しかったし。

でも、匠海はもちろん、楽しい気持ちを見せつつも「まだいける」と更なる高みを目指しているところが好きだ。
現状の自分達のパフォーマンスに満足をするんじゃなくて、この経験を踏み台にしてもっと良いパフォーマンスをしたい、できると口に出して伝えてくれる。私はそれがすごく嬉しい。

これからどんなパフォーマンス見せてくれるんだろう。楽しみでいっぱいだなあ。

あとは、寄り添ってくれるところも好き。
人生、生きてれば楽しいこともあるし辛いこともある。何なら私は辛いことの方が多いと思ってる。
そんなクヨクヨしてる時に魔法のような温かい言葉をかけてくれる。
就活で心折れそうになった時、何度も何度も救ってくれた。大好きなプラメを印刷して、部屋中に貼ったし(本当)、常に持ち歩く財布にも入れて(本当)元気がない時は見てた。

頑張るという言葉は時に励みになる一方で、辛くなる言葉だなあと思う。自分では頑張ってるつもりでも「頑張れ」というたった4文字で気持ちがネガティブに働く時だってある。
でも匠海は「一緒に」って毎回つけてくれる。私はそれがすごく嬉しい。
私だけじゃないんだ、匠海だって頑張ってるし、みんな頑張ってるからここで折れちゃダメだって気持ちを持っていける。

本人は日本語もままならない、って言ってたけど、わたしはそんなことないと思うな。だって実際に救われてるし、目には見えないパワーを持ってるから。
もちろん、色んなところからインプットするのも素敵だな〜って思うけど、私は匠海のありのままの文や言葉が好きだったりするかな。


ほかにもさ、いっぱいあるんだよ。
プロという自覚を持っているところ、自分たちのことアイドルって言わずにアーティストって言ったりするところ、笑顔が可愛いところ、歌が上手いところ、何事も全力なところ、座右の銘が精一杯なところ………………

キリがないくらい出る。


ツアーの時聞くことはできなかったけど、TOKYO FMのライブの時に武道館でHEROを歌う匠海が見れたのは本当に嬉しかった。憧れでもあった日本武道館という地に再び戻ってきて、ステージの中心で歌っていたのは、間違いなく匠海だった。

個人的に熊本の初披露の時に立ち会えなかったのは自分のオタク史上でもかなり後悔しているので、武道館で聞けた時はとても嬉しかった。
11人の円の中心になって、歌声を轟かせようとしている姿がやっぱり大好きだ。

すごく個人的な話になることに加えて、内容も重複してしまうが、ここ最近本当に精神的に苦しい日々が続いていて、メンタルの不調から体調を崩している。笑っている時間よりも泣いてる時間の方が多くて、自分自身に嫌気が差しているんだけど、そんな限界な時でも踏ん張れるのは「一緒に」頑張ってる感覚があるからだなあと思う。
匠海「も」お仕事頑張ってると思うから、私も頑張らなきゃなって思うし、もう少し頑張って生きれば大好きな人からの言葉やメールが自分の元に届くかもしれない。
そう思うと自然と頑張れる。

匠海はよく、「支えになれるようなアーティストになりたい」と言っていたけど、私の中ではもう十分くらい支えになっているよ。
BREAK THE CODEのオーラスで、「支えになれてるのかなって不安で………」って涙目に話してた姿が忘れられない、あの時に声出しが解禁されてたら「なってるよー!!」って叫んでたと思う。

大袈裟かもしれないけど、本当に人生救われてるよ。これはヨントンで直接言いたいからもうこれ以上喋るのはやめようかな。


「10年INIとして続けていきたい」「常に売れなければならない」誰よりも未来について真剣に考えている匠海。

正直、INIが何年続くかはわからない。捉え方によってはすごく辛い響きかもしれないけど、この業界は予測のつかない界隈だから、ある日突然形が無くなってしまうことも考えられなくはない。私も経験上として、ずっと一緒にいるだろうな〜と思っていた人たちがいきなり目の前からいなくなったこともあったので、こればっかりは私も予想がつかないのだ。

本音を言えば、永遠に11人でいて欲しい。
でも永遠、という言葉は時に残酷な言葉になりかねない。永遠なんていう概念はそもそも存在しているのかすら分からないからだ。


どこか暗くなってしまったかな、と思うのでわたしからの願いを届けたい。

匠海が今日という日を笑って過ごせていますように。
絶対に幸せになって欲しい。誰よりも幸せになって欲しい。過去の辛かったこととかしがらみとか、そんなのを気にしないくらい幸せになって欲しい。
誰かのためを思って涙を流せるくらい、心が大きくて人想いな人だから、幸せにならなきゃいけない人だと思うよ。

そして、匠海がINIが思い描いている夢を一緒に見続けることができますように。
ドームに行きたい、と言っていたね。絶対に叶うよ。匠海が口にしてきたことは全部叶うし、叶った時はどんな景色が見れるのか楽しみだ。

匠海に出会ってから本当に毎日の生活に彩りや楽しみが増えた。盛ってるように聞こえるかもしれないけど、本当だよ。出会えてよかった。

こうやって読み返すと、すごい激重ラブレターになってるけど、これが私の今の彼に贈りたい気持ちと言葉なので、ありのままの言葉で紡がさせてもらった。


これからもまだ見ぬ景色を一緒に見れますように。
24歳の匠海ともたくさんの思い出が作れますように。




おめでとう、私のHERO




2023.6.14







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